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2015年12月15日

盗塁のポイント

こんにちは!野球大好きデータバンクです!
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います!

走塁の中でも重要なポイントとなる盗塁ですが、
盗塁というとみなさん足が速くないとできないという
イメージを持たれてはいないでしょうか?

たしかにプロ野球で盗塁王を獲得する選手などは非常に足が速い選手が多いですが、
決して足が速くないと盗塁が出来ないかというとそんなことはありません。

盗塁をするために必要なのは、よく「3S」などと呼ばれます。
・スタート
・スピード
・スライディング

このうちたしかにスピードは必要なのですが、
今回はスタート部分に焦点を当てて話をしていきたいと思います。

スタートに関してはいろいろな意見があり、理論があります。

盗塁が難しいといわれるのは、投手が牽制球を入れてくるからですが、
その牽制球が来ないとわかれば、誰でもいいスタートが切れますよね?

では牽制球が来ないと確信するにはどうすればよいのでしょうか?

それにはまず牽制球をたくさん貰うことです

牽制球をたくさん貰うことで、相手投手の癖も発見できますし、
数をたくさん投げれば投げるほど次に牽制球を投げてくる確率が低くなってくるはずです。
(まぁ、まれに10回くらい牽制球を投げてくる投手もいますが、、、)

なので牽制球をたくさん投げてもらうには投手が気になるくらい大きなリードを取るようにしましょう!

牽制球と投球の違いがわかれば、盗塁のスタートが思い切り切れますよね?

またそれ以外にも投げた後に明らかにワンバウンドの軌道でボールがいった場合も
スタートを切れば盗塁が成功する確率が高いと思います。

何故ならワンバウンドの軌道であれば捕手は膝をついて
ボールを止めるための姿勢を取ろうとするはずだからです。

そうなれば、膝をついた状態からでは速い送球は難しくなりますので、
盗塁が成功する確率が高くなります。

これは練習が必要になると思います。

チームでそういった走塁練習を取り入れていれば、
確実に上手くなるとは思いますが、もしチームで取り入れていない場合は個人練習でやるしかありません。

僕の考案した内容ではありますが、本当はバッテリーに協力してもらえれば一番いいのですが、
一人でやる場合にはテレビで野球中継がある際にワンバウンドもしくはローボールを投げた瞬間にスタートだけ練習するのです。
(テレビを見るということは家の中なので、狭くて難しいかもしれませんが、、、)

また事前に相手チームのデータが入っていればの話ですが、
変化球が来るカウントがわかれば、その瞬間にスタートを切ることができます。

「このカウントは確実に変化球が来る!」
そう確信した瞬間にその投手がどんな変化球を投げるのかにもよりますが、
カーブやフォークなどストレート以外のボールの握りであれば、
牽制球も投げにくくなるはずです。

これだけの条件が揃っていれば、足が遅くても盗塁を決められそうな気がしませんか?

では今回の内容をまとめてみましょう。
・牽制球をたくさん貰う
・ワンバウンドの軌道でスタートを切る
・変化球が来るタイミングでスタートを切る
これができればまず盗塁のスタート部分は問題なくできるようになると思います。

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この本にはそういったノウハウが書かれています。

是非読んでみてください!

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ご不明な点に関してはいつでもご質問ください。

今後もお得情報を提供していきます。
posted by data-bank at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 走塁

2015年12月14日

走塁の重要性

こんにちは!野球大好きデータバンクです!
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います!

今回から走塁編として投稿させていただきます!

僕個人として野球のコーチの経験上、
走塁の上手いチームは上に勝ち上がっていけると思います。

昨年と今年、甲子園で話題となった群馬県の健大高崎高校は
まさにその典型例で、塁に出れば必ずと言っていいほど、
足を絡めた攻撃を展開していきます。

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機動破壊をテーマにランナーに出る度に相手チームは
自らリズムを崩し、連打を打たれているわけでもないのに
次々と点を奪われていくのです。

