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2022年07月14日

自作銃の報道への懸念

安倍元総理の葬儀も終わり、犯人への聞き取りも進んできて自作銃に関する情報や、銃弾や火薬などについても色々な情報が出始めた。

事件が起きたときに、自作銃ではないか?と私もいち早くSNSに投稿したが、黒色火薬をネットで入手して作ったとか、空の薬きょうを買ったとか、NHKの報道ですら、そうしたことが、簡単にコメントされている。
もちろんきわめて重大なニュースで、その事実関係を明らかにすることは必要だが、こうした情報が放送されたりネットに流れたりするたびに、自作銃や黒色火薬などへの検索は、おそらく膨大な数に上っているのではないかと思う。
220714自作銃.jpg

ガンマニアに限定しなくても、物を作ることが好きな人は数多くいる。そして、当然その中には、ちょっと危ない人も含まれてしまう。
実際、ちょっと試してみようか?と考える人は、今や相当な数にのぼっているのではないかと思う。おそらく自作銃に関連した検索数は膨大な数になっていることだろう。ちょっと見ても、作り方の映像などがたくさん出てくることにあらためて驚かされる。

私も、もし20歳前後のいちばん科学好きだった頃であれば、誰かを殺傷しようとする目的ではなく、物づくりの衝動としてちょっと簡単なものを作って実験してみたいと思ったかもしれない。そしておそらく、そんな思いを持った人は、想像以上に数多く存在しているのではないかと思っている。

鉄パイプに火薬を詰めた弾のようなものを作って詰めてみたり、弾は普通のパチンコ玉などで、後ろに爆発する火薬をつめたような単純構造のものを作ったりすれば、実験してみたくなるのが、こうした工作好きの人間の性分なのである、
今回の事件の模倣犯も心配だが、実は、こうした実験好きの人たちの好奇心が、暴発による事故の増加を招くのではないかと懸念している。

自作銃による犯罪の増加は、これだけ情報が流れた今、簡単に止めることはもはやできないだろう。そして、模倣犯の増加と、ちょっとした遊び心で実験する若者などによる暴発事故も今後増えてしまうのではないかと、ニュースを見ながら心配している。
#自作銃


2022年07月12日

大葬儀と第7波

今日は、安倍元総理の葬儀が、芝の増上寺で行われた。
親族と親しい方たちの参列、といいながら、増上寺の周辺には、驚くべき数の人たちが、別れを惜しんでいた。
220712安倍元総理増上寺.jpg

もちろん、話題の場所に行ってSNSに投稿するために集まった興味本位の人も数多くいたのかもしれない。とはいえ、そうした人たちを含めて、これほど多くの人が、増上寺を出発後、その後の国会周辺から総理官邸まで、安倍氏と関わりの深い場所の沿道に集まり、元総理の最後を見送ったということはおそらくこれまでなかったのではないか。これほどの規模で、遺体を乗せた車に最後の別れが行われたケースというのは、日本の政治史においても、おそらく最初で最後ではないかという気もするがどうだろうか。

海外からの弔電や弔辞、弔問なども、これまでにない数にのぼっているという。
モリカケ問題など色々な事件や批判の多かった方だが、政治家として誠意と情熱を持って取り組んできたということは、ある程度間違いないだろうと思う。
FBをご覧の皆様からはご批判を受けるかもしれないが、憲法改正に対する考え方を別にすれば、個人的には、政治家として一生懸命仕事をした人だと思っている。、

そんな安倍元総理の葬儀の日に、東京のコロナ感染者は、1万人を超えて、1万1千あまりにのぼった。全国でも急激な感染者増となった。
220712コロナ感染者数.jpg
(NHKより)

尾身会長からは、第7波に入っているという言葉が聞かれた。
変異したウィルス、2回目、3回目のワクチン接種の効果が弱まっていることなど様々な要素が重なったのだろうが、また危険なフェイズに突入したように思う。

