アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2024年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
日別アーカイブ

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2022年10月14日

鉄道開業150年

今日は、日本に鉄道が生まれてから150年の記念日だという。
ウィキペディアによれば、日本初の鉄道路線である新橋駅(のちの汐留駅)から横浜駅(現:桜木町駅)間が、1872年10月14日(明治5年9月12日 (旧暦))に開業したということである。新橋と横浜をはじめ日本各地の駅で、様々なイベントが展開されたことが、一日中ニュースで報道されていた。
221014鉄道150年新橋.jpg

考えてみれば、50年前、つまり開業100年の時、私は、18歳、たぶん高校生であったと思うが、あんまり印象に残っていない。たぶん大学受験で頭がいっぱいだったからだろう。
ためしに検索してみると、100周年ということで、やはり大規模なイベントが色々行われていたようだ。

この小さな国土で、いや小さな国土ながら、実は世界に類をみないほど鉄道網が全国に張り巡らされている。日本人は当たり前だと思っているところがあるけれど、これほど鉄道網が発達している国は他にないのである。九州では、武雄温泉につながる新たな新幹線が誕生し、北陸新幹線も、まもなく福井まで延伸されようとしている。
馬車の歴史を中心としてきた国の多くは、車と道路を優先して交通網を発展させてきた。しかし、日本は、海外から入ってきた鉄道の持つ力とそれをネットワークすることがもたらす社会価値に着目してきた。
もちろん平行して国道の整備も行われてきたが、鉄道は、今日に至るまで物流から旅客まで、人とモノを日本中に移動させてきたのである。そこには、様々な経済人の思いもあった。わが県出身の浅野総一郎など、鉄やセメントといった社会インフラの基盤を作る素材が、これから大きな存在になると考えた経済人や政治家は、それを運ぶネットワークの構築に尽力した。今の政治家よりもはるかに未来を見通す力で国を作ろうと考えていたようにも思う。

そうして、発達してきたネットワークは、一方で大きなコストも抱えるため赤字路線と言われるものも数多く出てきていて、単純に手放しで喜べる交通インフラではなくなってきている。

私が子供の頃、母に連れられて駅に行き、煙を吐きながら蒸気機関車が入線し出発していった時の音と姿を、おぼろげながら覚えている。駅で列車を見るのは楽しみだった。
「チッキ」という駅に持ち込んで荷物を送る仕組みもあって、初めて東京に出て行った時には、ずいぶんお世話になった。父もよくそれを使って荷物を送ってくれた。まだ宅急便などは発達していなかった。しかし、縄で縛られ荷札をつけられた荷物の姿は、それを準備してくれた父の思いも感じ、懐かしい記憶として脳裏によみがえってくる。こうして書きながら、「北陸本線全線電化」というのも大きな話題になっていたなあということを思い出した。

今自動車においても、EVへの急加速が世界中で始まっている。ホンダが、二輪車をすべてEV化するいうニュースが流れたり、ソニーと一緒にEV自動車を作るなど、いったい誰が想像しただろうか?交通インフラも、大きな変化の時代を迎えている。

50年前、夜行急行の4人掛けの椅子席に座って、東京と田舎を往復したことを懐かしく思い出している。その急行列車も今はもうない。
次の50年の間に、鉄道はどのように変わっていくのだろうか?

#鉄道開業150年

2022年10月10日

ブリカマの旨さ

昔と違って、北陸では、ほぼ一年中、ブリがスーパーなどの店頭に並んでいる。
しかし、やっぱり、秋から冬にかけてのブリが旬の味である。

私は、ブリカマが大好きである。切り身を買うより、カマを買うほうが多いかもしれない。
ひとつには、切り身より安く買えるからだが、焼いた時の身の旨さが、切り身よりも美味しい気がする。以前も書いたが、我が家では、ブリは、切り身でもカマでも味噌漬けで食べることが多かった。北陸では塩焼きよりも味噌漬けにするご家庭のほうが多いのではないかと思う。(あくまで個人的見解です)

221010ブリカマ.jpg

というわけで、今夜は、豚ブロック肉の塩ゆでや、サラダチキン、ゆで野菜とパンとワインなどの洋風メニューだったにも関わらず、強引にブリカマの味噌漬けも割り込ませた。
実は、そろそろ食べないと漬かり過ぎになってしまうなあということと、今夜の父の介護食のおかずに、ほぐして刻めばちょうど良いなと思いついたという次第(笑)

