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2022年02月24日

ロシア、ウクライナに侵攻

これまでも、何回かウクライナ情勢について投稿してきたが、やはり懸念していた通り、本日、ロシアは、ウクライナに侵攻した。
220224ウクライナ侵攻.jpg
(NHK)

プーチン大統領のコメントを聞いていると、これまでグルジアやクリミアで行ってきた侵攻と同様に、身内の親ロシアエリアを、勝手に国家として承認し、ウクライナのNATO加盟という動きが、自国を脅かす危機であり、それに対抗するための正当な軍事行動なのだと勝手な論理を展開した。
あのスピーチを見る限り、もはや王様の耳はロバの耳となっており、欧米からの制裁など、おそらく彼独自の怒りを助長するだけで、対応を改める方向には、到底機能しないのだろうな、と半ば失望感すらおぼえた。もはや彼の耳には、いかなる国際的な諫言も、届くことはないだろう。

国際関係のパワーバランスの中で、戦争に向かって行く動きというのは、こういうことなのだと、あらためて思った。日本が、満州や中国での戦いというか事件をきっかけに、戦争へと急速に傾いていった時も、プーチン同様に独自の理屈に突き動かされながら、国際社会の中で反発を強めた結果、大きな戦争の渦中に踏み込んでいったのかもしれない。

今のところ、米国内の反対世論もあって、アメリカがこの戦いに参戦するということはないと言われているが、どうなるかはわからない。フランスやイギリスの動きが影響して、バイデン大統領も方向転換するかもしれない。世界の警察と言われたアメリカも、その力はパワーダウンしているともいえる。国連安保理も、その機能を果たしているとはいえない状況だ。

そんなことを書いていたら、トランプ氏が、プーチン大統領は天才だ、とコメントしたというネットニュースが目に入った。いったい、この人は何を考えているのか。確かにプーチン氏は、策略家としては天才的なところはあるように思えるが、元アメリカ大統領が発言すべきことではない。

戦況を伝えるニュースでは、当然、民間人の死者も出ていることを報道しはじめた。
天然ガスや原油価格の高騰、小麦など農産物の値上がり、為替の変動、株安、・・・様々な経済不安も起こっている。

いったい、今後どんなふうに、どれだけ続く戦いになるのだろうか?
人類は戦争の虚しさを学習することは、決してできないのだろうか?・・・
#ウクライナ侵攻

2022年02月23日

想像を怠った創造?

乳がん検診受診を促すためのポスターやコピーを公募したピンクリボンフェスティバル「第17回ピンクリボンデザイン大賞」で、ポスター部門のグランプリを受賞した作品が波紋を呼んでいるというネットニュースの見出しが目に留まった。
そのポスターは、福引きのガラガラ抽選器、いわゆるガラポンを乳房に見立てたイラストに仕立てて、【「まさか、私が」と 毎年9万人が言う】というコピーが添えられている。
220223乳がんのポスター.jpg
(まいどなニュースより)

「あっ!」と思うところはあるだろう。いわゆるインパクトのある表現かもしれない。
(もし私の古巣の会社が作っていたものなら、OBとしては、悲しく、申し訳ないという気持ちになる。)
公共広告を作る、というのは、広告の発信者が公的な組織であることが多く、商品広告以上に、社会的責任を伴うメッセージとなる場合もある。広告の中でも特にデリケートな部分に関わることもあるかもしれない。
広告を提案するというプロセスでは、多くの人が関わる。制作者以外にも、営業からマーケティングの人間まで多くのスタッフが一緒になってアイデアを練る。それだけに、クリエイターが思いついたアイデアを、この案は、世の中に送り出した時に何か問題はないか?ということは、制作者だけでなく、営業担当をはじめ、関係者みんなが気にすべき点である。

コンペに勝たなければ、という強い思いは当然あるわけで、よりインパクトのあるアイデアを探し求めて、アイデアを考える事も多い。しかし、ただ目立てばよいというものではなく、広告を作る人間は、そんなに安易で単純なことだけで、広告のアイデアを考えるわけでは、決してない。それは声を大にして言いたい。
この案も、よし、これで行こう、と決めた瞬間には、関係者が議論をしたうえで決めたはずであろう。しかし、そのジャッジにはやはり甘さがあった。

