2016年11月13日
11月中旬の真狩川は・・・・・
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冬でも釣行できる涌水河川
前回は、冬でもドライフライを楽しめる苫小牧・錦多峰川を取り上げた。そのブログを更新してから、紹介した涌水河川で抜けていた川があったことに気がついた。尻別川支流の真狩川だ。
真狩川は、羊蹄山の伏流水が真狩村・泉地区で湧き出し、枝川の流れを集めて尻別川に流れ出る。源流部では、里川には珍しくバイカモが群生、オショロコマも棲息するという、冷たく透き通った流れが特徴。
今年は、他の川ではドライフライ釣行が難しい3月に一度訪れている。その時は、水温が8〜9度と地表よりも高く、水底でバイカモが青々とたなびいていた。しかし、見た目とは裏腹に、一度のアタリもなく撤収した苦い記憶が残っている。
今回訪れたのは、中山峠で積雪が本格化した11月11日。峠越えした羊蹄山も一合目から冠雪して、泉地区も寝雪になるのでは、と思わせる積雪となっていた。
現地の午前8時の気温がプラス2度に対して、水温は8度ちかくと、川に立ち込んだほうが暖かい。普通に考えれば、ドライフライにも反応する水温のはず。
真狩川に架かる泉第2橋を基点に、まずは釣り下がる。川は細いが、流れは速くて強い。水量も雪融け水が流れ込んでいるせいか、いつもよりも多い。昨年10月の釣行で、ヤマメが飛び出したポイントにドライフライを流すが、反応はない。下流300メートルほど下っても、一度もアタリはこなかった。
再び基点に戻って、今度はバイカモの群生する上流に釣り上がる。しばらく行くと、木の根元から涌水の流れ出る場所に出た。その下の場所で、落ち込みのポイントが作られている。ここも、昨年10月の釣行時に虹鱒とヤマメが連続してヒットした場所。そこにドライを打ち込んで、ようやく新子ヤマメがヒットした。新子でも、魚が棲息していることにホッとして、水底でバイカモの揺れる上流部へ遡行を続ける。
バイカモの群生する箇所では、昨年10月の釣行時でも魚の姿を確認できなかった。それでも、前回に増して、入念にドライを打ち込んでみた。途中1箇所で、針がかりのしないめだかのような小さな魚の反応があったくらいで、やはり魚を確認できない。魚は、バイカモの森の下に隠れているのだろうか。それとも、この場所にはもともと魚は棲息していないのでは、と疑心暗鬼に陥る。
結局、最上流部の伏流水の湧き出る池まで上り詰めた。上下2段に分かれる涌水池に、始めはドライで、そしてニンフによるルースニングを行うが、最後までフライには反応しなかった。水温の低下が魚の活性を鈍らせていることもあるだろうが、元々ここは、魚影自体が薄い場所なのかもしれない。
真狩川の涌水の源流は、ここ以外にも2箇所ある。今回は行けなかったが、出来ればこの冬にも挑戦しようと考えている。そこでは、オショロコマの姿を見ることが出来るかもしれない。
写真は、真狩川の上流から見る冠雪した羊蹄山、バイカモが群生する真狩川上流部、かろうじてドライにヒットした新子ヤマメ、源流部の涌水池
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ようやく一定の休日がとれるようになり、勇んで釣行に励んでいますが、季節はもう冬。
河川で釣りをするには遅すぎたようです(笑い
もう少しで海岸にアメマスが岸寄りします。それまでは、雪が降ってもフライのできる
湧水河川に通いたいと思っています。
勿論、アマちゃんさんのブログ「かなりアマチュアな無線家」にもお伺いします。
一緒に釣行できる日を楽しみにしています。
湧水の渓や、海アメの季節に、なってきましたねぇ〜。
これからは、より一層厳しい環境での釣りになるかと思います。
私は、川ばかりなので、荒れた海の恐ろしさを、体験した事が無く
bukkiさんのブログから、感じ取るだけなのですが・・・
無理をせずに、お体にも気を付けて、吉報お待ちしています!