とはいえ、10月も初旬を過ぎて、ブリの美味しさが少し増してきたようにも感じる。
もちろん本格的な旬は、11月以降だが、刺身でも切り身でも、店頭に並ぶブリの良が増えた気もする。

ついこの間まで、暑さにへばっていたのが、あっという間に秋が深まり、百年古民家では、電気ストーブをつけ始めた。そして、また雪の季節がやってくる。
寒さも雪も体に堪える年になったけれど、北陸ならではの冬の味覚もまた楽しみではある。

#ブリカマ 




2022年10月04日

アラートの朝

いつものように7時過ぎにキッチンに行き、ラジオのスイッチを入れた。
毎朝聞いているNHKラジオの番組が始まっていたが、突然音声が中断され、「ミサイル発射です、ミサイル発射です」というアナウンサーの連呼する声が聞こえてきた。
テレビをつけると、真っ黒な背景に赤と白文字で、緊張感のある警告画面が出ている。
Jアラートだと言っている。
北海道と青森のあたりに黄色い色がマーキングされて点滅している。
「えっ?これってなに、日本にミサイルが着弾するかもってことか?!」思わず緊張が走った。

221004Jアラート画面.jpg

その後、20分ほど経過しても、あまり詳しい情報はわからず、「〜と思われます」という推量型のコメントが続く。20分も経ったら、北朝鮮からなら着弾しちゃうだろう?
建物の中か、地下に入ってください、とも呼びかけているが、青森や北海道の都市部ではないところには、地下鉄も地下街もないだろう。どこに隠れろというのか。しかも、北海道や青森が危険地域だと警告しつつ、あわせて、八丈島など東京都の島しょ部も警戒地域になっていて、??と思った人も多かったのではないか?このレベルの軌道予測能力で、日本の防衛は大丈夫なのか?と不安になってしまう。

この警報システムは、国際的な緊急事態に対して瞬時に情報を配信する全国瞬時警報システム「Jアラート」という。しかし、防衛省をはじめとする各省庁からの情報は、明確ではなくむしろ不安をあおるところもあった。
しかも、情報確認の時間が長すぎて、本当に追尾しきれているのか?とむしろ個人的には不安になった。これでは、本当に日本列島に着弾するような場合には、到底警告が間に合わないのではないか?
政府は、ミサイルの動きは追尾できていて、日本の国土に危害を与える可能性が低いと判断して迎撃しなかったというが、どうも信頼できない(あくまで個人的感想です)

わが町は、北陸にあり、小松基地からは、車で一時間程度の距離にある。北朝鮮が、重要拠点としているターゲットのひとつであり、北陸の人間にとっては、北朝鮮からのミサイル攻撃というのは、非常に身近な恐怖なのだ。そして、もうひとつ、ロシアのウクライナ侵攻によってあらためて注目されているのが、軍事標的としての原発である。能登半島には、北陸電力の志賀原発がある。この二つの標的と、我々北陸人は、近距離で暮らしている。

今朝のアラートを見ている限り、仮に小松基地周辺にミサイルが発射された場合は、今回のアラートが流れている間におそらく被弾してしまうだろう。今朝のような曖昧情報のアラートが流れている時には、すでに小松で爆発音が起きているかもしれない。

今回は、どうやら、太平洋のアメリカの重要拠点でもあるグアムまで到達できる中距離ミサイルがあるんだぞとアピールするためのようだと言われているが、ソ連製か中国製かどこ製かわからないが、その精度も飛行距離も向上しているようだ。日本にとっては、益々北朝鮮の脅威が増すばかりだ。

個人的には、憲法9条を支持し、軍事力強化には、あまり賛成していないけれど、最低限の防衛能力の整備が必要だということを、今朝は痛感した。あんなレベルのアラートでは、とうてい国民を守れない。

#Jアラート #北朝鮮ミサイル発射

2022年09月29日

国葬のもたらしたもの

安倍首相の国葬が終わった。16億円とも言われ、海外のメディアからは、日本国内が賛否によって2つに分断されたというような報道もあったようだ。
220927国葬の写真friday.jpg

