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　The春の食材「菜の花」。少し苦味があるもののとても栄養価の高いアブラナ科の緑黄色野菜です。ビタミンAの前駆体であるβカロテンはピーマンの五倍、ビタミンCはホウレン草の三倍あるとされています。食べ方も幅広くあり、煮て良し、炒めて良し、汁の具、パスタの具と料理法も様々です。品定めする時は一般的に花が咲く前の菜の花を選びますが多少咲いていても私は気になりません。料理している時に花びらが散らかるくらいです

菜の花の栄養素の効能とは？
鉄分
　貧血や冷え性の予防・改善をする効能がある栄養素です。不足すると肌の血色が悪くなってしまいます。

カリウム
　取りすぎた塩分を体の外に出してくれる栄養素です。高血圧予防、筋肉活動をスムーズにする効能などがあります。

ビタミンB１
糖質（炭水化物）の代謝をサポートする栄養素です。皮膚や粘膜の健康に良いとされていて、疲労回復の効能があります。不足していると疲れやすかったり、だるさを感じたりします。

ビタミンB２
　炭水化物、タンパク質、脂肪の代謝をサポートする栄養素です。皮膚や髪の毛や爪の美容や子供の成長に必要不可欠な成分とされています。

ビタミンC
　しみ・ソバカスの予防、肌にハリを与える、コラーゲンの合成などの効能がある美容成分です。免疫力のアップやストレス解消、動脈硬化予防、老化予防、

カルシウム
　歯や骨を作る栄養素です。緊張や興奮を抑えるリラックス効果もあります。

ベータカロチン
　体内に入るとビタミンAになる栄養成分です。抗酸化作用による老化やガンの予防、動脈硬化予防などの効能があります。

菜の花の料理



　菜の花といえばお浸しが定番ですが、オシャレにパスタにしても美味しいです。写真はベーコンと菜の花のペペロンチーノ。変わった使い方をしたいならお寿司のネタにしてもいいです。

　ネタは白だしと醤油で味付けしました。上に柚子胡椒を乗せてみたけどあまり美味しくなかったです。カラシをつけたら菜の花がからし菜になってしまいました(^^;)生姜が一番マシだったかな。

菜の花の目利きの仕方
　つぼみが開いておらず、切り口がキレイなもの。茎の中が白いものは鮮度が落ちてしまっています。一番上の菜の花の画像はスーパーの見切り品。

菜の花の下ごしらえ
　塩を入れた沸騰したお湯で約３０秒ボイルします。長くなると香りも栄養素も失ってしまいます。

菜の花の保存方法
　湿らした新聞紙やキッチンペーパーで包んでから野菜室で保存します。賞味期限は三日くらいです。冷凍保存したい時は茹でてから冷凍します。