まだ病気になっていない人に呼びかけるメッセージだから、と思ったのだろうか。しかし、病院などにこのポスターが掲出されれば、既に病気になって闘病している人や、その家族もこれを目にすることになる。今回、このポスターが論議となったのも、がんになった家族のいる方たちなどが、これは患者や家族の気持ちを理解していない、といってクレームを発したことがきっかけのようである。そうした方の一人が「これは、想像を怠った創造である」とおっしゃったそうだ。

コンペのアイデアを思いついて提案決定するのは、たいてい〆切ギリギリになることも多い。夜中に思いついて、疲れのたまった関係者みんなで、「これ、いいじゃないか!」と少し興奮しながら決めるような場合もあるかもしれない。しかし、夜に書いたラブレターは読み返せ、というように、そこでもう一度冷静になって自ら問いかける必要がある。
このメッセージは、誰かを傷つけたりはしていないか?と。
広告は、社会的責任を伴うメッセージであることを、決して忘れてはいけない。

2022年02月22日

コロナとウクライナとサッポロ一番

このところ、色んなものが値上がりしている。原油価格の変動は、既にガソリンなど石油製品の値上げにつながり、ガソリンも灯油も高値が続いている。この冬、雪国の暮しは、明らかに今までの冬よりも生活コストが上がっていると思う。

100年古民家であるわが実家は、老人の二人暮らしだが、父の部屋と台所や玄関、トイレ前などの生活スペースを最低限温めるために、エアコンの他に、石油ストーブやファンヒーターなどが、5台くらい稼働している。出来るだけこまめに切ったりしているので、月の灯油は18L缶で、2日に1缶ペース、月に約15缶前後くらいだろうか?つまり、簡単にいえば、1缶2千円なら、月約3万円を使っている。昨年までは、1缶1600円前後だったと思うので、この冬は、月額6千円くらい支出が増えたことになる。ガソリンも上がっている。通勤していないので、車を使うのは、買い物と病院に行く程度だが、それでも月に50Lくらいは、ハイオクを給油しているだろうか。つまり、今年の単価で言うと、8500円くらいになるだろう。昨年までの単価だと、7400円くらいだから、約1000円強上がっている。灯油とガソリンを合わせると、この冬は月7千円くらい支出が増えたことになる。普通に4人家族で生活して入るお宅なら、わが家の倍くらいになるかもしれない。冬は、4か月以上続くから、冬季で約2万8千円くらいのコストが、昨年より増えたことになる。

小麦粉と油は、既に値上げされているものも多いが、それを材料に使っている食品も、当然影響を受けている。
カップヌードルは、先日値上げの予定を発表したが、サッポロ一番も、6月から値上げされるという。サッポロに限らず、カップ麺やラーメン類は、今後、のきなみ値上がりするだろう。
220222サッポロ一番.jpg

コロナウィルスによって世界経済は大きく様変わりし、石油メジャーの戦略は、東洋の小さな国の経済を動かし、石油コストの増加は、運輸コストの増加を生み、小麦価格などにも影響を与える。もちろん、鉄鋼や重工業のコストにも影響するし、発電コストも値上げを余儀なくされる。さらに、ウクライナ紛争は、欧米と中露の関係を激変させ、両陣営の経済にも影響を与え、為替相場も変動させる。

つまり、世界中のコロナ感染と、石油価格の変動と、ウクライナでの紛争は、サッポロ一番の価格を変えさせるのである。
プーチン大統領は、もはや、裸の王様のようになっている。王様の耳はロバの耳だろうか?
その王様の号令で、世界情勢は危険な状況に変化するかもしれない。

#サッポロ一番値上げ

2022年02月21日

♪ 好きなんだけーど ♪

西郷輝彦さんが亡くなった。
私が、小学生から中学生にかけて、テレビをつけると、歌番組にいつも登場するのが、西郷さんと、舟木さんと橋幸夫さんだった。
220221西郷輝彦さん死去.jpg
(ヤフーニュース/中日スポーツ)

たぶん小学校6年の遠足のバスの中、当時は、マイクを生徒に回して歌を歌うということが行われていた。マイクが回ってきた時、私は、「星のフラメンコ」を歌った。
「えっ?誰が歌っとんの?うまいやん!」とクラスメートの声が聞こえた。
ちょっと誇らしかった。以来、西郷輝彦さんは、私のお気に入りの歌手の一人となった。