足を絡めることで、少ないチャンスを生かすことができる上、
仮にヒットが打てなくても点を取ることが可能なのです。

そのため健大高崎はよく言われる「大会屈指の好投手」というものを
苦にしません。

それどころか大会屈指と言われれば言われるほど、
次々と盗塁を仕掛けていくのです。

健大高崎曰く、「好投手=速球投手が多く、球速が上がれば上がるほど、
モーションが大きくなるので、走りやすくなる」との事で、
相手チームからすると脅威以外何物でもありません。

そんな健大高崎ですが、元々は打撃のチームと監督さん自身が
語るほど打撃に重点を置いていたとの事ですが、2010年に
夏の県予選で完封負けを喫して以来、方針をガラリと変えたそうです。

確かに打撃というものは水物で、その日の調子によって全く打てないことなど
よくあることで、さらには相手投手のレベルが上がればそうそう打てるものでは
ありません。

しかし走塁に関しては練習すれば確実に上手くなり、相手のレベルが上がっても
十分通用していくのです。

この本にはその機動破壊に関する内容が事細かく紹介されています。

この本の内容で走塁練習をチームで重ねていけば、弱いチームでも
強い相手に十分通用すると思います。

現に健大高崎も2011年に甲子園初出場してから
一度も初戦敗退がなく、これまで甲子園で春夏で11勝挙げることが出来ているのです。

実際に読んでみて「あ、なるほど」と思う事がたくさんあるので是非皆さん読んでみてください!


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今後もお得情報を提供していきます。
posted by data-bank at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 走塁

ジャイロハンドスロー

こんにちは!野球大好きデータバンクです!
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います!

前回腕の位置を下げたほうがジャイロボールを
投げやすいとご紹介させていただきましたが、
もちろん腕を下げるデメリットもあるのです。

オーバースローは、ジャイロボールが投げにくいのですが、
速いストレートは腕を下げるより投げやすくなります。

一方アンダースローはジャイロは投げやすいのですが、
速いストレートは投げるのが難しくなります。

オーバースローは高い位置エネルギーを利用してボールを加速させることができますが、
アンダースローは位置エネルギーを利用することができません。

渡辺俊介投手(元ロッテ)や牧田和久投手(西武)もストレートの最速は
140キロを超えてはきません。

やはり投手をやっている以上、速いボールを投げたい!

そう思う方は多いと思います。

速いジャイロボールを投げたいと思う方はサイド気味、

すなわちジャイロハンドスローをおすすめします!

オーバースローで投げていた選手が
かませ〜隠しを取り入れると
腕の位置が下がってくることが多いのですが、

ポイントとしては腰と肩のラインが水平なまま投げるということです。

ジャイロハンドスローであれば指に乗っかってジャイロも投げやすいですし、
150キロを超えるストレートも可能だと思います。

image.jpeg

丁度スリークオーターのような感じですね。

とにかく何度も繰り返しになりますが、
腕の位置だけを下げるのではなく、
かませ〜隠しが重要なのです。
→かませについてはコチラ
→隠しについてはコチラ

この体の使い方であれば試合で安定したピッチングできるのです。

ただこの腕の位置を下げると使いづらい球種があります。

それは縦に大きく割れるカーブです。

もちろんカーブが投げられないわけではありませんが、打者のアゴを上げるような
タイミングを外すカーブは腕の高さの問題で投げづらくはなります。

逆にジャイロハンドスローで投げるカーブは球速が速くなる傾向にあります。

どのスタイルを選ぶのかは個人の自由ですが、
僕は総合的に安定したジャイロハンドスローでのピッチングをお勧めします。

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今後もお得情報を提供していきます。

2015年12月13日

アンダースローの利点

こんにちは!野球大好きデータバンクです!
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います!

