2016年06月20日
雨の尻別川に釣行
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結局、支流巡りに落ち着く
ほぼ10日ぶりの釣行なのに、札幌は雨模様。道南では大雨の警報が出されるなど、相変わらずの雨男ぶりを発揮。
「あんたが雨を運んできた」と、今年になって何回言われただろうか。それでも、貴重な休みを無駄にしたくなくて釣行を強行。行先は、以前から考えていた尻別川本流。いい加減雪代は終わっているだろう、ということと、本流がダメでも釣果の期待できる支流が控えていることから。
さらに、尻別川はこの程度の雨ではビクともしないだろうとの思いも。
午前5時に現地に到着の予定。その前に、目的地の手前にある尻別川支流・カシプ二川の様子を見た。ここは今年5月初旬に訪れたが、雪代真っ盛りで川に入ることができなかった。そこで、この川を基準に他の支流の流れを探っていこうという計画。
国道に架かる橋から川の様子を見たが、前夜から今朝にかけての雨のせいなのか、殊の外濁りがきつく水量が増している。橋の下に降りて、ドライフライで釣り上がったが、うぐいさえ出てこない。
悪い予感を胸に、尻別川本流へ。入釣したのは某支流の流れ出る中州のある場所。ここは自分にとって、尻別川の数少ないヒットポイントで、ヤマメの型ものが期待できる。ところが、平日にも関わらず川岸の駐車場所には先行車両が1台。
ポイントの中州に入るためには、手前の支流の川の流れを越えていかなければ行けない。しかし、雨のせいでいつもよりも水量が多くて流れが速い。
何とか、腰までの浅瀬を見つけて中州に出る。先行者もこの流れを越えていったのだろうか、と周りをみるが姿は見えない。
本流も、水量が多くて濁りがきつく、とてもドライに飛び出るような状況ではない。そのため、初めからニンフを流れに載せて沈め、逆引きすることに。その2投目にヒットしたのは、20センチほどの銀毛のきれいなヤマメ。
ただ、後が続かない。ヒットしたのはその1匹だけで、ウェットフライに替えてもウンともスンとも言わない。
時間だけが経過して、気が付けば一段と水笠が増してきた。これ以上粘れば、支流の流れを渡り切ることが難しくなる。
仕方なく、増水した支流を乗り越えて駐車場所に戻ったが、先行者の車はそのまま。先行者が、無事に流れを渡り切ることができるのか、心配しながらこの支流の上流に向かった
尻別川本流への流れ出しから、4キロほど上流に架かる橋が、この川のいつもの入渓場所。型ものは期待できないが、下流では虹鱒とヤマメ、上流には岩魚も棲息するという、トラウト釣りにはもってこいの渓流。
カシプ二川と同じように、水量が多くて落ち込みやカタ、平瀬などの飛び出るポイントも流れの底に。ようやく見つけた、流れの穏やかな平瀬でドライに反応するが、ヒットしない。随分スレているようだ。考えてみれば、今日は休日の後の月曜日。前日に釣人が入れば、渋くて当たり前か。
そして、強まる雨の中を釣り上がるほど水量が多くなり、それに比例してフライを打ち込むポイントが少なくなる。鉄砲水の心配はない渓流だが、一段と雨脚が強くなり、50メートルも上らず脱渓。結局、この川での釣果はゼロだった。そして、同じ京極を流れる比較的水量の多い河川へ。
これまで、この川には入ったことがないので、まずはポイントを探して上流に向かう。途中の何カ所かの堰堤の下でドライを打ち込むが反応しない。
その訳は、上流に向かうごとに現われる砂防ダムの数の多さで理解できた。なぜこんなに構築物が必要なのか。さらに、初めから魚が棲息していないかのように、魚道を備えていないのはなぜなのか。これだもの上流でヒットするはずがない。渓相が見事だった分、魚の棲まない川がかわいそうになった。
この上流紀行で疲れが一気に増した。近くのぺーぺナイ川の上流も、渓相が一変して無機質の景色が広がる。短い区間でいいのだが、警戒心の無い魚と思い切り釣りを楽しみたい、と痛切に思って帰路に着いた。
写真は増水した尻別川の様子とそこでヒットした銀毛の綺麗なヤマメ。魚道の無い砂防ダムが構築される支流の模様
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