2017年06月17日
秘境化しても魚影戻らない紋別川
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1年ぶりの釣行で尺越えブラウン
連休2日目の14日の釣行先は、1年ぶりの千歳川支流紋別川。正確には、千歳川の支流ではなく、王子製紙第4ダムに流れ出る独立河川。閉じられた、水明林道のゲート内だけで完結する川だけに、昔のように気軽に釣行することのできない、入渓の難しい川だ。
ただ、山菜シーズンのこの時期は、林道出入口のひとつ恵庭・市営牧場のゲートが開いていることが多く、今回もそれに便乗して釣行した。
ゲートが閉じられているからからこそ、川の環境が保たれているとも言えるが、まだ林道が一般開放されていた頃の乱獲がたたって、現在も魚影は薄いまま。
一方で、岩魚やアメマスとは違い、持ち帰らないで放置されたブラウントラウトが、最上流部にまで勢力を拡大している。多分、第4ダムの棲息数も、ブラウンがアメマスを圧倒したものと思われる。
さて、当日は、林道と紋別川がはじめて交差する紋別1号橋を手始めに、最上流の支線4号橋まで、一通り回ってみた。 第4ダムに流れ出る1号橋の下流は、水量が若干多いように感じたが、他の橋の下の流れは昨年と変わらない。これも、山岳渓流ではなく森の涌水を集めた川なればのことだろう。
これまでは、支線4号橋を越えた最上流部に絞って入渓してきたが、今回は魚影が薄いと思われる下流部から入渓して釣り上がった。そのため、ヒットする魚はブラウンがほとんどで、アメマスや岩魚は期待できないだろう、と見立てをした。
1号橋から2号橋に続く流域は、底が岩盤の滑床で形成されていた。その上を水がサラサラと流れて、遡行するには気持ちがよい。
その分、落ち込みや淵などの魚の居付くポイントが少なく、入渓した時点から苦戦が予想された。
入渓地点から300メートルほどして、ようやく淵が現れた。その流れ出しにカディスを投じると、淵の底から20センチほどの魚が浮上して、ドライに食いついた。
しかし、2、3度ジャンプを繰り返して、無理に手元に寄せようとしたときにバレた。動きや見た目は虹鱒と同じだが、ここには虹鱒が棲息していないのでブラウンだろう。
ドライにヒットした魚がいたことで、モチベーションは高まった。しかし、後が続かない。次々に現れる流れ出しや淵からは反応がない。「これが他の渓流ならば、ひとつのポイントに1匹はヒットするのに」と、独り言をブツブツ。
2匹目がヒットしたのは、曲がり角の淵の流れ出し。今度もジャンプを繰り返したが、なんとか堪えてネットイン。やはり、赤い斑点が強調されたブラウンだった。
その後も、落ち込みや流れ出し、水深のある早瀬などのポイントが続き、「ここは確実にいる」と、ビデオカメラを回し続けるが、スカばかり。ようやく25センチほどのブラウンがヒットしたのは、大淵の流れ込みのポイント。
さらに、そこから50メートルほどいった大渕で、水しぶきが上がってカディスが引き込まれた。これまでの3匹とは違う重量感のある手ごたえ。グイグイ引き出るラインを、何とか保ちながら手にしたのは、30センチ強のブラウンだった。このサイズになると、0・4号のティペットでは厳しいが、何とか堪えてネットに入れた。
20年以上前は、4号橋の上流で40センチを越えるアメマスがルアーでよく釣れたと聞くが、現在の紋別川の主となったブラウンは、このサイズが限界なのかもしれない。
その後、初めのサイズと同じようなブラウンを追加して、脱渓地点の2号橋を迎えた。もう少し上流に釣り上がろうかとも考えたが、林道ゲートが閉められる可能性もあり、早めに林道に上った。
今回は、最上流部への釣行を行なわなかったことから、上流に棲息するアメマスや岩魚を目にすることができなかった。ブラウンとの棲み分けができているのだろうか、と後ろ髪を引かれながら林道ゲートに急いだ。
尚、今回の紋別川の釣行の模様をビデオカメラで撮影した。近日中にyoutubeに投稿する予定で、興味のある方はご覧になってください。
写真は@紋別4号橋から見た下流の様子A滑床が終わり、淵や落ち込みが見え出した2号橋下流Bこの日一番のブラウントラウトC脱渓する2号橋が見えてきた
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