前回まででジャイロボールを投げるための必須モーションに関して
ご紹介しましたが、今回はもっともジャイロボールを投げやすいとされる
アンダースローをテーマに話していきたいと思います。





なぜアンダースローはジャイロボールを投げやすいのかと言いますと、
アンダースローの場合指の上を転がすように回転をかけることができるので
ジャイロボールになりやすいのです。

逆にオーバースローですと、指の上を転がす時間がアンダースローに比べて、
極めて短いため、投げ損じが発生しやすいのです。

また右投手から見てジャイロボールは
進行方向に対して少し右に傾いているのです。

この傾きがあることによって曲がることなく
ストレートの軌道でキャッチャーまで届くのですが、
ボールが重力の影響を受けて落ちてくると
スライダーになって曲がってしまうのです。

これが投げおろすオーバースローでは実に難しいのです。

下から投げ上げるアンダースローですと落下のポイントがないので、
スライダーになることはありません。

そのためジャイロボールを投げやすくなるのです。

渡辺俊介投手(元ロッテ)や牧田和久投手(西武)は
2シームジャイロの使い手と言われており、
そのボールは中々キャッチャーまで届いてはくれません。

→2シームジャイロの特徴についてはコチラ

実際にやってみてほしいのですが、アンダースローでは
一般的に正しい回転とされているバックスピンのボールは
逆に投げにくいと思います。

オーバースローは上から下へ腕を振り下ろすため
バックスピンのほうが投げやすいのです。

これからジャイロボールを自分の持ち球
いや基本的なストレートをジャイロボールに
したいと思う方は腕の位置を下げてみてはいかがですか?

ただし腕の位置を下げるだけではいけません。
これまで紹介させていただいた
かませ〜隠しがなければ、腕の位置を下げても
ジャイロボールを投げられたとしても
ピッチングが安定してきません。

これまで紹介した手順で体の使い方をマスターして
ジャイロボールを習得してください!

image.jpeg


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2015年12月11日

骨盤を「ズバッと」切り替えして、オレンジをしぼり潰す

こんにちは!野球大好きデータバンクです!
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います!

いよいよピッチングも後半に差し掛かってきました!

今回は骨盤を「ズバッと」切り替えしてとオレンジをしぼり潰すを
一気にご紹介したいと思います。

これには理由があり、直接的な関わりが大きいからです。

つまりどちらの意識も持つことで体をスピンさせやすくするのです。

取り組むに当たり、まずに先に伝えておかなくてはいけないのは、
ギリギリまで隠して骨盤を鋭く切り返すのは、実は難しいことなんです。

ギリギリまで我慢して隠していると、次の骨盤の切り返しの際に
回転が不十分になる可能性があるのです。
image.jpeg
(前側の骨盤を横にズラしてボティを鋭く回転させるフローティング・アクシス・スピニング)


上の写真のようにフローティング・アクシス・スピニングが出来ないと
ボールは体の回転が不十分になるためシュート回転します。

しかし骨盤を切り返そうという意識が強いと、逆に「隠し」がうまくできなくて
コントロールが定まらず、これまたシュート回転につながるのです。

そのため一番練習が必要なポイントかもしれません。
右投手であれば左の股関節の中にあるオレンジを絞り潰すイメージで投げ切る。
もしくは自分の背中が相手に見えるくらい回旋するくらいズバッと切り返すことが
重要です。

また骨盤を切り返す際に最初のスタートとなるのは、
後ろ足のエッジを掘り返す、つまりうねり上げが必要になるのです。

後ろ足→ひざ→骨盤とうねりの波が駆け上がっていき、骨盤をさらに鋭く切り返すのです。
image.jpeg
このように下からうねりの波を伝えていき最終的にボールを持つ腕を加速させるのです。

この体の使い方ができると最終的に目指しているジャイロボールを投げられるだけでなく、
肩、肘への負担も軽くなるはずです。

何故なら腕の力で投げていないから。足から腕までのうねりの波で
投げているから負担が軽くなるのです。

さあここまで来たらジャイロボールは目の前です!

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2015年12月10日

Cアーチをかけて

こんにちは!野球大好きデータバンクです!
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います!

