2015年09月14日
苫小牧川上流部に今年初入渓
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空缶を木々に刺し込む悪ふざけが
先週末、昨年11月以来10ヶ月ぶりに苫小牧川上流に釣行した。札幌圏の各河川は、先日までの雨の影響が残り、濁りや増水など難しい釣りが予想された。その中で苫小牧川は、雨には弱いが涌水河川ということで、水温が低く安定した釣果が得られるのでは、と入渓を決めた。
今回は、支笏湖から苫小牧に向かう道々の脇から、口無沼方面に延びる丸山林道を経由して直接上流に車を着けた。
時折、この林道ゲートは閉じられることがあり、そうなると入渓は林道を黙々と歩いて行かなければならない。徒歩では、現地に着くまでは熊への恐怖感が高まるために、林道ゲートが開いていない限り、この川に入渓することはない。
ただ、熊が冬眠する冬と早春は別。苫小牧川は、涌水が集まって流れを作っているために、冬でも水温が8度前後とドライフライが可能。その季節には、鉄塔下ポイントから何度か徒歩で入ったことがある。
今回の入渓場所は、苫小牧川上流に架かる最後の橋(暗渠)。その下流にも橋があるが、そこは通常鉄塔下ポイントから遡行して脱渓する地点。苫小牧川の好ポイントは下流域に集中しており、そのため暗渠から上流に向かうアングラーは多くはないようだ。
しかし今回は、川岸に新しい足跡が多数残されている。上流の川幅は精々3メートルほどで、遡行するには支障はないが、川が小さい分2〜3日前の入渓でも釣果は激減する。水温は12℃、今回はどうだろうか。
入渓地点から、少しいったところから川の蛇行が始まり、カーブの流れ出しが作る淵でいつもアタリがくる。しかし今回は、ドライフライがただ流れ過ぎるだけで、全く反応しない。倒木で作られたその次の淵でも反応がない。ようやくアタリが出たのは、入渓地点から300メートルほどの、入り組んだ倒木が作る淵。その倒木の小さなスペースに落とし込んだカディスに20センチほどの虹鱒がヒットした。
苫小牧川上流は大淵などのポイントが少なく、小淵や流れ込みなどに丹念にフライを打ち込まなければ、釣果は上がらない。次にヒットしたのも小さな淵の下流から。型は20センチに満たない。その後も同じサイズの虹鱒を追加するが、あまりにもアタリが少なく、暗渠から1キロほどいった地点で遡行を断念した。
途中の、倒木が入り組んだ淵の周りで、酒盛りをした人間がいたのか、缶ビールの空缶が木々に刺し込まれるという異様な光景が見られた。以前にも、鉄塔下のポイントを遡行して、同じ光景を見たことがある。多分、同じ人間か同じグループのものだろう。また、ここまで遡行してくる間にも、空缶が何缶も無造作に棄てられていた。とても、熊の出現が激しい奥深い森の中とは思えず、釣り以前の問題としてブログに写真を載せた。
写真@:暗渠から下流域を見る、同A:倒木の底から飛び出した虹鱒、同B:空缶を木々に刺し込むという、悪ふざけをした者がいる
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あの節は、温かい言葉をありがとうございました。
今回の空き缶による悪ふざけのことを、別の方のブログでも見たことがあります。
かなり前から、そういうことが行われていたようです。
元々ゴミは持ち帰る、という習慣がないのでしょう。釣人の恥です。