野球上達への道

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こんにちは！野球大好きデータバンクです！
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います！

これまで僕のブログを読んでいただいてありがとうございます！

今回はこれまでブログで使用してきた専門用語を
わかりやすくおさらいしていきたいと思います！

やはり読んでいて技術向上につなげていただくのが
このブログの目的ですので、今回はピッチング編になります！

※あいうえお順になっております。

・INスパイラル
テイクバックの際の腕の内旋運動。内側に腕の筋肉全体を引っ張っていく。
この動作によって次のEXスパイラルを引き起こしやすくなる。



・EXスパイラル
INスパイラルの後、筋肉の反射によって起こる腕の外旋運動。
キレのあるボールを投げるためにはこのINスパイラル、EXスパイラル両方が必要になる。



・エッジング
後ろ足を使ってマウンドのプレートにエッジをかける動作。
この動作によって体重移動がスムーズになる。



・オレンジ潰し
リリースの後に前の股関節に体重をかける動作。
このときに前の股関節の中にオレンジがあることをイメージして、それを絞りつぶすイメージでフィニッシュすること。
これが不十分だとボールがシュート回転するリスクがある。


・隠して
体重移動の際にキャッチャー側から見て後ろ股関節をギリギリまで隠すこと。
これがギリギリまで隠せないとボールがシュート回転するだけでなく、
コントロールも定まらなくなる。



・かませ
投手が前足を上げる際に骨盤がしっかり後ろ足の上に乗って安定している状態。
ピッチングの初期の段階で最も重要な部分で、これが安定しているかどうかで
ピッチング、特にコントロールの部分が変わってくる。



・Cアーチ
前足が着く直前、後ろ足からボールを持った腕で形成される「Ｃ」の字の状態。
腕が上がるのを我慢することで速く、キレのある速球を投げることができる。



・ジャイロボール
ボールの進行方向と回転軸が同じ向きで、
4シームの握りで投げると空気抵抗が小さく、失速しにくいのに対し、
2シームの握りで投げると空気抵抗が大きく、なかなかホームベースに届かないボールとなる。


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こんにちは！野球大好きデータバンクです！
今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います！

2016年ドラフトの超目玉投手、創価大の田中正義投手です。



昨年末から頻繁にメディアに取り上げられ、
12球団全てが1位指名するのでは？という報道も出るなど
今アマチュア球界で最も注目されている選手です。

田中投手の武器といえば最速156キロのストレートでしょう。

昨年NPBの若手の選抜チームと大学日本代表との壮行試合がありましたが、
圧巻のピッチングで駆けつけたスカウト陣の度肝を抜きました。

田中投手のフォームを見てみましょう。

ヒップファーストが出来ていてロスなく体重移動していますね。


左足に体重を乗せて力強く腕を振っているのがわかりますね。

ではＮＰＢ選抜との壮行試合の動画を見てみましょう。

大学日本代表対NPB選抜


非常にスムーズに投げているのが印象です。
軽く投げているのに150キロ前後をマークしているので
打者からすると非常に打ちづらいと言えるでしょう。

このままケガなくいけば間違いなくドラフト1位指名確実ですが、
代名詞となるような強力な変化球があるとプロでも活躍は間違いないでしょう！

大学ラストイヤーでの田中投手の成長に期待です！

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今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います！

今回は左腕で最速150キロを誇る大阪桐蔭・高山優希投手です。

何と言っても一番の魅力は
秋の明治神宮大会でマークした150キロのストレートですね。

まずはフォームを見てみましょう。

ヒップファーストがしっかりできていますね。
ヒップファーストの利点は肩の開きが抑えられるので、
自分の力をロスなくボールに伝えられることができます。


下半身は投げたがっているのに、
まだ上半身は我慢できています。

細身の体で150キロをマークするのは
この部分が我慢できているからでしょう。

ではそのピッチングを見てみましょう。

秋の明治神宮大会　対高松商業戦


右足を挙げて一度溜めを作っていますが、
骨盤のかませがしっかりできている証拠です。

そしてもの凄い体の回転を引き出すために
首を鋭く振って帽子を毎回のように飛ばしています。

これが高山投手のスピードの秘訣と言えます。

体の細さは気になるところではありますが、
投球のバランスに関しては非常に素晴らしいものがあり、
これだけ速いボールを投げているにも関わらず、
低めに集められているので、攻略するのが難しい投手だと思います。