安倍元総理の死だけでなく、ウクライナ問題から、英国首相の辞任まで、国際政治もまたコロナウィルスと同様に、新たなフェイズに入っているようだ。

増上寺は、徳川家の菩提寺で、6人の将軍の墓所がある。
武家社会の長期政権であった増上寺で、歴代最長の政権となった安倍元総理の葬儀が行われた1日。参院選は、安倍氏の弔い合戦という言葉こそ意外に多く使われなかったけれど与党が過半数を超える勝利となった。
この先、政治の行方も、コロナウィルスも先が見えない。一体どうなるのか?
本当に先の見えない時代に突入したように感じるのは私だけだろうか?
#安倍元総理葬儀 #コロナウィルス第7波

2022年07月09日

国際社会と安倍元総理

安倍元総理は、残念ながら、昨日夕方5時3分にお亡くなりになった。
昨日の昼過ぎに私がSNSに書いたように、自作の銃で2連式のもの、というのが、その後の報道でおおむねその通りだったことは、残念ながら悲しいことでもあった。
昨日のNHKTVは、ほぼ終日このニュースに終始していた感があった。他局のメディアも同様だったように思う。

今朝は、6時過ぎからNHKBS1のワールドニュースを見ていたが、どの国のニュースもほとんどトップニュースで、安倍元首相が銃撃され亡くなったというニュースを報道していた。
220709安倍元総理の海外報道.jpg
(日経ニュースより)

いずれの国も、日本のトップとして最も長く在任して活躍し、各国との関係構築に寄与したという高評価のコメントばかりであった。
トルコのニュースでは、エルドアン大統領のコメントは、親友という言葉を使いながら、SNSなどでも長文の追悼コメントがあったのは印象的だった。また、現在西側諸国に対して強い反発を示しているロシアのプーチン大統領でさえも、思いのこもった追悼コメントを寄せていて、あらためて、国際関係へのアプローチに対して積極的だった安倍氏の8年間が、国際社会の中で日本の総理としてはこれまでにない大きな印象を残したことがあらためて感じられた。

各国ニュースの見出しには、"Assassination"(暗殺)という言葉が目立ったのが印象的だった。
また、銃規制が厳しく安全な国として世界的に高い評価を受けていた日本での銃撃による国のVIPの訃報ということで、その点に関するコメントも目についた。

今日の夕方には、奈良県警のトップが記者会見を行い、警備に不備があったことは否定できないとして非を認めていたが、確かに素人目にも背後の警備が手薄だったことは見て取れた。しかし、事件が終わってから批判したり分析することは、ある意味簡単だが、実際の現場関係者の方々が、過剰に自責の念にかられないかということも懸念している。警備の不備は冷静に分析され今後に生かされるべきだが、過剰な責任追及は、むしろ不毛となることが多い。

また、昨日も書いたが、自作の銃について、今日はニュース番組でも、いろいろと解説が行われていたが、あまりに詳しく報道することについては、やはり模倣犯の増加を招くのではないかと懸念している。
ちなみに、弾はどうやって入手したのかと思っていたが、それも薬莢を入手して手作りしたような報道があった。手作りの弾であれば、あのパイプの太さから言っても、もしかすると、殺傷力を高めるために鉄釘などを入れたのかもしれない。
今回のような手作り銃の真似をして、花火の火薬などを使って遊びで作ったりする若者が出ないことを祈っている。花火などの火薬ていどの銃でも、最も危険なことは、実は、銃を撃つ側に向かって暴発する事故である。どうか、いい加減な興味で手作り銃を作ろうとする人が増えないことを切に願っている。
#安倍元総理死去

2022年07月08日

安倍元首相、凶弾に死す

安倍元首相が亡くなられた。実は、私は彼と同い年で(改憲などの考え方では相容れないところが多かったけれど)最初の総理就任当時から同世代として多少のシンパシーを感じていた。
残念無念である。心からご冥福をお祈りしたい。
220708安倍晋三氏死す.jpg
(ヤフーニュース)

