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2020年10月18日

三里の力

寝る前のベッドの中とか、ちょっとした時間にパラパラとめくっては、心にインスパイアを頂く本が、俳人の宇多喜代子先生の歳時記「わたしの歳時ノート」である。

その中に、「味噌汁一杯、三里の力」という一節があった。恥ずかしながら、この言葉は知らなかったが、宇多先生は、小さい頃、食事の時にぐずぐずしているとお母さまからこの言葉を掛けられ、食べなさいと促されたそうだ。お母さまの作る味噌汁は、具だくさんで、確かに三里を歩ける力になるような滋養にあふれたものだったという。
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私も毎朝味噌汁を作る。季節や、冷蔵庫の在庫によって、何を入れようかと考えながら作る。基本は、冷蔵庫のストック食材の事情もさることながら、私の体が何を欲しているかという体の声に耳を傾けることを優先する。もちろん消費しなければいけない食材の事情が最優先ではあるが、自らの体の欲求も重要なポイントだ。
例えば、キノコを食べたいということがある。なめこ汁が食べたいなという日だったり、ヒラタケが美味しい季節にスーパーで特売をしていて思わず買ってきた日だったり、などなど。
今朝は、大根の切れ端が中途半端に残っていたのと、同じく食べきる必要のあった油揚げがあったので、一緒に味噌汁にした。(注:写真は、数日前のものです)先週は、大好きなヒラタケが格安だったので、買い求めて2日間味噌汁で食べた。

旬を食べる、ということがある。旬は、その食べ物が美味しい季節であることと、もうひとつ、その食べ物の持つ栄養が、その時期の体に必要なものであることの両方があるのではないか。季節の食べ物と体に必要な栄養とが結びついていることを、日本人の細やかな観察力が見つけ出した知恵なのだと思う。
西洋のスープにも、命のスープという言い方があるらしい。汁物は、体になじみやすい。
風邪をひきそうになると、私はいつもニンニクと生姜をたっぷり入れたキャベツのスープを夕食に作って飲んでいる。たいていは、それで抑え込める。父が体調を崩した時には、栄養のある汁物を出してやろうと真っ先に考えた。

さて、明日の朝は、何の味噌汁を作ろうかな。













2020年10月17日

米粉の魅力

数日前に、料理番組で米粉のシチューを紹介していた。米粉はグルテンフリーでもあり、なかなか健康的な感じでカロリーも少なそうだし、小麦粉のシチューに比べて軽そうな印象だった。以前から米粉には興味があって、使ってみたいと思っていたので早速買ってきた。

3日前のことではあるが、まずはTVで見たシチューを作ってみた。小麦粉であればバターで粉を炒めてホワイトソースをつくるのだが、米粉シチューは、米粉を水で溶いて、煮た具材に加えるだけ。簡単で、しかもあまり重い感じがない。実際のカロリーはどうなのか定かではないが、罪悪感が少なくて、軽くて食べやすい感じだ。何よりも煮込んだ材料に加えて10分ほどで出来てしまうのも嬉しい。それでいて、味はちゃんとクリームシチューしている。少しとろみが少ないスープシチューのようだが、これなら十分いける。写真の通り、エビとキュウリとアヴォカドペーストを塗ったパンと一緒に美味しく食べた。
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翌日は、ふと思いついて米粉お好み焼きを作ってみた。正確には、里芋でお好み焼き、というのをやはりTVで見て作ってみようと思ったのだが、これを米粉を加えてやってみると良いのではと、ふと思いついた次第。
ミキサーを出すのが面倒で、茹でた里芋を刻んでからすり鉢ですりおろして玉子と米粉で混ぜた。
結果的には、さっぱりした軽い感じの仕上がりのお好み焼きになった。
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ということで、米粉はいろいろ使えそうだという感じで、今度はこれでパンを焼いてみたいと思っている。