今回は「Cアーチをかけて」ですが、速いボールを投げるための必須モーションとなります。

これに関しては日本の代表する投手はほとんど
行っているモーションになります。

→ピッチングの腕の使い方についてコチラ

スクラッチモーション.gif
image.jpeg

ボールを持っている腕を内側に気持ち捻ることで、腕全体の筋肉が内側に引っ張られ、
その後、二枚目の写真のように腕がらせん階段を登るように外側に巻き戻っていきます。

これをピッチングのスクラッチと呼びます。

ダルビッシュ Cアーチ.jpg
田中OKステイバック2.jpg
前田健太 Cアーチ.jpg
大谷 骨盤隠し.jpg
(上からダルビッシュ有投手、田中将大投手、前田健太投手、大谷翔平投手)

このように日本を代表する投手は必ずスクラッチを行い、
らせん階段を掛けあがるように腕が外側に巻き戻され、
キレの良いストレートを投げることができるのです。

スクラッチを入れる際の注意点ですが、
無理矢理腕を内側に捻ってはいけません。

あくまで濡れた手を払うかのようにボールを内側に振るような脱力感が必要です。

そしてエッジをかけた後ろ足からスクラッチを行った腕のラインが
Cアーチとなるのです。

Cアーチは速いボールを投げるためには必須のモーションとなります。
ここに挙げられた投手は皆そろって150キロ以上のスピードボールを投げることができます。

image.jpeg
image.jpeg
(これがCアーチ)




そのためにはボールを持った腕をいかにギリギリまで上に挙げずに我慢するのかが、
重要になるのです。

目安で言うと前足が地面に着く直前ぐらいです。

なぜそこまで我慢しなくてはならないのかと言いますと、
スクラッチによって腕全体の筋肉を内側に引っ張っていますので、
その筋肉の反射をギリギリまで我慢することによって
力を入れなくても勢いよく腕を振ることができるからです。

もちろん筋力があればそんなことしなくても速いボールが投げられるかもしれませんが、
ピッチングの際に無駄に力を入れる事は故障につながる可能性が非常に高いです。

特に肩、肘というのは非常にデリケートな部分ですので、
無駄な力を入れることなく、効率的に体を使うことによって
故障の予防にも努めていかなくてはいけません。

上記の投手陣は決して力を入れて投げてはいません。

ピッチングにおいて腕はムチのようなものです。
意識して使うのは下半身から体幹であり、
いかに腕を脱力するかがポイントなのです。

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Cアーチについて書かれています。

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2015年12月09日

大谷翔平と藤浪晋太郎

こんにちは!野球大好きデータバンクです!
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います!

前回の骨盤の隠しにつながる話になります。

大谷翔平投手(日本ハム)と藤浪晋太郎投手(阪神)。
同じ1994年生まれで、共に190pを超える超大型投手として
プロ入り3年で素晴らしい活躍を見せています。

ともに高校時代、甲子園を経験しており、
大谷は高校3年生の県予選では160キロをマークするなど高いポテンシャルを披露し、
藤浪は最速153キロのストレートを武器に甲子園春夏連覇を達成しました。

僕個人としては、2人のポテンシャルはプロの世界でも
トップクラスと思っていますが、
ここで二人ここまでの成績を比べてみましょう!

大谷翔平 
2013年 3勝 0敗 投球回61.2  四死球41 奪三振46   防御率4.23 与四死球率6.03 奪三振率6.78
2014年11勝 4敗 投球回155.1 四死球61 奪三振179  防御率2.61 与四死球率3.54 奪三振率10.39
2015年15勝 5敗 投球回160.2 四死球49 奪三振196  防御率2.24 与四死球率2.75 奪三振率11.01

藤浪晋太郎
2013年10勝 6敗 投球回137.2 四死球46 奪三振126 防御率2.75 与四死球率3.02 奪三振率8.27
2014年11勝 8敗 投球回163  四死球75 奪三振172 防御率3.53 与四死球率4.14 奪三振率9.50
2015年14勝 7敗 投球回199  四死球93 奪三振221 防御率2.40 与四死球率4.21 奪三振率10.00

プロ入り直後は藤浪投手が、即戦力として活躍してきましたが、
大谷投手も年々投球内容が上向きになり、
今年は最多勝、最優秀防御率、最高勝率の三冠に輝きました。

今回のテーマに合わせて上の成績を出させていただきましたが、
大谷投手が初年度にコントロールに苦戦しているのですが、
年々与四死球率を見る限り、改善されています。

一方の藤浪投手ですが、今季最多奪三振のタイトルを手にはしていますが、
与四死球率を見る限り、コントロールが課題であるように見受けられます。

大谷 骨盤隠し.jpg
藤浪 骨盤.jpg
二人の投球フォームですが、骨盤の向きに注目してください。

大谷投手が、骨盤を隠して我慢しているのに対して、
藤浪投手は前足が着地する前にもかかわらず、
後ろの骨盤が見えてしまっているのがわかるでしょうか?