歌謡曲(という言葉自体がもはや死語になりつつあるが・・)全盛期に育った我々の世代にとって、歌番組から流れるヒット曲は、世代共通のものだった。みんなが知っている歌、みんなが共有・共感出来る歌、それが当たり前だった。
だからこそ、その曲が流行ってから、50年くらい経っても、懐かしのヒット曲として、番組が放送されたりするのだろう。

今の時代は、世代を超えて共有している音楽というのは空くなか卯なっているように思う。
かつては、お茶の間にテレビがあって歌番組が放送され、それを、おじいちゃんから孫までがみんな一緒に見ていた。今は、おじいちゃんはテレビをみて、孫は携帯で動画や音楽を見ている。同時に共有できる音楽などがすくなくなっているわけだ。
茶の間の喪失という事があるかもしれない。

50年経った今でも、「好きなんだけーど、離れてるのさ〜」という独特の歌い方は、耳の奥に残っている。
もはや、手の届かない世界へ、「離れているのさー」・・・心からご冥福をお祈りしたい。
#西郷輝彦

2022年02月20日

冬季オリンピック閉会式と健さんと

今日は、2022年2月20日、0と2だけの日付の日である。
そして、北京では、冬季オリンピックの閉会式が開催されている。

ちょうどBSテレ東で放送されていた高倉健の遺作となった映画「あなたへ」を見ていた。
富山刑務所が重要な舞台設定となり、新港の町など県内のあちこちでロケが行われた映画でもある。2012年後悔の映画で、高倉健が亡くなったのは、2年後の2014年。年老いた漁師役の大滝秀治も、いい味わいの素晴らしい演技を見せているが、健さんと同じく、これが遺作となったように思う。
2012年の映画公開当時、私はまだ50代であった。公開後しばらくしてから、テレビで放送されたのを見たように思う。
2202020健さんあなたへ.jpg
(映画公開時のポスター)

高倉健演じる主人公の倉島が、妻の思いをたどるように、ひとり車で旅をしていく姿は、70代も視野に入った今の私にとっては、心に沁みるものが、昔とはかなり違うように感じた。
静かな映画の余韻に浸った後で、閉会式にチャンネルをあわせた。
さっきまでの、静かで落ち着いたトーンの映像から、色鮮やかな閉会式の映像に変わると、まるで別世界に行ったように感じた。夏と冬2度の北京でのオリンピックセレモニーを見ていると、共産圏でありながら、自由主義国家のように豊かな表現力のクリエイターたちが、映像技術からイベントの演出・構成までを高いレベルでまとめ上げているクリエイティビティの高さに本当に驚かされる。
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今日行われた日本VSイギリスのカーリングの決勝は、残念ながらイギリスの勝利となり、日本は銀メダルとなったけれど、本当に見事な活躍であった。何よりも、常に輝くような笑顔とチームコミュニケーションで戦い続けた彼女たちからは、日本中が、コロナ禍でも元気に生きようという力をもらったと思う。
このオリンピックで、日本は、過去最大のメダルを獲得した。

「このみちや いくたりゆきし われはけふゆく」・・高倉健の映画「あなたへ」の中で、重要な役割を果たす山頭火の句である。冬季オリンピックでも、各選手の活躍には、それぞれの強烈な生き方が、見え隠れしていた。
私もまた、健さんを見習って、あらためて自分なりにやれる生き方の道を、歩いて行こう、映画を見終わり、オリンピックのフィナーレを眺めながら、そんなことを思っていた。
#あなたへ #北京冬季オリンピック閉幕

2022年02月19日

ウクライナ情勢とIT情報戦

欧米各国が、ロシアに対して様々な働きかけをしているにもかかわらず、ウクライナ情勢は改善する状況が見られず、むしろ軍事衝突へと進んでいるようだ。
ウクライナのNATO への加盟を主な理由として、プーチン大統領の姿勢は変わっていない。
バイデン大統領は、あと数日で、ロシアがウクライナに侵攻すると断言した。
プーチンは、アメリカのかく乱だと反論している。どちらも、多少のブラフやかけひきを含めた情報戦を展開しているともいえるが、外交的な解決を米ロとも完全否定はしていない。しかし危険な状況は変わっていないどころか、明らかに悪化しているように思える。
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(日経新聞サイト)