ちょっとブログを振り返ってみたら、私は、7月17日に「判官びいきと国葬」というようなタイトルで、岸田総理の判断は、ちょっと早計だったのではないかというようなことを書いていた。以下、そのブログの一部を引用する。

>・・・(中略)吉田首相の葬儀については、戦後混乱期に復興の重責を果たした宰相であり「国民あげて冥福を祈る」べきであるという号令のもとで国葬となったようだ。
>詳しいことは、私も不勉強でまだ調べ切れていないので、この機会にもう少し個人的には勉強してみたいと思う。
>しかし、いずれにせよ、安倍さんについては、功罪をあわせもつ政権でもあった。
>未解決の「罪」?もいろいろある。やはり、国会なり外部を交えた専門家会議などで、きちんと議論したうえで、そうすべきかどうかを決定すべきであろうというのが、大多数の国民の思いではないか?(・・以下略)

まあ、比較的早い段階で、国葬を決めたことに対する意見を書いているところは、我ながら慧眼ではないかと思う(笑)

しかし、モリカケから桜を見る会という未解決の問題、そして、自らの突然の死によって、政治と宗教の関係について大きなイシューをもたらしたということは、ある意味彼の最大の功績だったかもしれない。彼を銃撃した犯人の母親が旧統一教会(これも新聞表記的にさけられないのかもしれないが、どうもやるせない)に多額の献金をしてその家庭を崩壊させたことが、犯行につながる動機となったことが、統一教会と政治との深い関係を世にしらしむることになったというのは、皮肉でもある。これによって岸田内閣の支持率は大きく下がり、自民党への信頼も大きく低下している。

そして、おそらく、今回の国葬の経費について、精査がおわったところで国民に報告すると官房長官も伝えているが、それは、さらに自らの首を絞めることになるのではないか?

国葬に対する国内の賛否と国民の政治不信のきっかけとなったのは、安倍首相に向かって引き金を引いた若き犯人の行動であった。彼の放った銃弾は、安倍氏の命だけでなく、資金面や人的支援によって選挙協力してきた旧統一教会の今後にも大きな影響を与えた。
逆恨みとも思える動機による銃撃事件であったが、結果的に、彼は統一教会に対して自らの本懐を遂げたことになるのかもしれない・・・

おそらく、当初の見込みを大きく超える経費支出が予想されるが、首相自ら語ったとおり、この国葬について予算をはじめ、きちんとした検証を行い、それを国民に伝え、その在り方や決め方を含めしっかりと今後につなげていくことが求められている。
#国葬


2022年09月19日

ラジオとネットの新しい関係

山中千尋、今最も人気のある女性JAZZピアニストである。
私も、もう10年くらい前からのファンである。バークリーを首席で卒業し、楽曲を作るセンスも、アレンジの技術も、そして小柄な体からは想像もつかないパワフルな演奏で、叩き続けるようにピアノを弾きこなす姿は、ライブを見れば誰もが驚かされ感動する。

そんな彼女を起用して、富山のFM局が、月〜金の15分の冠番組を作った。彼女の語りとJAZZの名曲を毎日かけるスタイルだが、今年10周年を迎えた。
制作しているのは、私が富山勤務時代から顔なじみのOディレクターである。

その番組も今年で10周年ということで、17日は駅前のサテライトスタジオに山中さんがやってきて公開生放送をするという。実は、明日、10周年記念ライブも行われるのだが、ちょうど父の食事の支度時間から食べさせる時間全部にかかるタイミングだったので、泣く泣くあきらめた。

そこで、10周年記念ライブの代わりに、山中千尋さんの公開ラジオ特番に急遽でかけることにした。父の夕食時間を1時間弱早めて出かけて、すぐにとんぼ返りすれば、寝る前のオムツ作業にも間に合うということで、手早く父の食事ケアを済ませて車を走らせた。
220917山中千尋ラジオ特番.jpg

公開番組は、ミニライブもあり、山中さんと至近距離でお話をする機会にも恵まれ、ライブコンサートに行けない私にとっては、とても素晴らしい時間になった。
放送中には、見ている人から番組ツイッターなどに投稿されたコメントが読まれると、会場に来ている本人が手を挙げるという昨今のラジオとライブの新しい関係も見られた。常連の投稿者は、ラジオネームで投稿しているから、ラジオネームで呼ばれる。
私もそのひとりだが、残念ながら今日は読まれなかったので、あとで自分で名乗ったけれど。(笑)