#米粉













2020年10月16日

義理と人情

今朝は、父が眠気が抜けずだるいと言ってなかなか起きなかった。「昨日疲れたから」と本人は言っていたが、おそらくまたゴルフをやった夢でも見たのではないかと思う。しかし、昨日はデイサービスの帰りに県知事選の期日前投票に連れて行ったから、いつもより多少余計に動いたことは確かである。(残念ながら、本人は、昨日投票に行ったことを、もう忘れていたけれど。)
そのためなのか、体調が思わしくなかったせいか、今日は10時を過ぎても起きられない状態だったので、食事は、11時過ぎに、朝昼兼用で食べさせた。

長く地方政治に係わっていたこともあって、父は、投票を本当に大切にしてきた。これまで何度か入院したり、体の具合が悪かったりした時でも、選挙の時には是が非でも投票所に連れていけ、と言い張り、その通りにしてきた。
201016投票DSC_0113.JPG
  
今回も、先週末頃から「投票に行く」と言い始めていたので、父の体調が良くてお天気も良い日があれば連れていくかと考えていた。昨日は、体調もまあまあで、デイサービスの日とも重なったので急遽実行した。車椅子で投票所に連れていったのは、これで二度目だと思う。前回は、自分でも歩けるがサポートが大変なので車椅子を使った。寝たきり老人である今回は、どうなることかと心配をしたが、なんとか自分で投票用紙に記入していた。

投票を大切にすることについて、その理由を父に聞いたことはないが、一票の重みを身をもって知っているからだろう。県会議員選挙の時には、今でも地元議員の事務所には顔を出そうとする。前回の県会議員選挙の時にも、一人では動けなかったのだが、顔を出しに行くと言い張ってきかず、止める私と言い合いになった。結局その時には我慢してもらったが、私が代わりに顔を出すことになった。本当に頑固な人で、彼が頑固を通そうとするものは、選挙と葬式である。どちらにも共通するのは、「浮世の義理」ではないかと思う。父の大事なことは、義理と人情なのだ。投票と葬式は、ある意味それを象徴する事柄だと思う。

さて、今回の県知事選では、五選を目指す現職と、民間企業のトップを経験した新人候補が接戦を展開している。自民党県連も分裂し、義理と人情の板挟みになっている人もいるのではないだろうか。かなり拮抗した戦いになるのではないかと私は思っている。
県政の未来はどうなるだろうか?保守王国である我が県も、近年は投票率が低くなっている。県民の皆様、投票には行きましょう。

#富山県知事選挙















2020年10月15日

サヨナラ、天才

数日前のことでありながら、今の世の中のスピードでいうともはや旧聞なのかもしれないが、筒美京平さんが亡くなられた。
私にとっては、子供の頃からずっと、テレビの歌番組を見ていて字幕に表示される作曲者名で、彼のお名前を見る事がずいぶんあったように思う。少なくとも私はそんな印象を持っている。
ニュース報道で、代表作としてひんぱんに取り上げられていたのは、「魅せられて」と「ブルー・ライト・ヨコハマ」、「また逢う日まで」であった。いずれもレコード大賞や売り上げ記録など大変なヒット曲ばかりである。「ブルー・ライト・ヨコハマ」は1969年、私が中学生の頃だ。遠足のバスの中で歌ったような記憶がある。いしだあゆみのクールで乾いた歌い方と個性的な声とメロディーは、それまでの歌謡曲とは全く違った印象を与えた。(ちなみに、今回、この原稿を書くために調べていて、ブルーライトヨコハマは、「ブルー・ライト・ヨコハマ」と一語ずつナカグロで区切っていることに初めて気が付いた。橋本淳さんのこだわりだろう)
201015ブルーライトヨコハマ.jpg

あらためて見てみると、1979年の「魅せられて」は、作曲家総売り上げ枚数7560万枚で歴代第一位!、さらにレコード大賞作曲賞も受賞というすごい記録。1969年の「ブルー・ライト・ヨコハマ」も作曲賞を受賞している。そして、「また逢う日まで」は、1971年のレコード大賞を受賞。いやはや恐れ入る。

彼の作品リストを見ていると(検索すると、こういうものでも、すぐに出てくるこの時代は、本当にすごい)その作曲数のすごさにもびっくりしたが、私の記憶の中で、強い印象を持っている曲の多さにあらためて驚かされる。
「バラ色の雲」:ヴィレッジ・シンガーズの曲は、子供の頃から長年口ずさんでいた。そして、今は篠山紀信氏の奥様である南沙織のヒット曲「17才」、そして、アニメ、サザエさんのテーマ曲などなど、とても書ききれない。

