2015年10月21日
やまめが濃い「ヌップリ寒別川」
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尻別川の留産橋、寒別橋は惨敗
尻別川本流には年に3〜4回釣行している。今年も3回ほど訪れたが、泣き尺のやまめが最長で、釣果には恵まれていない。入川ポイントが偏っているせいもあるが、他の方のブログを見ると、40センチ〜50センチの虹鱒が当たり前のように釣れている。最終的にはポイントが決め手なのだろうか。
先日、また懲りもせずに尻別川本流に釣行した。向かった先は、喜茂別町の留産橋下と寒別橋の上流。泣き尺のやまめは、寒別橋上流の淵で釣れたことから、今回も釣行先に加えた。
留産橋下には、流れ出しから大きな落ち込みに変わる、大場所が造られている。いかにも、魚が棲息しているように見えることから休日、平日を問わずいつも入釣者がいる。
この場所には、夏に一度入ったことがある。その時は、ルアーで40センチちかくの虹鱒がヒットしたものの、取り込み中にばらしてしまった。
今回は、そのリベンジも兼ねている。初めは、前回のヒットルアーと同じ5gのスプーンを上流の落ち込み下に投じ、下流まで流した。これを何度か繰り返したが、さっぱり反応がない。
続いて5センチのミノー、3gのスピナーと総動員したが、小魚さえも追いかけてはこない。下流域にある淵で、さらに30分ほどルアーを投じてみたが、魚影は確認できなかった。
この場所をあきらめて、今度は京極経由で寒別橋に向かう。寒別橋上流には、ヌップリ寒別川が流れ込んでおり、前回、前々回と尻別川との出合いではやまめがヒットした。今回は増水気味で、夏には頻繁に起きたライズも見られない。
ヒットの確立が高い、3gのスピナーを出会いに投じるが反応はない。下流への逆引きでも追いかけてくる魚はいない。
この出会いから尻別川本流に移動。今度は水深のある平瀬や淵に、流れに負けない8gのスプーンを投じて底を這わせる。が、ここでもまったく反応しない。他のルアーも音沙汰なしで、魚がいないとしか言いようがない。
まだ坊主を経験したことのない、このポイントがダメならば、どこに行っても同じと、本流釣りを早めに切り上げた。そして、前から気になっていた支流のひとつで、このポイントにも流れ出ているヌップリ寒別川の上流に行くことにした。
上流には、やまめのほか岩魚や虹鱒が棲息していて、時おり尺を越える魚も釣れる、との話。果たして本当か。
ヌップリ寒別川は、国道から尻別川に流れ出る下流域は穏やかな流れだが、上流は岩が連続する山岳渓流そのもの。上流に架かる最後の橋から入渓したが、増水気味で上流への遡行はかなり厳しく、滑る岩に何度も足を取られて転んだ。
肝心の魚影は、入渓地点の橋の下から小さなやまめがドライフライに反応する。それも、#10のカディスに。落ち込みやカタ、流れ出し、水深のある平瀬などのポイントから、ほぼ1匹の割合でやまめが飛び出す。
そして、上流に向かうほどサイズも大きくなってくるが、川岸に迫り出すボサや木の枝が邪魔をして、フライを思ったポイントに打ち込むことが出来ない。
遡行開始から2時間ほど経過、依然釣れるのはやまめだけで、岩魚の姿は見えない。そして、ようやく樹木やボサが開けたが、その先はザラ瀬が続いていた。
遡行の途中から、「この川岸から駐車した場所に戻ることができるのか」という不安が募っていた。というのも、渓相が荒く何度も足を取られてここまで遡行したが、同じ川を下って戻る自信がない。
そこで、一旦崖状の川岸を登り、周りの様子を見ることにした。崖を登り切ると、一面牧草地が現れた。牧草地からは遠くに自分の車が見える。入渓地点から300メートルくらいしか来ていないようだ。
2時間で、これだけの距離しか遡行できなかったのは、渓相の荒さが原因。それとともに、どのポイントからでもやまめが顔を出したことからだ。もう少し遡行を続ければ、岩魚の姿も見られたのかもしれないが、それは次回の楽しみとして取っておきたい。
写真説明@:尻別川本流の留産橋下のポイント、同A:渓相が荒いヌップリ寒別川の上流部、同B:どのポイントからもやまめが飛び出す
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ブログ(かなりアマチュアな無線家)でカシプニ川での釣果を拝見しました。
釣り上げた47センチの虹鱒は、さすがに迫力がありますね。
釣行記も大変参考となり、私も年内に訪ねてみようと考えています。
寒さが増してきました。これからの釣行はしっかりとした防寒対策が欠かせません。
ありがとうございました!!
辛い思いしたんですねぇ〜〜
私も18日に尻別川で惨敗でした。
魚いないんじゃね〜〜かぁ? って川のせいにする始末です。
その後に、支流のカシプニ川で、良い思いをして帰ることが出来たので
まずは良し! でした!
bukkiさんもヤマベ爆釣で、終わり良し!
ですね。
遡行、気を付けてくださいねぇ
足・腰、若くないですからぁ〜 私も否めないです。
鈞行お疲れ様でした。