2022年10月04日
アラートの朝
いつものように7時過ぎにキッチンに行き、ラジオのスイッチを入れた。
毎朝聞いているNHKラジオの番組が始まっていたが、突然音声が中断され、「ミサイル発射です、ミサイル発射です」というアナウンサーの連呼する声が聞こえてきた。
テレビをつけると、真っ黒な背景に赤と白文字で、緊張感のある警告画面が出ている。
Jアラートだと言っている。
北海道と青森のあたりに黄色い色がマーキングされて点滅している。
「えっ?これってなに、日本にミサイルが着弾するかもってことか?!」思わず緊張が走った。
その後、20分ほど経過しても、あまり詳しい情報はわからず、「〜と思われます」という推量型のコメントが続く。20分も経ったら、北朝鮮からなら着弾しちゃうだろう?
建物の中か、地下に入ってください、とも呼びかけているが、青森や北海道の都市部ではないところには、地下鉄も地下街もないだろう。どこに隠れろというのか。しかも、北海道や青森が危険地域だと警告しつつ、あわせて、八丈島など東京都の島しょ部も警戒地域になっていて、??と思った人も多かったのではないか?このレベルの軌道予測能力で、日本の防衛は大丈夫なのか?と不安になってしまう。
この警報システムは、国際的な緊急事態に対して瞬時に情報を配信する全国瞬時警報システム「Jアラート」という。しかし、防衛省をはじめとする各省庁からの情報は、明確ではなくむしろ不安をあおるところもあった。
しかも、情報確認の時間が長すぎて、本当に追尾しきれているのか?とむしろ個人的には不安になった。これでは、本当に日本列島に着弾するような場合には、到底警告が間に合わないのではないか?
政府は、ミサイルの動きは追尾できていて、日本の国土に危害を与える可能性が低いと判断して迎撃しなかったというが、どうも信頼できない(あくまで個人的感想です)
わが町は、北陸にあり、小松基地からは、車で一時間程度の距離にある。北朝鮮が、重要拠点としているターゲットのひとつであり、北陸の人間にとっては、北朝鮮からのミサイル攻撃というのは、非常に身近な恐怖なのだ。そして、もうひとつ、ロシアのウクライナ侵攻によってあらためて注目されているのが、軍事標的としての原発である。能登半島には、北陸電力の志賀原発がある。この二つの標的と、我々北陸人は、近距離で暮らしている。
今朝のアラートを見ている限り、仮に小松基地周辺にミサイルが発射された場合は、今回のアラートが流れている間におそらく被弾してしまうだろう。今朝のような曖昧情報のアラートが流れている時には、すでに小松で爆発音が起きているかもしれない。
今回は、どうやら、太平洋のアメリカの重要拠点でもあるグアムまで到達できる中距離ミサイルがあるんだぞとアピールするためのようだと言われているが、ソ連製か中国製かどこ製かわからないが、その精度も飛行距離も向上しているようだ。日本にとっては、益々北朝鮮の脅威が増すばかりだ。
個人的には、憲法9条を支持し、軍事力強化には、あまり賛成していないけれど、最低限の防衛能力の整備が必要だということを、今朝は痛感した。あんなレベルのアラートでは、とうてい国民を守れない。
#Jアラート #北朝鮮ミサイル発射
毎朝聞いているNHKラジオの番組が始まっていたが、突然音声が中断され、「ミサイル発射です、ミサイル発射です」というアナウンサーの連呼する声が聞こえてきた。
テレビをつけると、真っ黒な背景に赤と白文字で、緊張感のある警告画面が出ている。
Jアラートだと言っている。
北海道と青森のあたりに黄色い色がマーキングされて点滅している。
「えっ?これってなに、日本にミサイルが着弾するかもってことか?!」思わず緊張が走った。
その後、20分ほど経過しても、あまり詳しい情報はわからず、「〜と思われます」という推量型のコメントが続く。20分も経ったら、北朝鮮からなら着弾しちゃうだろう?
建物の中か、地下に入ってください、とも呼びかけているが、青森や北海道の都市部ではないところには、地下鉄も地下街もないだろう。どこに隠れろというのか。しかも、北海道や青森が危険地域だと警告しつつ、あわせて、八丈島など東京都の島しょ部も警戒地域になっていて、??と思った人も多かったのではないか?このレベルの軌道予測能力で、日本の防衛は大丈夫なのか?と不安になってしまう。
この警報システムは、国際的な緊急事態に対して瞬時に情報を配信する全国瞬時警報システム「Jアラート」という。しかし、防衛省をはじめとする各省庁からの情報は、明確ではなくむしろ不安をあおるところもあった。
しかも、情報確認の時間が長すぎて、本当に追尾しきれているのか?とむしろ個人的には不安になった。これでは、本当に日本列島に着弾するような場合には、到底警告が間に合わないのではないか?
政府は、ミサイルの動きは追尾できていて、日本の国土に危害を与える可能性が低いと判断して迎撃しなかったというが、どうも信頼できない(あくまで個人的感想です)
わが町は、北陸にあり、小松基地からは、車で一時間程度の距離にある。北朝鮮が、重要拠点としているターゲットのひとつであり、北陸の人間にとっては、北朝鮮からのミサイル攻撃というのは、非常に身近な恐怖なのだ。そして、もうひとつ、ロシアのウクライナ侵攻によってあらためて注目されているのが、軍事標的としての原発である。能登半島には、北陸電力の志賀原発がある。この二つの標的と、我々北陸人は、近距離で暮らしている。
今朝のアラートを見ている限り、仮に小松基地周辺にミサイルが発射された場合は、今回のアラートが流れている間におそらく被弾してしまうだろう。今朝のような曖昧情報のアラートが流れている時には、すでに小松で爆発音が起きているかもしれない。
今回は、どうやら、太平洋のアメリカの重要拠点でもあるグアムまで到達できる中距離ミサイルがあるんだぞとアピールするためのようだと言われているが、ソ連製か中国製かどこ製かわからないが、その精度も飛行距離も向上しているようだ。日本にとっては、益々北朝鮮の脅威が増すばかりだ。
個人的には、憲法9条を支持し、軍事力強化には、あまり賛成していないけれど、最低限の防衛能力の整備が必要だということを、今朝は痛感した。あんなレベルのアラートでは、とうてい国民を守れない。
#Jアラート #北朝鮮ミサイル発射
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