今、ラジオは、ネットの力と一緒になって、再び面白いメディアになっている。
今日も、放送ではネットされていない遠い県からも投稿があり番組内で紹介された。
radikoのおかげで、有料会員になれば、日本中の放送局を聞くことができる。人気ピアニストである山中さんの番組は、日本中にリスナーがいる。
山中さん自身も、コロナで移動制限がされて以来、富山で収録ができなくなったため東京の自宅からのリモート収録で番組が制作されている。先日は、コンサートのために出かけたジュネーブのホテル、あるいは、久しぶりに帰ったニューヨークの自宅から放送していたこともあった。これもまた、ラジオの可能性を広げているといえる。

コロナがもたらした新たなスタイルは、メディアも変質させている。

#山中千尋 #ラジオ #radiko

2022年09月14日

さよなら、オールドレディ

14日に、約6年付き合ってきたレディとお別れをした。
2001年生まれのダイムラー家のお嬢様は、16歳で私の家に来て、22歳でお嫁にいった。
この世界では、かなりお年寄りなので、お嬢様というよりは、おば様と言うべきかもしれない。
しかし、その古さを感じさせないフロントビューも、リアビューも、私にはとても魅力的だった。
220915C200フロントビュー加工.jpg

年を重ねると、足回りや色んなところにガタが来る。彼女も同じだ。
4年ほど前には、ヨーレイトセンサーが故障し、結構な出費を私に求めた。
ドイツ生まれのオールドレデイは、お金がかかる。
もちろん、これまで何台も古い欧州車とつきあってきているので、たいていのことには驚かないけれど、私自身も前期高齢者となり、自分の体のメンテナンスにもお金のかかるようになってしまった。
220915C200リアビュー加工.jpg

センサーの修理以降は、大きな故障もなかったけれど、最近は、足回りのがたつきを感じることも多くなった。車検を前にして、父の介護など色んなことで負荷がかかってきた私にとって、父のほかに手のかかる老婆の面倒を見ることは、昔と違ってかなり重くなっていた。
次女の、ややコンパクトなレディも、もう中年に突入し、これからまたあちこちにガタがきてお金がかかるかもしれない。そんなわけで、車検を前にして、ついに長女との別れを決心したのである。

手を入れれば、まだまだ乗れるので、本当はもう少しお付き合いを続けたかったけれど、心を鬼にして別れを決めた。

車屋が引き取りに来て、妻と一緒に記念写真を撮り、ミス・ダイムラーを見送った。
妻も、お世話になりました、ありがとうと言いながらお別れをしていた。

ありがとう。また良い人に出会えるといいね。さよなら、C200
#C200

2022年09月09日

Her Majesty

実は、7日にブログ用に「めざせダウニング街」というタイトルで、女王陛下から承認を受け新たに就任したばかりの英国・トラス新首相について書こうと思い、草稿をメモしていたが結局睡魔に負けて投稿できなかった。

そして、今朝目を覚まし、寝ぼけナマコで、いつものようにTVをつけたら、NHKBSのワールドニュースで、フランス・2(ドゥ)のキャスターがエリザベス女王のことを話していて、画面の右下には、”ERIZABETHU1926-2022”の文字が入ったアイコンがあった?!
えっ?!何これ!と思わずNHKに切り替えると、やはりエリザベス女王ご逝去のニュースが・・・・なんということか!
IMG_2022-09-09-10-12-56-743.jpg

確かに昨夜のニュースで健康状態が懸念されているという報道があって心配していたが、これほど早くお亡くなりになるとは思ってもいなかった。

静養先のスコットランドのバルモラル城で医師団の監視下に置かれたということで、結局そのまま亡くなられたようである。
在位70年という、世界のどの国の王様も成しえないと思われる長き君主であった。そして、歴史の当事者、目撃者でもあった。
しかし、気品があり、とてもチャーミングで、けれどしたたかでもあった。私も大好きな方であった。

