親族と親しい方たちの参列、といいながら、増上寺の周辺には、驚くべき数の人たちが、別れを惜しんでいた。
もちろん、話題の場所に行ってSNSに投稿するために集まった興味本位の人も数多くいたのかもしれない。とはいえ、そうした人たちを含めて、これほど多くの人が、増上寺を出発後、その後の国会周辺から総理官邸まで、安倍氏と関わりの深い場所の沿道に集まり、元総理の最後を見送ったということはおそらくこれまでなかったのではないか。これほどの規模で、遺体を乗せた車に最後の別れが行われたケースというのは、日本の政治史においても、おそらく最初で最後ではないかという気もするがどうだろうか。
海外からの弔電や弔辞、弔問なども、これまでにない数にのぼっているという。
モリカケ問題など色々な事件や批判の多かった方だが、政治家として誠意と情熱を持って取り組んできたということは、ある程度間違いないだろうと思う。
FBをご覧の皆様からはご批判を受けるかもしれないが、憲法改正に対する考え方を別にすれば、個人的には、政治家として一生懸命仕事をした人だと思っている。、
そんな安倍元総理の葬儀の日に、東京のコロナ感染者は、1万人を超えて、1万1千あまりにのぼった。全国でも急激な感染者増となった。
(NHKより)
尾身会長からは、第7波に入っているという言葉が聞かれた。
変異したウィルス、2回目、3回目のワクチン接種の効果が弱まっていることなど様々な要素が重なったのだろうが、また危険なフェイズに突入したように思う。
安倍元総理の死だけでなく、ウクライナ問題から、英国首相の辞任まで、国際政治もまたコロナウィルスと同様に、新たなフェイズに入っているようだ。
増上寺は、徳川家の菩提寺で、6人の将軍の墓所がある。
武家社会の長期政権であった増上寺で、歴代最長の政権となった安倍元総理の葬儀が行われた1日。参院選は、安倍氏の弔い合戦という言葉こそ意外に多く使われなかったけれど与党が過半数を超える勝利となった。
この先、政治の行方も、コロナウィルスも先が見えない。一体どうなるのか?
本当に先の見えない時代に突入したように感じるのは私だけだろうか?
#安倍元総理葬儀 #コロナウィルス第7波
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