それでも上半身は開かないように我慢しているのが、画像からはわかりますが、
ここが大谷投手と藤浪投手の成績の差につながっているように僕は思います。

前回も骨盤の隠しの重要性についてはご説明させていただきましたが、
コントロールにおいて骨盤の使い方というのは非常に重要なのです。

なのでいくら肩や上半身が開かないよう我慢しても
骨盤が開いていてはピッチングは安定しないのです。

→骨盤の「かませ」についてはコチラ
→骨盤の「隠し」についてはコチラ

しかし体の使い方に課題を残しつつも、プロ入りから三年連続2ケタ勝利、
平均球速は大谷投手に次いで第2位とポテンシャルの高さを見せています。

ということは骨盤の隠しを修正することによって、コントロールが安定して、
もしかすると大谷投手もしくはそれ以上の成績を残す可能性があるのかもしれません。

来季もこの二人の成長を期待したいですね!

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2015年12月08日

骨盤を「隠して」

こんにちは!野球大好きデータバンクです!
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います!

かませて、エッジを効かせて、続いては骨盤の隠しへとつながっていきます。

投球が始まってからできる限り体の開きは抑えたいものですが、
その際に肩を意識的に開かずに我慢すると、
経験談で別の問題が発生するリスクがあると、
以前お話しさせていただきました。

→肩の開きを我慢すると、、、?

厳密に申し上げると骨盤の隠しが出来ていなければ、
肩をいくら開かないように意識しても意味がないのです。

また骨盤の隠しはコントロールの安定以外にも
ボールのキレにも関わってくるのです。

イメージで説明すると隠し始めてから投げ始めるまで
9:1のイメージで投げることでキレのよりボールを投げることが可能です。

もちろん筋力的に優れていれば、
7:3でも8:2の割合でもキレのよいボールは投げられるかもしれませんが、
長いイニングを投げる上では決して効率的とは言えませんし、
コントロールミスする可能性も高くなります。

またスタミナの消耗度合いも変わってくるはずです。
ギリギリまで骨盤を隠すことに比べて、
余分に力を使う必要があるからです。

大谷 かませ.jpg
マー君 OKステイバック.jpg


こちらは今季パ・リーグで投手三冠に輝いた大谷翔平投手(日本ハム)と
楽天時代の田中将大投手(現ヤンキース)の骨盤の隠し部分ですが、
投げるギリギリまでこの部分が開かずに我慢できているのがわかります。
image.jpeg
(このようにギリギリまで隠してキレを生みましょう。)


実はコントロールに苦しむタイプの投手の多くはこの部分ですでに
後ろの股関節が見えているケースが非常に多いのです。

練習する際は鏡もしくはパートナーがいればピッチングの際に後ろの
股関節が見えていないかチェックしてもらいましょう。

かませと隠しだけでもこれまでのあなたのピッチングは劇的に変わるはずです。

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ここまでの流れでも十分キレとコントロールは変わってきます。
みなさん騙されたと思ってぜひやってみてください!

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エッジを効かせて

こんにちは!野球大好きデータバンクです!
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います!

