2015年09月16日
源流釣行「小樽内川支流・朝里峠沢川」
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厳しい週明けの釣行
今週に入って初めての釣行は、札幌国際スキー場付近の小樽内川支流・朝里峠沢川。朝里峠沢川は、春香山登山口で分岐した小樽内川に流れ出る山岳渓流。途中から朝里岳沢川が合流して、大渕や流れ出し、倒木などにより多様な流れが作られている。
小樽内川本流から朝里岳沢川までの区間は、これまでも何度か釣行したことがある。その時は、小さなやまめと岩魚が数匹で、渓相が見事な割には釣果が乏しかった。
今回は、札幌国際スキー場付近の国道に架かる、支流・朝里岳沢川の橋から入渓。本流の朝里峠沢川まで釣り下り、それから本流を遡行するという計画。時間は午後1時を回っており、日暮れまでに入渓地点に戻れるところまで、釣り上がることにした。
朝里岳沢川の橋から本流との出合いは、100メートルほどと距離は短いが、岩で作られたカタや流れ出し、平瀬などで小魚がドライフライに反応する。余りに小さくて針がかりはしなかったが、すぐ下流にある本流の大渕に期待が高まる。合流地点でフライをセットし直していると、下流から撮影機材を持ったフライマンが登ってくる。ここも、平日でも釣人の姿が絶えない、小樽内川に劣らない人気河川のようだ。
釣り上がっていくと、流れ出しや水深のあるカタ、岩の影など、魚の居付きそうな場所が次々に現れる。しかし、そこに打ち込んでもフライは流れに任せて下ってくるだけ。多分、週末に多くのアングラーが入ったことが原因だろう。
それでも、いずれはアタリが出てくるものと遡行を続ける。そして、気がついてみれば入渓から2時間が経過。川面に西日がまぶしく差し込んで、フライが確認できない。ここまで小さなアタリは何度かあったが、ヒットするほどの大きな魚は皆無。
何とか一匹を、とさらに遡行を続ける。そしてようやく、浅いザラ瀬から小さな岩魚が飛び出た。淵やカタではなく、ザラ瀬でヒットしたことが、この川の現状を物語っているようだ。
その後も、同じようなザラ瀬からやまめがフライに食いついた。ここで脱渓した釣人が多いのでは、と勇んで上流に向かうが、またアタリが遠のく。川幅が狭まることを、気にせずに遡行を続けていくと、目の前に小滝が現れた。釜はないが、流れ出しで作られた大きな淵には魚の気配が。確かに、足元の流れから下流に向かって、多分サクラマスだろう40センチはある黒い魚が逃げていく。
淵の上流にフライを投じて、4投目でヒットしたのは小さなやまめ。底には大きな魚がいるのでは、と今度はニンフを流すが、針がかりしない小さな魚がビーズヘッドをいたずらする。
この小滝の上流も魅力的な渓相が続いているようだ。しかし、陽は傾いて川に差し込む光が強いコントラストを作るようになってきた。入渓時間が遅かったこともあるが、「源流はどうなっているのか」という目的を果たせず脱渓することにした。この日の釣果は、岩魚一匹にやまめが二匹。さすがに週明けの釣行は厳しかった。
写真@:朝里岳沢川と本流・朝里峠沢川の出合い。山岳渓流の色が濃い、同A:今回の脱渓地点の小滝。淵には大物の気配を感じたが・・・・、同B:途中のザラ瀬でようやくヒットしたチビやまめ
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