今日の午後、NHKのニュースなどで放送される少し前に、もしかすると手製の銃ではないかとfacebookにも投稿していたのだが、やはり手製の銃による狙撃だったようだ。
私は、高校生くらいまで銃が好きで、拳銃のプラモデルを作ったり、モデルガンもいくつか買ったりしていた。プラスチック製の「つづみ弾」を発射するライフル型のおもちゃなども買っていた。

散弾銃で撃たれたかもしれないという昼前の報道を聞いて、銃身の長い一般的な狩猟用の散弾銃などは、今回の現場では大きくて目立ちすぎるから、あり得ないだろうと思っていた。
犯人を取り押さえた現場映像を見ていて、黒いテープで2本のパイプを束ねたようなものが脇に転がっているのが見えたので、これは、30cmくらいの短めの銃身でバッグに入るようなもので、2発発射するタイプの自作の銃ではないかと思い、昼過ぎに手作りの銃のように思えると投稿したのである。

夜のニュースで、犯人がバッグらしきものから銃を出し発射している映像を見ると、私の想像したショートノーズの手作り銃のイメージに近いものだった。
自作の銃の場合、短めの鉄パイプなどを2本束ねて、簡単な弾込め装置と撃鉄を付ければ、2連発の銃ができる。
1発目がミスショットでも、2発目がヒットすればいいというのがこうした狙撃犯の考え方だし、自衛隊出身で、火器の構造と扱い方を学んでいれば、2発発射型の単純構造の銃なら至近距離の狙撃用に自分で作ることはさほど難しくはないだろう。

ニュース映像を見る限り、元首相の街頭演説でありながら、後方側に対する警備体制の不備は、あまりに手薄で、今後強く責められることになるだろう。おそらく県警のお偉方など責任を取らせる方は多いだろう。国際的にみて、拳銃犯罪の少ない平和な日本とは言え、やはり素人目にもあまりにお粗末な警備であったという気がする。今後は、天皇陛下の市民との触れ合いの機会などでも、警備体制が強化されることになるのだろう。

ところで、もうひとつ心配なのは、この手製の銃の構造が、今後ニュースで流れたり、ネットで広がったりしないかということだ。
単純な構造の銃というのは、乱暴な言い方をすれば、弾を込めて、弾の後ろを撃鉄で強く叩けば撃てるのである。それが自作されてしまう連鎖的犯罪が起きないかというのが、私の気がかりになっている。
どうか、図解入りで、詳しく今回の凶器を解説するような報道をしないようにしてもらいたいと思うけれど、おそらくそれは難しくて、こういうことはガンマニアなどを中心にネットなどで一気に広がってしまうだろうと思う。自作銃のマニアというのは、世界中に数多くいるし、銃を簡単に入手できない日本にも多くのガンマニアがいる。

一昔前に、モデルガンを改造して、殺傷能力のある銃を作った例が数多くあった。
そんなことにならないように、今後の報道内容には、くれぐれも慎重な対応を望みたい。
#安倍元総理死去 

2022年07月07日

コロナウィルスの逆襲?

このところ、またコロナウィルスの感染者が、全国で激増している。
わが県においても、再び200人を超える感染者が発生している。
なんだか不気味な増え方である。ついこの間までは、感染してもほとんど症状が出ないというようなムードになってきて、気が緩み、危機感も少し薄れていたように思う。

しかし今回は、何やらBA.5という新たな変異株がいよいよ日本でも勢力を拡大してきたというらしい。しかも以前のものより、熱が出たり、重症化する傾向もあったり、さらには、ワクチンがあまり効かないという話まである。
220707コロナ感染者国内.jpg
(画像は、NHKサイトより)

ウィルスの変異は、つくづくコンピューターソフトのバージョンアップと煮ている。というか、コンピューターソフトやコンピューターウィルスのあり方と発展のしかたがウィルスの変異に似ているのだ。

コンピューターウィルスも、それを防ぐワクチンソフトが出ると、さらにその力を超えるようにプログラムの形を変えて更新される。
今回のBA5という変異も、プログラムを更新して、ワクチンの効き目を乗り越えてしまうのだろうか?

