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2014年03月14日

キャッチ&リリースの意味 

 海釣りから入った釣りのキャリアも40年ちかくとなった。子供の頃の鮒つりを含めると50年を越える。本格的な釣りは社会人となって始めた船釣り。その後、磯や岸壁での投げつりに、20年ほど前からのルアー、5年前からはじめたフライフィッシングと、遍歴を重ねてきた。
 
面白いのは、ルアーに転向してからキャッチ&リリースを心がけるようになったこと。海釣りでは、釣った魚を返すのは持って帰るには小さすぎるか、外道に限られていた。それ以外の魚を、敢えて海に戻す人をほとんど見たことがない。
ルアーやフライは川や湖がキャンパス。釣れる魚も、食べるには一般になじみの薄いやまめや岩魚、虹鱒で、持ち帰っても焼いて食べる以外の料理法が少ない。必然的に釣っては返すキャッチ&リリースとなる。そうしたことから、釣り始めの頃は「回復可能な川づくり」などの高尚な環境保全の意識などありはしない。
 
 海釣りを行っている人からは偽善に見えるのかもしれない。「一度釣った魚を返すくらいなら、始めから釣らなければいい」と面と向かって言われたことがある。
 北海道の河川は、本州の川や湖のように入漁料を取って放流事業を行っている管理河川がほとんどないために、持ち帰れば海の魚のようには回復が利かない。そのことを、ルアーやフライを行うものは体験の上で理解している。また、釣行を重ねるたびに「これから大きく育った魚を釣るため」、あるいは「他の釣り人も楽しめるように」というキャッチ&リリースの意識も自然と芽生えてくる。私の場合はそうだった。

 ただ、同じ川や湖で餌つりを行う人のほとんどは持ち帰る。釣った魚のサイズを決めて、それ以下の魚は放流しているが、中には全て持ち返る人もいる。
 千歳川で有名な餌釣り師がいた。その人はほとんど毎日、同じポイントで投げ釣りを行い、1日に20匹前後を釣り上げる。釣った魚はうぐいだけは川に返して、それ以外は持ち帰り、食べきれないものは近所の人にあげているという。
その人と知り合う機会が合って、一度聞いたことがある。「やまめは放流で回復するが、他の魚は数に限りがあり、持ち帰った分だけ回復が利かない。持ち帰るのは大きな魚だけに留めてはどうか」と。返事は返って来なかった。多分、そのようなことを初めて言われたのだろう。自分でも余計なことを言ったと反省した。
 マナーやモラルという堅苦しさではなく、自然と沸きあがる釣り人としての見識、プライドをこれからも大事にしていきたいと思っている。




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