中学生の時に、英語学習雑誌の付録に、赤いソノシート(薄いプラスチックのレコードのようなものです)が付いていた。それには、ケネディ大統領の演説と、エリザベス女王のスピーチが入っていた。それが、私を英語好きに導いてくれた、初めて聞いた英語のスピーチであった。
高校生に至るまで何度か聞いていたと思うが、残念ながら、ケネディの有名な演説ばかりが耳に残り、女王陛下のスピーチは、発音の美しさ、流麗さだけが心に残っている。これこそがイギリスの正統なるクイーンズイングリッシュなのだということも学んだ。

“Her Majesty” (女王陛下)という言葉もその頃に覚えた。
そういえば、ビートルズも、女王陛下を少し茶化したような歌詞で、このタイトルの歌を歌っていた。でも、それは、女王陛下が大好き、というファンの歌でもあった。
バッキンガム宮殿の前には、深夜のニュースで陛下のご逝去を知った多くの市民が集まり、花をたむけ、女王陛下の死を悼んでいた。誰もが悲しみ、いかに陛下が愛されていたかが伝わってきた。

女王の葬儀は、物議をかもしているどこかの国の元総理のものとは異なり、誰からも文句の出ない国葬となる。世界に中継されるであろう葬儀の中継を見ながらご冥福をお祈りしたいと思う。
Her Majesty どうぞ安らかにお眠りください。

#エリザベス女王ご逝去 #Her Majesty

2022年09月06日

川と海と命と


高岡市で行方不明になって、全国のニュースでも連日報道されていた2歳のお子さんが、氷見の海で発見された。
このお子さんは、2歳の幼稚園児である。お母さんがちょっと目を離したすきに、勝手口からひとりで外に出たのではないかと言われている。(図は、私が赤丸を付けたのであくまで大体の位置イメージです)
220906立野と氷見沖.jpg

実は、このお子さんのお宅は、我が家から車で10分くらいのところだ。海からは遠い。
しかし、川はある。用水路もある。その水の流れは、最終的に氷見周辺の富山湾に注いでいる。ふだんはなかなかイメージできないけれど、田んぼの周りの用水や、私たちが子供の頃に遊んでいた川などは、確かに海につながっているのだ。

昨日、氷見の海で見つかった子供と思われる遺体のDNA分析が行われ、行方不明のお子さんであることが今日判明した。
警察はもとより、近所の人たちもボランティアで手伝うなど数千人が連日捜索をされていたようだ。
我が家から車で10分とはいえ、昔の行政区画では隣町だったので、我々の町の人が手伝うということは残念ながら多分なかったと思うのだけど(もちろん手伝っておられた方もいらっしゃるかもしれません)、見慣れた景色の中で懸命に捜索をされる人たちの姿を連日ニュースで見ていると、本当に切なくなった。

あくまで個人的な感想だが、2歳の子供がそんなに遠くまで歩けるものだろうかと疑問に感じていた。もしかすると誰かにさらわれたのではないかと思ったりもしたが、2歳児でも1kmくらいはひとりで十分歩けるという話をTVで聞いて驚いた。
そして、あの日は激しい雨が降っていた時で、用水や川などが増水していたと思われる。
確かに、用水か川によっては、もし落ちてしまえば、小さなお子さんならあっという間に流されることになる。比較的大きめの用水や川であれば、確かに海にまで流されてしまうということもあり得ないことではないということを今回の事件は、残念ながら教えてくれた。

富山県は、用水に転落する事故発生数が全国の中でも非常に多かった。NHK富山局が特集番組を組んだりもしていた。
これまではお年寄りの事故が多かったけれど、小さなお子さんの場合には、こうして海まで行ってしまうということも起きるという恐ろしさを痛感した。

親御さんの悲しみがどれほどかを思うと、涙もろい前期高齢者の私は、ニュースを見るたびに何度も涙がこぼれてしまった。この事故の教訓は、しっかりと受け止め、このお子さんの命が教えてくれた教訓を、我々はしっかりと受け止めて今後に生かしていかなければならないと思った。
亡くなられた怜音君のご冥福を心からお祈りしたい。

#高岡市2歳児事故

2022年08月31日

9月になれば〜

ついこの間、桜の木を眺めていて、次に田植えされた水田の美しい苗の眺めに心を奪われたと思ったら、もう八月も終わりの日になった。

お盆を過ぎて、夕方の雲の光や風の流れに明らかに、夏とは違う秋の風情を感じたと思ったけれど、今日はまた残暑がきびしかった。
そう言いながら、八月・葉月も今日で終わり。明日からは九月・長月となる。
北陸では、九月に入るとあっという間に短い秋から冬へと向かっていく。
秋の気配を感じたなと思ったら、あっという間に冬が来てしまう。
220831モミジと山椒.jpg