夏に向けて、これまで開催を中止していた祭りやイベントが次々と開催される予定になっている。旅行需要も復活の兆しを見せ、航空業界も鉄道事業者も期待をふくらませていた矢先に、この感染拡大である。夏休みとお盆休みという大きな人の動く季節の中で、もう一度気を緩めずに個人ができる対策は最大限行う必要があるだろう。

今日は七夕である。久しぶりに祭りの七夕飾りにかけられた小学生が書いた短冊には、「コロナがおさまりますように」、とか「ウクライナの戦争がおさまりますように」と書かれていたという。子供たちの祈りが、ウィルスにも、無益な戦争にも届くことを願ってやまない。
#BA.5 #コロナウィルス

2022年07月03日

こわれもの

今日昼前に近所のスーパーに買い物に行き、支払いのためにいつものようにペイペイを起動しようとしたら、読み込みエラーという初めての表示が出た。
アプリの、ネット経由でのデータのやりとりがまったく機能していないようだ。ふと見れば、携帯のアンテナマークも線が出ていない。レジに並ぶ前だったので、慌てて財布からカードを出して支払いの準備をした。

おかしいな、と思いながら買い物を終えて車に戻ってカーラジオをつけたら、KDDIの通信に大規模な機能障害が発生しているというニュースを放送していた。なるほど、これか、と思って、試しに携帯電話を使ってみようとしたが、もちろんかからない。電話を切り、車を出して帰宅した。

家に帰って昼のTVニュースを見てみると、かなり大規模な通信トラブルのようであった。
ラジオのニュースでも言っていたが、宅配便の発送データなどもやりとりができないため、荷物の取り扱いにも大きな障害が出ているという。天気予報のデータなどでも、一部この回線を使っていたため、TVの天気予報には、予報データが入手できないためブランクになっているエリアというのが表示されていた。混乱は一日続いたが、まだ治まってはいない。

この通信トラブルによって、現代社会が、いかに通信インフラに依存した社会になっているのかということをあらためて思い知ることになった。
220703こわれものYES.jpg

この投稿のタイトルに、こわれもの=fragile=「フラジャイル」という言葉を使った。民放のドラマで同じタイトルのものがあったようだが、私たちの世代にとっては、YESというバンドのアルバムで「こわれもの」というタイトルが記憶に残っている。人間の持つ心のもろさや弱さを表現するために、YESはこのタイトルを使ったように思うが、遠い昔のことで、アルバムももう手元にないから定かではない。
最近の事情は知らないけれど、国際線などで飛行機に持ち込む手荷物で、ガラスなど割れ物の入ったラゲージには、”Frajile” と書かれたタグが貼られた。私もそんなことを思い出したので、今回のタイトルに使ってみた。

一見安定的なように見えるほど普及した通信インフラに支えられた現代社会。しかし実はそれは、ほんのちょっとしたことで大きく壊れる「こわれもの」の社会でもあった。紙に書いたものは、濡れたり破れたり燃えたりすることはあるが、データが壊れることはない。

YESのアルバムは地球のイラストを書いた上に、「FRAJILE]と書かれているが、今回のトラブルは、そんなネットワーク社会のこわれやすさ、脆弱性のリスクを象徴する事件となったように感じた。

#KDDI通信障害 #こわれもの

2022年06月30日

灼熱の梅雨

6月も終わりを迎えた。
今日までの時点で、日本中で梅雨が明け、それは、観測史上初めてという地域も多かった。
ほとんど梅雨らしい天気がなかった梅雨。
そして連日35度を超える猛暑日が各地で続いている。まだ6月なのに!
40度になる可能性のある地域があるという予報も、何度も耳にしたように思う。
画像は、今夜の天気図だが、雨雲がほとんどない。
220630天気図.jpg