おそらくセンバツではナンバーワン左腕として
注目される高山投手ですが、
冬場のトレーニングで体を作り上げて
さらに凄味を増した投球を見てみたいですね！

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今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います！

前回までの敦賀気比・山崎投手、東邦・藤嶋投手のピッチング動画を
ブログで載せていませんでしたので、アップさせていただきます。
いつも読んでいただいている皆様申し訳ありません。

敦賀気比・山崎投手　秋の明治神宮大会　対創志学園戦

こうして見るとやはり左膝が割れ、体の開きが早いですね。
この部分が改善されると大きく飛躍するでしょう。

188センチと上背があり、ボールに角度もあるので、
楽しみな存在です。

→注目選手　敦賀気比・山崎颯一郎

東邦・藤嶋投手　秋季東海大会　対中京戦

ボールに力はありますが、
腕の振りが小さくまとまったような印象です。

それから若干腕を担いでいるような使い方をしていますが、
遠心力、慣性力を活用して腕が体から離れるような
腕の振りになると馬力がありますから大化けする可能性があります。

→注目選手　東邦・藤嶋健人

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今回もお役立ち情報をお届けしていきたいと思います！

今回は松坂2世の呼び声の高い、創志学園・高田萌生投手です。

既に最速150キロをマークしている剛腕ですが、
非常にバランスの取れ、バネを感じさせる投手です。

「かませ」の部分に関してはよくできていると思います。
そのため大きく制球を乱して自滅するリスクが低いでしょう。

ではその高田投手のフォームを見てみましょう。

この写真を見る限り上半身がしっかり骨盤に乗っており、
これがバランスのいい制球の安定した投球につながっています。


最初の写真から引き続いて骨盤の肩のラインが
平行に回転しているのがわかります。


ここから遠心力を活用して腕が体の中心から
離れるようにリリースしているのがわかります。

さらに左のグラブが左胸にしっかり押し付けられています。

この動きというのはリリースする際のボールを切る上で
非常に重要な体の使い方になります。

では昨年の神宮大会でのピッチングを見てみましょう。


残念ながらこの試合は負けてしまいましたが、
前回まで紹介させていただいた敦賀気比・山崎投手、
東邦・藤嶋投手と比べても現状での完成度は高いと思います。

彼の今後の課題を挙げるとすると
体の線の細さと言えるでしょう。

足を始めとして全体的な細さを感じるため
連投になる甲子園でのスタミナが不安視されます。

冬の間はトレーニングで体を仕上げてくるでしょうから
センバツでの成長に期待です！

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今回も第88回選抜高校野球、注目選手をご紹介したいと思います。
第2回は東邦高校・藤嶋健人投手です。

1年生の第96回の夏の甲子園に主に先発で投げていて、
新チームではエースで4番としてチームをけん引しています。

そんな藤嶋選手のフォームを見てみましょう。


最速146キロを誇る藤嶋投手ですが、
前側の骨盤の開きが少し早いように感じます。

肩のラインは平行を保っていますので、
バランスの良さを感じます。


昨日の山崎投手のところでも触れましたが、
腕が縦振りの色合いが濃いように感じます。


慣性力に任せて、腕は縦に振るのではなく
勝手に体から離れていく使い方をしていかなくては
特に肘へのダメージが蓄積されていきます。

ピッチングのまとめとして

馬力はありますが、多少細かい修正点が必要に感じますね。
ただゲームをまとめていく能力は高いので、
選抜でのピッチングに注目ですね。

さて続いてバッティングですが、


手元まで引き付けていて、
一番力の出せるところでインパクトを迎えられています。

ただもう少しステイバックが取れるようになるとベストですね。

→ステイバックとは？

プロのスカウトの中では投手としてより
打者としての評価が高い藤嶋投手ですが、
選抜では投打ともに高いパフォーマンスを発揮してほしいですね。

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もうすぐ選抜高校野球の代表校が決まりますが、
今回から注目選手について書かせていただきます。

今回は北信越大会を制した敦賀気比高校の山崎颯一郎投手です。

身長188センチの長身から最速144キロのストレートを繰り出し、
昨年の夏の甲子園では花巻東打線相手に2イニングで
三振を4つ奪うなどストレートには非常に伸びを感じました。