訃報によって、本当にすごい作曲家、天才だということをあらためて知らされた。
昭和という時代の文化を担った人が、またひとり消えていった。心からご冥福をお祈りしたい。
#筒美京平














2020年10月14日

ハンバーグをきちんと作る

父が少しでも食べやすいような食材を、ということと、餃子などをひんぱんに自分で作るようになったので、ひき肉を買うことが多くなった。
ということで今日のランチは、ハンバーグに。
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ハンバーグも、ひき肉をこねてちゃんと作るとなかなかに奥が深い。基本は、ひき肉と玉ねぎのみじん切りとパン粉である。
塩コショウの他にナツメグとか香辛料を色々加える人もいる。今日は、昨日テレビで見たdancyu・植野編集長が作っていた名店のレシピにトライしてみた。といっても、玉ねぎを炒めてからタネに混ぜることと、先ほどの基本配分に、あとは玉子を加えるくらい。
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録画していなかったので、記憶を頼りに作り始める。こね方と焼き方が大切だ、と昨日の番組では言っていた。私もあまり色々加えるのは好きではないので、このレシピにはシンパシーを覚えた。
いつもより気を張って、材料をしっかり混ぜてこねる。しっかり混ぜると材料どうしがなじんで旨味が増す。あとは焼いている時の音の変化に注意しながら丹念に焼き上げるだけだ。

ハンバーグのタネ作りと並行して、常備菜のザワークラウトも作った。その他の付け合わせは、ニンジンとヒラタケのバターソテーとキュウリとトマト。

フタをしたフライパンの音が少し変わったところで、フタを取って肉をひっくり返す。
いい色に焼けている。肉汁の出方はちょっと少ないが、もうお腹がすいて我慢できないので完成ということに。

食器は、母が50年くらい前に洋食を盛るのに使っていた昭和のお皿に盛りつけた。

シンプルだが、安心感のある美味しさであった。基本をしっかりと抑えるということは、料理だけでなく何事によらず大切なことだ、とあらためて感じた。

#ハンバーグ














2020年10月13日

バジルとイタメシ

いったいいつ頃から、バジルが日本の食卓に登場したのだろうか?
今日もバジルの鉢植えに誘われ、ランチにバジルのパスタを食べながら、そんなことを考えていた。
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たぶん「イタメシ」という言葉がはやり始めた頃ではないかと思い、検索してみたら、イタメシについてこんなことが書いてあった。曰く、本格的なイタリア料理を出す店がどんどん増えていったのは、1990年代だという。この頃からイタメシという言葉が雑誌に頻繁に登場するようになりイタメシブームが訪れたようだ。

ちなみに、その記事に書いてあってむしろ印象的だったのは、イタメシという言葉を、20代の人はほとんど知らなくて、30代は聴いたことがある、というレベルだということ。私などは、流行ったのがついこの間のような気がするから、誰でも知っている言葉かと思っていたが、イタメシを知っているのは、40代以上だという。確かに、1990年代のブームであれば、30年も前のことだから、今の40代でも10代なわけで、そりゃ確かに20代は知らないはずだ。
このブームによって、子牛や子羊などの食材も出回るようになったとも書かれていたから、おそらくこの頃からバジルもスーパーに並ぶようになったのだろう。

それが今や、全国ほとんどのスーパーで、生のバジルの葉を買うことができる。スナック菓子のフレーバーにも使われたり、こんなに香りが強いのに、子供でも平気でバジル入りのピザを口にする。どこのパスタ屋さんに行ってもたぶんバジルのパスタは食べられるだろう。
イタメシという言葉は死語になったようだが、バジルを食べる食文化は、完全に日本に定着しているようだ。カレーライスもラーメンもそうだが、日本人は、外国から入ってきた食文化を見事に「編集」して、自国のものにするのが得意だ。

さて、ジェノベーゼ用に、バジルの葉っぱを摘んでバジルペーストでも仕込んでおくとするか。

#バジルのパスタ  #イタメシ













2020年10月12日

SNSの良識

あまり取り上げたくもないのだが、元気になったあの人が、またツイッターであれこれと投稿しはじめている。いずれも大国の大統領とは思えないような低レベルの内容ばかり。今回は誹謗中傷ではないけれど、相変わらず科学的見識の欠如した軽薄な投稿である。
曰く、「ホワイトハウスのドクターから、私は、人に感染させる可能性はない、と言われた、嬉しい!」と。
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これに対して、ツイッター社は、この投稿を表示する前に警告を発するという「対策」を講じている。「このツイートは、COVID-19に関連する誤解を招く可能性のある有害な情報の拡散に関するTwitterルールに違反していました。・・・」と。ただ、後半では、「このツイートの社会的な関心(利益と訳すべきか?)を鑑み、この投稿へのアクセスは維持する〜」というような表現も書かれている。(英語はあまり得意ではないので間違っていたらご容赦)自由を尊重しながら、ルールも示すというツイッター社の姿勢は、適切な対応であり、その健全なる良識に、大変にシンパシーを覚える。
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SNSには、本来発言の自由がある。しかし、発言の自由の前提には、社会的良識が求められる。社会的な良識やルールを踏み外さないこと。しかしながら、その良識にかける人がSNSを使うと、そこにはモラルの乱れが生じてしまう。しかもそれが大きな影響力がある人であればなおさらだ。
彼の頭の中には、選挙で再選されることしかない。しかも、あらゆる手を使って。
最高裁の判事も、自ら指名した彼は、もし選挙で負けることがあれば、おそらく、郵便投票の無効を訴えて最高裁に持ち込んで法廷闘争するのだろう。

良識のない人に、社会的良識を持って対応することは、成立しない空しい行動なのかもしれない。だって、彼には、社会的良識は理解不能のことなのだから。

#トランプ大統領のツイッター #SNSの良識














2020年10月11日

ウィンクの日とAIと

昨日は、2020年の10月10日だった。なかなか素敵な並びの日付である。昨日日記を書いている時に気が付いた。
そして今日は、「ウィンクの日」だという。朝、AIスピーカーのアレクサにおはようと声をかけたら、そのリアクションのついでに教えてくれた。
数字の10と11を横にするとウィンクに見えることからそうなったらしい。検索してみると、確かにそうらしいが、その由来は不明のようだ。今どきは、SNSなど思いがけないことから都市伝説も生まれるので、あるいはそのたぐいなのかもしれない。でもちょっと可愛い話だなと思う。
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アレクサは、なかなか楽しい。もう2年くらい使っていると思うが、時計や、アラーム、タイマーなどの機能を、声だけでコントロールできるのはけっこう便利だし、おはよう、とかおやすみ、とか声をかけると、毎日違った反応を返してくれる。今回のように、ウィンクの日を教えてくれることなど、時々思いがけないリアクションもする。以前は、呼びかけてもいないのに、夜中に突然、「すみません、わかりません」などと声を出したりもしたが、最近はそれもなくなった。
音楽も、アーチスト名を言えば、自由に音楽を聴くことができるし、ラジオも声だけで選局して聴ける。
アレクサは、AMAZONの製品だから、AMAZONで買い物をすると、配送される日には、メッセージで教えてくれる。

今や、AIは、ものすごい勢いで、我々の生活の中に静かに浸透してきている。顔認証もそうだし、携帯電話のGPS機能などによって、自分の知らないうちに、移動した履歴は集計されデーター化され、AIの知恵のひとつとして吸い上げられている。ビッグデータという言葉が叫ばれたときには、いまひとつピンとこなかったけれど、コロナVの発生によって、携帯を持っている人間の行動のビッグデーターが、完全に掌握され集計され二次活用されていることにあらためて驚かされる。

今日も、AMAZONのサイトを開くと、私専用のおすすめ商品がリコメンデーションされる。いったいどれくらい私の個人情報が、まとめあげられて集約されているのだろうか?AIは確かに便利だが、その便利さの裏で、私たちは知らぬ間に行動やプライバシーを丸裸にされている。