地球温暖化が叫ばれて久しいが、本当に実感として地球が暖かく、いや暑くなっているのを実感する。
100年古民家に暮らす私も、実家に戻ってもう10年近くが過ぎた。構造的にエアコンの配管がしづらく、取付けるのは難しいからと長年あきらめていたキッチンに、暑さに耐えきれなくなってなんとか工事会社に取り付けてもらってから今年は2回目の夏だと思う。それ以前は、玄関と裏庭に面した戸を空けておけば風が通るという町家の優れた構造によって、なんとか暮らしていられた。
真夏に我が家の玄関に入ってきても、外よりも数度くらい気温が低いので、エアコンがなくてもひんやり感じることもあり、訪れた人が驚くことも多かった。
それが、今や、廊下からキッチンまでの気温が劇的に上がっている。もはやエアコンなしの生活は考えられない。おそらく私が小学生の頃よりも家の中の気温は、5度以上あがっているのではないか?

何かがおかしくなっている地球の自然環境の中で、コロナウィルスが流行し、「サル痘」などという、また不安な病気が流行り始めている。宇浦伊奈問題をはじめ、国際関係も劇的に変わり、世界的な食料危機も起こっている。

地球の大きな環境変化は、自然環境だけでなく、そこに生きている人間をはじめとする生命環境にも大きな変化をもたらしているのではないか・・・そんな地球規模での大きな不安を感じる灼熱の6月である。
#梅雨明け、#空梅雨、#猛暑

2022年06月23日

実山椒の季節

6月中旬前後の時期は、北陸では、ちょうど実山椒の季節でもある。
我が家の裏庭側に生えている隣家の山椒も実を付けていた。山椒が実をつけ、しかもちょうど食べられる時期というのは、あまり長くない。
早速、一昨日、庭の草取りをした時に、お隣の奥様にお断りして枝を少し切らせてもらい、木の芽味噌を作り、実は、煮ておいた。
220623山椒の葉.jpg

木の芽味噌を作るのは初めてだったが、ちょうど数日前にテレビで作り方をやっていたので、その録画を見ながら学習した。
すり鉢で山椒の葉をすっている間も、私の大好きなさわやかな香りが立ち上がり、どうやって食べようかとイメージがふくらむ。本当は、やはりタケノコの煮物などがあうのだが、今は季節ではない。サワラなどの焼き魚などにもあうということだが、残念ながらサワラはあまりこちらでは売っておらず、結局豆腐につけて食べたが、それでも十分に美味しかった。そのまま少しずつ味噌をなめながら酒を飲むのもまた良い。
220623山椒みそ.jpg


今日は、煮ておいた実山椒を使って大好物のちりめん山椒を作ってみた。これも、思いのほかうまく仕上がって、久しぶりに京風のちりめん山椒の味を楽しむことができた。
220623ちりめん山椒.jpg

何かと気が重くなる雨の季節だけど、山椒の料理をしていると、少しさわやかな気持ちになった。
#実山椒 #ちりめん山椒

2022年06月22日

参院選スタート

参院選が22日に公示され、夕方に立候補受け付けが締め切られた。
結果、色々な数字に驚かされる選挙となった。
220622参院選国会議事堂.jpg

改選124議席(選挙区74、比例50)と非改選の神奈川選挙区の欠員1を補う「合併選挙」を合わせた計125議席に対して、選挙区367人、比例178人、合計なんと545人!!が届け出た。500人超えとはすさまじいな、過去最多?と思ったが、500人超が立候補したのは1995年に567人が立候補していたという。
しかし、女性候補は約33%の181人で比率、人数とも過去最多となった。比例で受理された政党・政治団体数も計15で、これは、2000年以降の参院選で最も多かった01年の計14を上回った。ちらちらとニュースを見ていると、聞き覚えのない政党が確かに多い気がする。
そして、ずっと個人的には違和感のあった、NHK党からの立候補者が今回は多いように思える。いつの間にか、政党として支持され?、そこから立候補する人が多いのは驚きであった。