こうしたニュースが連日報道される中、日経新聞の記事サイトを見ていたら、衛星写真を使ったかなり細かな分析記事が掲載されていた。その記事と衛星写真を見ながら、これは、一昔前なら軍事機密レベルの写真だな・・と、あらためて、IT情報の環境変化に驚かされた。
ウクライナの軍備の変化を、数日前と最近との数枚の写真で比較分析しているのだが、こうしたことを日本の民間の新聞が、詳細なネット記事にまとめあげることができてしまうのである。

我々一般市民でも、熱意と根気さえあれば、グーグルアースで、ウクライナ周辺の画像を毎日観察し、集めて、その変化を分析することができなくもない。
ロシア発と思われるインターネットのハッカーの動きも、実は、この数か月、様々なところで動きが活性化しているようだ。各国政府関連のサイトへのアタックはもちろんだが、日本や欧州各国の金融関係や製造業などの企業から新聞社などメディアに至るまで、ハッカーが入り込もうとしている動きがちらほらと報道されている。

ロシアや中国北朝鮮などの政府関係筋から、それらの国の民間?のハッカー集団まで、ありとあらゆる情報戦争は、既に静かに、しかし激しく進行しているのだ。
一見ウクライナ情勢とは関係ないように思われるようなハッキングのニュースでも、実はアメリカの同盟国の動きに関わる国策企業や、国力に影響の大きい基幹産業などは、常にネット攻撃の危機にさらされている。

バイデン氏の今日の発表も、こうした衛星画像などの情報データと各国にいる諜報員や軍関係者などからのレポートに基づくものと、ロシアの動きをけん制するものが複合されている。

ITの進化による情報戦とネットの上で展開される情報収集分析合戦は、驚くべき次元と速度で進んでいるのだ。
ともあれ、バイデン発言の通り、あと数日で軍事衝突が起きるのだろうか?できればなんとか回避されるように心から祈りたい。

#ウクライナ情勢





2022年02月18日

女子カーリング、決勝進出!

今夜は、もうカーリングの準決勝に見入ってしまって、ブログは、このことを書いて終わり!

日本、スイスに雪辱を果たし、初の決勝進出!嬉しい!
220218カーリング勝利.jpg
(ヤフーニュース)

もう、これを書いたら、今日はおしまいです!
素晴らしいショットの連続で、明るい笑顔を見ていると、我々も、人生頑張らなきゃ!と思わせてくれました!

日本チームおめでとう!次は金メダルだ!!
#カーリング




2022年02月17日

オリンピックの醍醐味

高木美保選手が、金メダルを取る瞬間をライブで見ることができた。
TV画面を通してとはいえ、やはり、その瞬間を同時に共有するということは、感動の大きさも一味違う。

世界記録を持つ1500メートルでは惜しくも銀メダルだったが、3度目の五輪で悲願だった個人種目金メダルを手にしたことは本当に素晴らしい。
さらに驚くのは、この北京オリンピックでは、なんと5種目に出場するという信じられないことをやった上での、最終種目である1000mを金メダルで飾る、という結果であった。凄すぎる。
日の丸を掲げながらウィンニングラン?をする姿を見ていると、涙もろいジイサンは、ついほろりとしてしまった。
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(ヤフーニュース/報知新聞)

五輪1大会4個のメダル獲得は日本女子最多の快挙だ。通算でも7個目で、自身の日本女子最多、冬季五輪日本勢最多記録をいずれも更新するというすごい結果でもあった。
本当に素晴らしい、日本中がおめでとうと拍手をしているだろう。

そして、彼女の目標でもあった先輩の小平奈緒は、残念ながらメダルには届かなかったが、35歳での健闘ぶりには、心からエールを送りたい。

夕方に行われたカーリングのスイス戦も見ていたし、今はこの投稿を書きながら、女子フィギュアスケートのフリーを見ている。
オリンピックのおかげで、リモートワークで受注している報告書をまとめる仕事の手が、ついつい滞ってしまって、なかなか進まないのが、今、一番の私の悩みである。

と、ここまで書いていたら、フィギュアスケートで、坂本花織が銅メダル!素晴らしい、おめでとう!

