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ところてんの栄養素と成分
　　ところてんは１％がガラクタンという多糖類です。残りの９９％は全て水です。したがってところてんにミネラル成分やビタミン成分などはほとんど含まれていません。つまり栄養価はほとんどゼロです。

ところてんの唯一の栄養素「ガラクタン」とは？
　ガラクタンとはたんぱく質と糖質が合わさった成分です。ガラクタンは人間の消化酵素では分解できないので、どんなに食べても脂肪にならず体外に出てしまいます。

ガラクタンの効果効能
免疫力のアップ、ボケ防止、がん細胞の抑制、血圧を下げる、悪玉コレステロール、動脈硬化予防の抑制などの効能があります。サトイモにも含まれている成分です。

ところてんの作り方
　「オゴノリ」や「テングサ」などの海藻類を茹でて溶かします。その時できた寒天質のものを冷やして固めたものがところてんです。糸状にするときは「天突き」という道具を使っています。

ところてんを食べる時に洗う？洗わない？
　スーパーなどで販売されているところてんは酢水に使っています。どちらがいいということはありません。水溶性の栄養成分が入っているわけでもないですし。ニオイがなんか嫌だったり、洗わないと気持ち悪いと思うときに洗えばいいと思います。

ところてんだけダイエットの危険性
　ところてんのカロリーは１００g当たり１〜２キロカロリーととても低いです。一食でもところてんだけにすれば痩せることが出来るでしょう。三食にすれば激ヤセ出来ると思います。脂肪も落ちますが、筋肉も落ちてしまいます。筋肉の減少は基礎代謝を下げてしまい、太りやすいカラダになってしまいます。痩せる→太るの繰り返しは寿命を縮めてしまう行為とされています。栄養素は入ってないと言っても過言ではないので、ところてんだけの食事はとてもバランスが悪く、様々な悪影響が出てくる危険性が高いです。

ところてんのおすすめの食べ方
　上記で記しているように、栄養素がところてんにはほとんど含まれていないので、いろいろ具を入れて栄養素を補強してあげるのがおすすめの食べ方です。三杯酢や酢醤油、胡麻だれで食べるので冷麺や冷やし中華に乗っているような具が合います。例えば、ゆで卵、トマト、きゅうり、スプラウト、カイワレ大根、白髪ネギです。