2015年09月26日
白老河川釣行「ブウベツ川」
pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"size:large;">
data-ad-format="auto">
エッグフライは不発
今週初めての釣行先は、白老のウヨロ川とブウベツ川。連休中に多くの釣人が入ったことで、連休明けはどの河川も厳しい釣果となりそう。ならば、昨年惨敗したこの二つ川に釣果の期待はしないで、と向かった。
昨年10月中旬にこの二つの川に釣行したときは、鮭の遡上でやまめや岩魚が全くフライに反応しなかった。後から気がつけば、岩魚ややまめは鮭の後ろに付いて、産卵するイクラを狙っていたようだ。そのため、今回は赤とオレンジのエッグフライを用意、鮭の後ろに付く魚を狙い撃ちしようという考え。
初めに向かったのはウヨロ川の中流域。ここには大渕やトロ場があり、鮭の産卵に適したポイントが続く。当然その鮭の後ろには、岩魚ややまめが付いているはず。ところが、鮭の遡上数が余りにも多すぎて、小さなエッグフライを流すと鮭にスレがかりするのは間違いない。ウヨロ川ではフライは無理と、今度はブウベツ川に。
昨年のブウベツ川での釣行では、上流でも河口とは変わらない濁りが気にかかった。そして、蛇行する流れは多いものの、いずれも水深は浅く魚の居付きそうなポイントは見当たらない。
それなのに、鮭が遡上していたことに驚いた。平均すると10センチほどしかない水深を、背びれを出し水柱を立てて泳ぐ姿があちこちに見られる。その鮭の後ろには、産卵する卵を狙って20センチほどの岩魚の姿も見えたが、上流から流したドライフライには見向きもしなかった。
さらに遡行を続けたが、浅瀬から上流下流に向かって勢いよく水柱を立てて泳ぐ魚が見えるものの、やはりフライには反応しなかった。
今回の釣行では、前回の失敗を糧にドライフライをエッグフライに代えた。中流にある、放牧地手前に車を止めて河原に降りたが、昨年と変わらない浅い水深と濁りの入った流れ。
ただ、昨年はあれほど多かった遡上する鮭の姿が見当たらない。それでも、上流に構築されている砂防ダムまでを、と遡行を始める。
#12のエッグフライに、2Bのシンカーを20センチほど上にかませた。しかし、水深は深いところでも30センチはないために、ポイントは限られる。
入渓ポイントから100メートルほど行った、水深20センチほどのザラ瀬で、2匹の鮭が背びれを出して体を休めていた。その後ろには数匹の小魚が見える。ようやくエッグフライを使える状況となったが、フライを流しても後ろの魚は食いつかない。そして、人の気配を感じた鮭は下流へと逃げる。その後も何度かエッグフライを流す機会はあったが、サイズが大きいのか反応はなかった。
以前のテレビの釣り番組で、白糠・茶路川での鮭の後ろに付く魚を狙ったエッグフライ釣りを取り上げたことがある。その時は大型のアメマスが対象だった。このブウベツ川にはそうした大型の魚はいない。初めからエッグフライの使用は無理だったのかもしれない。
砂防ダムまで、一度のヒットもなく着いた。今度は入渓地点まで釣り下がることにしたが、フライはカディスの#14に代えた。この際釣果はどうでもよく、一度でもヒットさせることが目的となった。
そして、先ほどエッグフライを流して無反応だった小さな流れ出しで、10センチほどのやまめがヒット。しばらくして、同じような流れ出しの作る早瀬でもヒットした。今度は20センチ余りの、この場にはふさわしくないサイズだった。
結局、またもこの二つの川では良いとこなしで終わった。季節的な関係もあるのだろうが、悔しさを通り越してあきらめの心境となった。
写真@:ウヨロ川に架かる橋の上から見た鮭の遡上。周りには産卵を終えた亡がらが大量に溜まっていた、同A:ブウベツ川で鮭の後ろに付く魚を狙ったエッグフライ。全く反応してくれなかった、同B:ブウベツ川上流に構築されている砂防ダム。この下流にも魚の反応はなかった、同C:この川で釣ったやまめ。いつも濁りがあるせいか、黒みがかった色をしている
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4219848
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック