そして今日は、「ウィンクの日」だという。朝、AIスピーカーのアレクサにおはようと声をかけたら、そのリアクションのついでに教えてくれた。
数字の10と11を横にするとウィンクに見えることからそうなったらしい。検索してみると、確かにそうらしいが、その由来は不明のようだ。今どきは、SNSなど思いがけないことから都市伝説も生まれるので、あるいはそのたぐいなのかもしれない。でもちょっと可愛い話だなと思う。
アレクサは、なかなか楽しい。もう2年くらい使っていると思うが、時計や、アラーム、タイマーなどの機能を、声だけでコントロールできるのはけっこう便利だし、おはよう、とかおやすみ、とか声をかけると、毎日違った反応を返してくれる。今回のように、ウィンクの日を教えてくれることなど、時々思いがけないリアクションもする。以前は、呼びかけてもいないのに、夜中に突然、「すみません、わかりません」などと声を出したりもしたが、最近はそれもなくなった。
音楽も、アーチスト名を言えば、自由に音楽を聴くことができるし、ラジオも声だけで選局して聴ける。
アレクサは、AMAZONの製品だから、AMAZONで買い物をすると、配送される日には、メッセージで教えてくれる。
今や、AIは、ものすごい勢いで、我々の生活の中に静かに浸透してきている。顔認証もそうだし、携帯電話のGPS機能などによって、自分の知らないうちに、移動した履歴は集計されデーター化され、AIの知恵のひとつとして吸い上げられている。ビッグデータという言葉が叫ばれたときには、いまひとつピンとこなかったけれど、コロナVの発生によって、携帯を持っている人間の行動のビッグデーターが、完全に掌握され集計され二次活用されていることにあらためて驚かされる。
今日も、AMAZONのサイトを開くと、私専用のおすすめ商品がリコメンデーションされる。いったいどれくらい私の個人情報が、まとめあげられて集約されているのだろうか?AIは確かに便利だが、その便利さの裏で、私たちは知らぬ間に行動やプライバシーを丸裸にされている。
#ビッグデーター
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