#北京オリンピック #高木美帆金メダル













2022年02月16日

ETVのすすめ/オルセーと百音

一日中家にいる生活をしていてあらためて感じるのは、TVメディアの不毛である。
朝から日中の民放など、空しい番組しか放送されていないように思う。
平日のTV番組というのは、不毛地帯のように感じてしまうのは、私が年をとったせいなのだろうか?いや、そうではないと思う、思いたい。

そんな中で、NHKETVは、実に充実した大人向けの番組が放送されている。
北京オリンピックのカーリングや、ウクライナのことなどについて書いたので、数日遅れの話題ではあるが、たとえば、13日の日曜には、ETVで、素晴らしい番組が放送されていた。
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(NHKETV)
一つは、日曜美術館のオルセー美術館特集である。一部二部と、先週から2週にわたって放送されたオルセー美術館特集は、イッセー緒方と小林聡美という二人の卓越した語り部によって、オルセーの魅力を親しみやすいかたちで紹介してくれた。(もちろん、この演出には賛否が分かれるところかもしれないけれど、私は面白い試みだと思った)ガレの手の彫刻は、昼から夜までの光の変化を美しくとらえた素晴らしい撮影技術と、名人芸のような語りによって、まるで生きているかのように、私たちにオルセーの魅力を語り掛けてきた。(アートを知らないMCの小説家?が登場しなかったのもなによりだった)
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(NHKETV)
そしてもうひとつが、ETV「クラシック音楽館」である。
今注目のバイオリニスト服部百音(服部克久さんのお孫さんで、服部良一さんのひ孫!です)によるブルッフのバイオリン協奏曲第1番が、素晴らしかった。アンコールの拍手が鳴りやまず、アンコール曲を演奏し終わった後も拍手の音は続いた。素晴らしい熱演で、この演奏を見られたのはラッキーだった。

ネットでの動画視聴や、TVメディア離れ等が進む中で、TVメディアで、最も見ごたえのある骨っぽい番組制作をしているのは、NHKETVかもしれない。昼間の高校生向けの授業番組も、見てみると実に面白いものがたくさんある。2355など、ミニ番組で魅力的なものも数多い。
北京オリンピックの中継のおかげで、ETVの他の番組も、つい見てしまう人が多くなったのではないか?とひそかに思っている私である。あなたも、ぜひETVの魅力に触れていただきたい。

#オルセー美術館












2022年02月15日

マクロンvsプーチン会談の謎

ウクライナを取り巻く緊迫した情勢が続いている中、12日にフランスのマクロン大統領がプーチン大統領と会談した。残念ながら、この会談でも、紛争解決への糸口は得られなかったようだが、とても印象的だったのが、巨大なテーブルをはさんで向かい合っている二人の大統領の図である。首脳同士だけに、コロナウィルスを警戒しているのだろうと誰もが思っただろうが、それにしてもあまりに離れていないか?と違和感も感じていた。
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(ロイター)

昨日朝のNHKラジオを聞いていたら、その理由に関する話題が紹介されていたが、実に興味深い内容であった。曰く、マクロン大統領が、対談に際して、既に自国で検査は行っているということで、ロシアの求めたPCR検査を拒否したため、巨大なテーブル越しの会談になったのだという。
マクロン大統領のいうこともわかるが、ロシア側の検査を拒むのもやや失礼のようにも感じたけれど、まあ、ロシア側もそれならということで、巨大なテーブルで距離を置いたのかなと思った。
しかし、マクロン大統領が検査を拒んだ真の理由は、大統領のDNAをロシアに取られないためだったというのである。

PCR検査では、のどや鼻などの粘膜から検体を採取する。
今や、その検体のDNAから得られる情報量は極めて膨大だという。その人のそれまでの病歴や、未来の病気の可能性までも予測できるというのだ。いわばフランス大統領の健康データを盗み取ることができるというわけである。中国においても、PCR検査によって、数多くの人の検体が採取されている。その中には当然多くの外国の要人も含まれている。中国でも同様に、要人のDNAを分析している可能性があるとも言われているらしい。

そんなわけで、巨大なテーブル越しの会見には、思いがけない裏話が隠されていたというわけである。
ロシアと中国は、今や世界トップクラスのハッカー集団が暗躍する国だと言われている。そして、さらには、DNA分析による情報戦も侵攻しているということになる。

今日のNHKラジオのニュースソースは、BBCだそうだが、BBCの記者は、「クレジットカードは盗まれても再発行できるが、DNAは究極の個人情報で、盗まれたら再発行できない」とコメントしたという。DNAは、コンピューターのプログラム情報のような情報機能を持つ構造である。まさに名言かもしれない。
しかし、DNAの情報まで取り込もうとするとは、データ戦争も凄い時代に入ったものだ。
#DNA #マクロンとプーチン













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