東京では、6議席に対し、実に34人の候補者が立った。ポスターの掲示場所が大変だし、誰を選べばよいのか、検討するのも大変だろう。与党ではなく野党候補に、と仮に思う人にとっても、しっかり評価するには新聞記事や政見放送を見るだけでも大変だから、感覚的な投票行動が増えるのではないかという風に個人的には懸念している。

ちなみに、わが県においても、過去最多の6人が立候補し、1議席を争うことになった。
野党候補の調整がうまくいかず?、野党候補が乱立した。このことが、日本を代表する保守王国とも言われる県において、大臣経験者の与党候補との戦いで、どのような結果をもたらすのか、注視していきたいと思っている。

6人もの候補者が出たということは、選挙カーの音も、いつも以上に激しさを増すかもしれない。まさに、騒音に惑わされずにしっかりと各候補者の主張を見極めて行く必要があるだろう。政治への不信感を言い訳にせず、しっかりと清き一票を投票したい。

#参院選

2022年06月19日

「探検家」の終焉

インターネットを閲覧するためのブラウザとして、1995年のWIN95発売当時からパソコンとともにインターネットの歴史を刻んできたブラウザ、インターネットエクスプローラーが6月15日でマイクロソフトのサポート終了となった。
220619IEアイコン.jpg

95年といえば、秋葉原でのWIN95の発売に、夜中から並んでいる客の姿がニュース報道されるなど大きな話題になり、本格的なパソコンとインターネット社会の到来を感じさせていた。
そして、実は私個人にとっても非常に思い出深い年でもあった。WIN95の登場によって、いよいよネット時代に突入していくという予感を誰もが感じていた。そんな時に、私は、スイスのジュネーブで開催されるテレコムという大規模な展示会(たぶん当時世界最大規模だったように思う)で、日本の電気メーカーのブースを作るために長期出張した。ブースといっても、鉄骨組の基礎を持つ家のような2階建てのブースで、2階は、商談用のスペースという大規模なものだった。ブースを作るのだけで約1ケ月弱くらいの工期だったように思う。そんなわけで、私も、約1ヶ月にわたって、ドイツとジュネーブに出張していた。

そのブースは、私の基本アイデアによるシナリオで、ミラノとジュネーブ(?だったかな)のオフィスをインターネットのビデオ会議で結び、顧客の要望にそってクルーザーの設計変更を行うというショートストーリーのデモンストレーションだった。シナリオも、6割くらいは自分で書いたように思う。
27年前、当時はまったく一般的ではなかった現在のリモート会議のような仕組みを、ネットワーク技術のデモンストレーションとして行ったのである。8分くらいのステージ演技と、終わった後のブースでの説明員の対応なども、実質的には私が監修し演技指導までやった。それも今や本当に懐かしい思い出である。ちょうど数日前、当時一緒にジュネーブに出張していた後輩が、FBで、テレコムが50周年であることを教えてくれた。
https://digital-world.itu.int/events/2021-event/50th-anniversary/

そして、インターネットエクスプローラーは、マイクロソフトのOSと共に、その後のネット社会の発展を常に牽引してきた。そんなネット社会の「探検者」も、いつの間にか時代の流れとのずれを生じるようになり、マイクロソフトもこの1年ほどは、エッジという後継ブラウザを推奨していた。

私も、クロームとエッジを併用している。IEのアイコンは、先月削除したが、消していない人も、まもなくマイクロソフト側の更新時にいつのまにか消えていくのだという。
さようなら、そしてありがとう。インターネットエクスプローラ!

#インターネットエクスプローラー
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