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　ドリンクやスィーツの彩りを良くするために大活躍のミント。薄荷とも呼ばれ噛むと爽快感が口の中に広がるシソ科の植物です。種類が多くその数は２００を超えています。抗菌作用が有り、繁殖力が高いのも魅力の一つです。

　ミントにはカリウムやカルシウム、ビタミンC、食物繊維などの栄養素が含まれていますが、野菜のようにガンガン食べるものではないので、ここではミントの栄養素ではなく香りの効果効能に触れてみたいと思います。栄養成分が気になる方は、当ブログの「漢の栄養学」のカテゴリー内の他の記事を見ていただければ、その栄養素の効能がご覧いただけます(*^_^*)

ミントの香りの効能とは？
サビネン
　強壮作用があるにおいの成分です。

メントール
　香りの主といえる成分です。痛みの緩和、かゆみの緩和、消化の改善、食欲増加などの効能があるとされています。胃潰瘍を予防する効果があるともされています。

ミントポリフェノール
　アレルギー反応を抑える効果があるので、花粉症の予防・改善の効能がある成分です。

ミントの使い方
　カクテルのどのドリンクやデザートの飾りだけでなく、お魚やお肉の臭み消しやソースにも使われます。サラダに入れてしまう食べ方もあります。スペアミントが料理に使いやすいとされています(^O^)


〜カメムシの天敵？〜
　私たち人間にとってはいい香りですが、あの臭い虫「カメムシ」には嫌われる匂いのようです。ちぎったミントを水に入れて撒けばカメムシ除けになるかもしれませんね。

もしミントを食べ過ぎの副作用とは？
　食べ過ぎてしまうと粘膜が乾燥してしまい、胃を傷つけてしまうとされています。母乳の出が悪くなる副作用があるとされているので、妊婦さんや授乳中の方は控えたほうが良さそうです。

ミントの種類
　日本ではガムによく使われ、メントールの多いペパーミントやスペアミントが多いです。苦味が強く、医薬品に使われることが多いのはクールミント。甘いフルーツの香りがするオレンジミント、アップルミント、パイナップルミントなどの種類もあります。
保存方法
　湿らしたキッチンペーパーなどで包んでから袋に入れて冷蔵庫で保存します。水に差しておいてもいいです。