この写真を見る通り非常に腕のしなりがあるため
それを生かして伸びのあるボールを投げています。

速球派と呼ばれる投手はこの形が非常にきれいで
レンジャースのダルビッシュ投手や日本ハムの大谷投手も
この部分の形がきれいなため非常に伸びのある速球を投げられるのです。




山崎投手の修正ポイントを挙げるとすると
この写真でもわかる通り、左ひざが外に割れてしまっている点です。
左足が着いた段階でひざが外に逃げてしまうと体の開きが早くなってしまうので、
ストレートがシュート回転する恐れがあるのです。

また腕の位置が高く、これもリリースが安定しない要因の一つです。

よくサイドスローやアンダースローがコントロールが安定していると言われるのは
骨盤と肩が平行に回転するからなのです。

山崎投手のピッチングを見ると投げるタイミングで
肩のラインが完全に上を向いてしまっています。

いいピッチングをしていても突如として
乱調になるところもこれが原因でしょう。

秋の北信越大会では突如としてコントロールが乱れ、
打ち込まれる場面も見られ、続く各地区の優勝校が集まる
秋の神宮大会でも決勝の高松商業戦でも終盤に大量失点するなど
不安定なピッチングを露呈してしまいました。

以前ご紹介した「かませ骨盤」ができるようになってくると
飛躍的にコントロールが改善されると思います。

→かませ骨盤とは？

プロのスカウトも将来性を高く買っており、
一冬超えてどれだけ成長しているか楽しみな投手です。

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昨年は早稲田実業・清宮幸太郎選手が高校野球の話題を独占していましたが、
その清宮選手にも勝るとも劣らない逸材が今年高校生になります。

岐阜県の飛騨高山ボーイズの根尾昂（ねおあきら）投手です。

中学生3年生の彼は現時点でストレートの最速が146キロを掲示するほど
球が速く、ピッチング自体も中学生レベルを超えていて、かつバッティングも脚力も
素晴らしいものを持っています。

根尾昂投手


ピッチングにおいてはかませがしっかり効いていて
コントロールも非常に安定しています。

バッティングにおいてはしっかり引き付けて
骨盤の鋭い切り返しで打ち返しています。

現在、一部の情報では大阪の高校に進学するとの事ですが、
（もしかして大阪桐蔭？）
おそらく一年生から注目されること間違いないでしょう。

今年も高校野球から目が離せませんね。

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前田健太投手が8年契約でドジャースに入団しました。

メジャーでの活躍について僕は他の日本人メジャーリーガーと
遜色ないくらい活躍すると思っています。

何故なら日本での通算与四球率が1.90と制球力に優れているからです。

昨年ヤンキースから広島に復帰した黒田投手も
制球力を武器に40歳近くまで活躍されていたことからもわかるように
制球力はそれほど大事なんです。

前田投手の投球のメカニズムを見ていると
以前ご紹介した「かませ骨盤」がしっかり出来ています。

→かませ骨盤とは？



この体の使い方がメジャーでもできれば、
必ず活躍できると思います！

今回ドジャースは前田投手の故障歴を懸念して
年俸を抑えて、出来高での待遇を手厚くしていますが、
この評価を覆して活躍してほしいですね！

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投手って昔からよく走り込みが大事と言われてますよね。

僕の学生時代もそうでした。

走り込むことによって、スタミナがつけて、質のいいボールを投げることができると
言い伝えられてきましたが、果たして本当でしょうか？

ダルビッシュ投手（レンジャース）が以前、
走り込みよりトレーニングの方が重要であると
話していましたが、その理由として

・トレーニングによって筋力や瞬発力がつくと、球速が上がる
・球速が上がるためこれまでより軽い力で速い球が投げられるため9回でも150キロ超える球を投げられる
（つまりはスタミナがついてくる）
・走り込みをいくらしても瞬発力が上がらないから
・体作りを行う上で、走り込みよりトレーニングの方が効率がよいから

以上のように述べています。

走り込みがダメとは言いませんが、僕もトレーニングにもっと重点を置くべきだと考えています。

またメジャーのキャンプなどでは日本と違って投手は
ブルペンで100球、200球を投げることはなく、
大体50〜60球で投げ込みを終えるそうです。

このことから球速やスタミナの向上に投げ込みの量はそれほど関係ないといえるでしょう。

もっとトレーニングに皆さん重点をおいて練習していきましょう！

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