結果、色々な数字に驚かされる選挙となった。
改選124議席(選挙区74、比例50)と非改選の神奈川選挙区の欠員1を補う「合併選挙」を合わせた計125議席に対して、選挙区367人、比例178人、合計なんと545人!!が届け出た。500人超えとはすさまじいな、過去最多?と思ったが、500人超が立候補したのは1995年に567人が立候補していたという。
しかし、女性候補は約33%の181人で比率、人数とも過去最多となった。比例で受理された政党・政治団体数も計15で、これは、2000年以降の参院選で最も多かった01年の計14を上回った。ちらちらとニュースを見ていると、聞き覚えのない政党が確かに多い気がする。
そして、ずっと個人的には違和感のあった、NHK党からの立候補者が今回は多いように思える。いつの間にか、政党として支持され?、そこから立候補する人が多いのは驚きであった。
東京では、6議席に対し、実に34人の候補者が立った。ポスターの掲示場所が大変だし、誰を選べばよいのか、検討するのも大変だろう。与党ではなく野党候補に、と仮に思う人にとっても、しっかり評価するには新聞記事や政見放送を見るだけでも大変だから、感覚的な投票行動が増えるのではないかという風に個人的には懸念している。
ちなみに、わが県においても、過去最多の6人が立候補し、1議席を争うことになった。
野党候補の調整がうまくいかず?、野党候補が乱立した。このことが、日本を代表する保守王国とも言われる県において、大臣経験者の与党候補との戦いで、どのような結果をもたらすのか、注視していきたいと思っている。
6人もの候補者が出たということは、選挙カーの音も、いつも以上に激しさを増すかもしれない。まさに、騒音に惑わされずにしっかりと各候補者の主張を見極めて行く必要があるだろう。政治への不信感を言い訳にせず、しっかりと清き一票を投票したい。
#参院選
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