前回の「かませ」から今度は前方へ
並進運動を起こして、重心を移動させるのですが、
この際、

後ろ足のエッジが非常に重要になります。

→エッジの重要性についてはコチラ

この件に関しては以前にもご紹介させていただきましたが、
エッジはバッティングでも重要なポイントであり、
並進運動によって力を生み出す上で大切な
体の使い方になります。

地面に自分の軸足のくるぶしを押し付けていくイメージなのですが、
これをするためには後ろ股関節の上に重石がなければエッジが
うまく使えないかと思います。

このように後ろ股関節に重石を乗せて、エッジをかけると
ある動きが出現するのです。

それは

ヒップファーストです。

ヒップファーストでのスタートのメリットは

意識しなくても肩の開きを抑えられる

ということです。

それによってストレートがシュート回転するリスクと
ボールが抜けるリスクを減らすことができるのです。

但し、気をつけなくてはいけないポイントがあります。

それは

極端に後ろ肩が下がるくらいヒップファーストを意識しないということです。

松坂 NGステイバック.jpg
こちらはレッドソックス時代の松坂大輔投手のフォームですが、
典型的なほど後ろ肩が下がっています。

このフォームでも体幹の力を使って、
速い球を投げることは可能です。

しかしこのフォームの場合、低めにボールを集めようとすると
ここから上半身を被せるように振らなくてはいけないため
コントロールが乱れる可能性が高くなります。

僕の経験上、この体の使い方は

バランスを崩し、逆にコントロールが乱れます。

なので肩が下がらない程度にヒップファースト行うのが理想ですね。
田中OKステイバック2.jpg
こちらは楽天時代の田中将大投手のフォームですが、
見事なまでに両肩をフラットより後ろ肩が上に挙がるように
なっているためスムーズに体を回すことができて、
コントロールが安定してくるのです。

またエッジをかなり深いレベルまで差し込んでいるため
地面からの反力を最大限にまで活用しています。

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プロでもコントロールの良い投手は後ろ肩が
下がっている選手が少ないのが現状です。

プロ野球などを見ていて理想とする
投手のフォームをマネてみるのも
上達への近道かもしれません。


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2015年12月07日

骨盤を「かませて」

こんにちは!野球大好きデータバンクです!
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います!

今回は最初の骨盤を「かませて」ですが、
以前大谷翔平選手(日本ハム)のピッチングで
触れたことがありますが、
ピッチング全体の中でコントロールを安定させる上で、
必要な部分となります。

→以前記載した「かませて」についてはコチラ

前足を上げた段階で骨盤が滑る、
つまり腰の部分が丸まらないようにする必要があります。
image.jpeg
(こちらが「かませ」。後ろ股関節に体重が集約されていますね。)
image.jpeg
(こちらが「滑る」。速い球を投げるために前足を高く上げると陥りやすい。)

かませることができずに滑ってしまうと、
いくら走り込んで強靭な下半身を作り上げようが、
いくらその後の体の使い方がよくても
コントロールが安定することはできません。

仮にストライクが取れたとしてもそれは小手先で操作した
本来の勢いのあるボールではないと思います。

骨盤が滑る投手に多いのは、オーバースローの本格派に
多い傾向にあります。

逆にサイドスロー、アンダースローの投手のほうが、
骨盤がしっかりかませやすい傾向にあります。

なぜならサイドスローやアンダースローは
右投手の場合、三塁側に上半身をかぶせるように
投げるため、それが結果としてかませに繋がっている事が
多いからです。

近年ではダルビッシュ有投手(レンジャース)や
先述の大谷投手のようにランナーがいなくても
セットポジションから投げる投手が増えてきています。

セットポジションから投げることによって骨盤のかませを
確認してなげやすくなり、安定したピッチングにつながるのです。

そしてかませることによって腕の位置というのは必然的に
下がってきているのです。

腕の位置が下がることは問題ありません。
問題なのは、

骨盤が滑っているのか、かませているのか

それが重要なのです。

時々プロ野球の世界でも、コントロールが安定しないからといって
オーバースローからアンダースローに変える投手がいますが、
骨盤滑ったままでは、結果は同じなのです。

まず骨盤のかませを修得して、安定したピッチングを目指しましょう!

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とにかく実践してほしいの一言ですね!うねりを取り入れるだけで打球が変わるのを感じてほしいですね!

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バッティング全体の使い方について書かれています!バッティングの極意は「うねり」に焦点を当てていますが、この本は構えからスイング終了の事まで書かれています!

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魔球ジャイロボールの特徴からジャイロボールを投げるための体の使い方について書かれています!

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魔球の正体から体の使い方をよりシンプルに伝えて、かつ新たな発見についても書かれています!
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