お盆を過ぎて、夕方の雲の光や風の流れに明らかに、夏とは違う秋の風情を感じたと思ったけれど、今日はまた残暑がきびしかった。
そう言いながら、八月・葉月も今日で終わり。明日からは九月・長月となる。
北陸では、九月に入るとあっという間に短い秋から冬へと向かっていく。
秋の気配を感じたなと思ったら、あっという間に冬が来てしまう。
6月に妻が来た時に、中庭で見つけて鉢に植え替えてくれた山椒とモミジの若芽は、いつの間にか大きくなり、山椒は、次々と葉を伸ばし、タケノコの若竹煮に入れることもできるほどになった。モミジは立派にモミジらしい面構えになってきた。
植物に対する彼女のセンスは、専門である学問分野をもしのぐように思う。本人も本当は植物学者のほうが良かったかも、と、昔ぽろっとつぶやいたこともあったように思う。
今日は、二階の雨樋の落ち葉を少しだけ掃除した。一人きりなので、万一屋根から転倒すると、そのまま中庭に落ちて、打ち所が悪ければ、誰にも気づかれぬうちに息絶えてしまうかもしれないから、今日は二階の欄干にロープを結んで体につないで命綱にして、梯子に乗らずになんとか手の届くところだけ葉っぱを掃除した。これでも、かなり雨樋のオーバーフローを軽減できるはずだがどうだろうか?
とここまで書いたところで、天気予報の通り雨が降り出したが、雨樋からのオーバーフローは、どうやらあまり変わりがないようだ・・・やれやれ。
9月から12月までの4か月は、北陸では大きな変化の季節になる。
タイヤ交換や暖房器具の準備など雪と寒さへの備えを意識する期間となる。
そして、9月になれば、私は、またひとつ年を取る。
September come I will 〜 ・・・・
#葉月 #長月
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