#ビッグデーター













2020年10月10日

バジルに誘われピザを焼く

バジルの鉢植えに水をやっていたら、久しぶりにピザが食べたくなり、昼前から生地をこねはじめた。
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11時半頃に作業を始めて、発酵は30分程度に。生地がふくらんだところで、ガスを抜きもう一度軽くこねてから、ラップの芯で丸く伸ばす。
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具は、ウィンナを切ったものとバジルの葉とチーズだけ。生地に塗るトマトソースは市販のピザソースで。実は、朝の残りご飯半膳と味噌汁の残りと焼き魚などの残り物を食べて、足りない分をピザで補ったので、サイズは小ぶりにした。残りの生地は、今夜パンを焼く。
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ピザが焼きあがった。もちろんデリバリーピザのように華やかではないけれど、十分美味しい。何よりも摘みたての新鮮なバジルの香りが嬉しい。
生地を作り始めてから焼き上がりまで、約1時間で完了。パン生地を作るのとレシピはほとんど同じなので、今では、すっかり馴れて手際よく作ることができるようになった。

こうして小麦粉をこねて、パンやピザ、マドレーヌなどを作るようになると、焼きたてがいかに美味しいかを実感できる。それに馴れてくると、市販のものを買う気がしなくなってきた。
考えてみたら、人間は、世界中で小麦粉をこねていろんな食べものを自らの手で、家で作ってきたのだから、決して難しいことではないわけだ。コロナVによる自宅待機によって、たくさんの人が私と同じように、家でパンを焼いたりお菓子を作ったりするようになっているという。それは、コロナVがもたらした新しい生活様式とやらの中にあって、まさに新しい様式かもしれないと感じている。

#手作りピザ













2020年10月09日

千両役者の鶏スープ

私の常備菜というか、食材というか、スープストックというか、料理の最重要アイテムが、鶏手羽元を煮込んだスープだ。今日も、昼から仕込んでいる。
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ほとんど一人で食べるので、手羽元は、3本だけ入れる。5本入りとかを買って余った場合は、スープに使うもの以外は、タレにつけてから、片栗粉をつけて唐揚げにして食べる。あ、父のおかゆを作る時にも、この滋味あふれるスープを加えるから、正確には一人だけでは食べていない。
スライスしたショウガと、ニンニクと塩を入れて、1日煮込んでから、煮物など和食に使う分を取ったあとで、オリーブオイルをひとたらしする。あとは、毎日朝昼晩に火を通しておく。2日目から3日目が美味しい。

このスープは、煮物にチョイ足ししたり、ラーメンやにゅうめんなど麺類のスープのベースに使う。あと、重要な使い方が炒め物に少し入れることだ。「町中華でやろうぜ」を見ている人ならわかるだろうが、中華のお店では、炒め物などに必ずラーメンスープを少し加えている、鶏手羽スープは、いわば私の略式ラーメンスープ。だから、豚肉とニラとモヤシ炒め、などを作る時には、さっと炒めたところでこのスープをちょこっと入れる。これと味の素で、町中華の炒め物の味になるのです!
そして、ラーメンスープに使った場合も、2日目を過ぎたあたりなら、手羽がとろとろになっているので、この肉をほぐして加えた麺にすれば、とりつゆそばがすぐに出来上がる。
2日目以降で柔らかくなった手羽元の肉は、カレーやシチューにも使える。

そんなことをあれこれイメージしながら、じっくりと手羽元を煮込む、といっても、ずっとそばにいるのではない。キッチンのテーブルで、パソコンでメールを見たり原稿を書いたりしながら、スープを見張っている。基本は何もしていない。水分が減ったら水を足し、場合によっては塩を少し足すくらいだ。あとはアクを取る。今夜は、モツ鍋にも、ほんの少しこのスープをブレンドした。

今日は金曜日。2日後の日曜は、柔らかくなった手羽元を使って、カレーかシチューでも作ろうかな?
このスープは、本当にどんな役でもこなす千両役者である。

#鶏手羽元のスープ
#手作りピザ













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