6月に妻が来た時に、中庭で見つけて鉢に植え替えてくれた山椒とモミジの若芽は、いつの間にか大きくなり、山椒は、次々と葉を伸ばし、タケノコの若竹煮に入れることもできるほどになった。モミジは立派にモミジらしい面構えになってきた。
植物に対する彼女のセンスは、専門である学問分野をもしのぐように思う。本人も本当は植物学者のほうが良かったかも、と、昔ぽろっとつぶやいたこともあったように思う。

今日は、二階の雨樋の落ち葉を少しだけ掃除した。一人きりなので、万一屋根から転倒すると、そのまま中庭に落ちて、打ち所が悪ければ、誰にも気づかれぬうちに息絶えてしまうかもしれないから、今日は二階の欄干にロープを結んで体につないで命綱にして、梯子に乗らずになんとか手の届くところだけ葉っぱを掃除した。これでも、かなり雨樋のオーバーフローを軽減できるはずだがどうだろうか?
とここまで書いたところで、天気予報の通り雨が降り出したが、雨樋からのオーバーフローは、どうやらあまり変わりがないようだ・・・やれやれ。

9月から12月までの4か月は、北陸では大きな変化の季節になる。
タイヤ交換や暖房器具の準備など雪と寒さへの備えを意識する期間となる。

そして、9月になれば、私は、またひとつ年を取る。
September come I will 〜 ・・・・
#葉月 #長月

2022年08月30日

曲がり角の秋

円安が続く中で、輸出産業では、プラスの成果も出ているが、夏がすぎたところで、様々な経済変革が進んでいる気がする。
220830オリンパス光学事業売却.jpg
(ヤフーニュースより)
昨日は、オリンパスが、生物顕微鏡などを手掛ける科学事業を米ベインキャピタルに売却することを決議したと発表した。売却額は4276億7400万円で、譲渡益を2023年3月期第4・四半期に計上する。これによって、株価も上がった。
顕微鏡などで実績を作ってきたオリンパスの光学機器ブランドは、この先消えてしまうのだろうか。
オリンパスは近年、内視鏡など医療機器事業に経営資源を集中させる方針を掲げ、構造改革を進めてきた。経営判断というのは、大きな苦渋の決断を伴うことも多いだろう。
長年培ってきた技術とブランドを世界に売り渡すことは、経営者にも社員にとっても辛いことだろう。

そして、以前から噂されていたが、HISもハウステンボス事業を手放すことを発表した。こちらは、本業の旅行業が厳しい環境の中で、ハウステンボスを維持していくことよりも、価値のあるうちに売却益を得て、厳しい経営環境を改善する道をえらんだということだろう。
経営難に陥ったハウステンボスは、HISによって、次々と斬新なアイデアが発表され、元気を取り戻していた。これもまた、残念なところも感じるニュースだった。
220830ハウステンボス.jpg
(ヤフーニュースより)

国際経済では、FRBのパウエル議長の講演での発言が、従来の利上げの方針を継承したものではあったけれど、日本の株価にもすぐに影響を与えた。もちろん、アメリカ経済の状況と日本の金融経済の環境とは異なるので、日銀の判断は、間違ってはいないのではないかと個人的には思っているが、まあ私は専門家ではないので感覚論的なコメントはその程度にしておきたい。

そんな中、今日は、京セラの創業者で、日本の経済界を牽引してきた稲盛さんが亡くなられた。私も、サラリーマン時代に、何冊か彼の本を読んだ。
彼の訃報は、コロナで構造変化を余儀なくされた世界の中で、日本経済が、大きな曲がり角の秋を迎えたことを、なんだか象徴しているような気もした。
あらためてご冥福をお祈りするとともに、来年の春には、日本社会に新たなプラスの動きが起きてくることを期待したいと思う。
そして、ウクライナにも、新たな局面が生まれることを祈りたい。

#オリンパス #HIS #ハウステンボス
検索
最新コメント
タグクラウド
プロフィール
ドミノセブンさんの画像
ドミノセブン
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。