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　冷麺の上にのっている松の実。食べずに残している方も多いのではないでしょうか？しかしそれは非常にもったいないです。なんと、セレブやモデルから広まり近年話題になっているスーパーフードの一つなのです。

　スーパーフードとは低カロリーで一般的な食材よりビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富だったり、抗酸化作用が高い食材を指しています。

　松の実は、マツ科植物の種の胚乳の部分。昔から効能効果に期待されていて聖書、古代中国の薬学書にも出てくるほどです。

松の実に含まれている栄養素
・ビタミンE
　抗酸化作用が高い栄養素です。肌や血管の老化を予防する効能があります。細胞の修復、免疫力アップなどの効果もあります。

・ビタミンB1
　糖質の代謝をよくし、エネルギーを作るので疲労回復の効果があります。筋肉や皮膚、粘膜にも良い効能があるとされている栄養素です。

・ビタミンB２
　細胞の新陳代謝を促進する栄養素です。美容だけでなく子供の成長にも重要な栄養成分です。

・ビタミンB６
　肝脂肪が溜まるのを予防する効能があるとされています。肌や粘膜にも良いとされている栄養素です。

・ピノレン酸
　摂取しすぎたリノール酸のバランスを整える効果があります。血流を良くする、コレシストキニン（食欲抑制ホルモン）の分泌を促進する効能があるとされています。

・オレイン酸
　動脈硬化や心疾患、便秘を予防する効能がある成分です。

・リノール酸
　体内で作ることができない必須脂肪酸の１つで、植物油に含まれています。体の機能を正常に動かすために欠かせない栄養素で、血中コレステロールを下げてくれますが、過剰に摂取してしまうと免疫力の低下につながります。

・亜鉛
　精力増強、免疫力強化、味覚障害改善などの効能があるとされている栄養素です。新陳代謝がアップするので髪の毛や肌にも良いとされています。

・鉄分
　赤血球を作るミネラル成分です。不足すると貧血になってしまいます。

松の実の食べ方
　生で食べることが出来ないのでフライパンで炒ってから食べます。サラダや、汁物、詰め物、炒め物などに入れたりもします。一日に２０粒程度が目安摂取量のようです。

松の実の効能まとめ
　生活習慣病予防、血行の促進、アンチエイジング効果