2015年02月27日
浜益海岸で海アメ
先週、浜益川の流れ出る浜益海岸で「アメマスと共にサクラマスが釣れだした」との釣具店の情報。それにつられて浜益に出かけた。今年に入っての海アメやサクラマス釣行は、苫小牧・日高方面と積丹方面だけで、日本海の北上は考えてもいなかった。
昔は、厚田から雄冬にかけての漁港や岩場で、ソイやカジカ、カレイなどの投げ釣りを行った経験はあるが、浜益川や幌川、群別川などでの渓流釣りは全く無い。まして、ショアアメマスやサクラマスなどのポイントは分かりようがない。しかし、「現地に行けば、誰か彼か竿を出しているだろう」という甘い考えで札幌を出発、2時間かけて浜益海岸に着いた。
夏には、海水浴客で込み合い、秋鮭シーズンにはライセンス釣りの釣人で賑う浜益海岸に人影が見当たらない。市街地からやや離れた、トイレを備えた浜益海岸駐車場に車を止める。そのすぐ後ろが海岸だ。積雪の残る波打ち際まで、無数の足跡が残っている。釣人はここから海岸に出たのだろう。
浜益川の流れ出る導流堤から、右側の1本防波堤までの約500メートルにわたる砂浜が、アメマスとサクラマスのポイントと思われる。1本防波堤の向こう側は岩場が中心の荒磯だ。
この海岸の真ん中に釣場を確保。沖合い200メートルほど先に、波消しブロックが設けられていることもあり、波は穏やかだが、時には1メートルを越える波が押し寄せる。立ちこんでルアーを投じと、顔まで波しぶきがかかる。そして、どうもこの場所は遠浅のようで、ルアーをうまく泳がせることができない。
海岸右奥の1本防波堤近辺では波頭が立っていない。多分、深い駆け上がりとなっているのだろう。そこに場所を移して、再び28グラムのジグミノーを投じた。その3投目に、根がかりのような重い感覚。巻き上げるとグイグイ引く。サクラマスを期待しながら砂浜を後ずさり、上がってきたのは30センチ強のアメマスだった。
苫小牧や積丹では、1匹の海アメを釣るために何日も通ったのに、初めての場所で簡単に釣れたことの驚きと、「今日こそサクラマスが釣れるのでは」という期待が高まった。それから2投目にも重いアタリがきた。それもアメマスだったが、今度は40センチ越え。その後、アタリが遠のいたので、隣の1本防波堤の先端から外海に向かって投じる。
アタリが無いので再び砂浜から遠投。ルアーは小型のメタルジグに変更、着水と同時にアメマスとは違う、グイグイ引っ張るアタリがきた。しかし、70メートル付近でフックが外れた。フックが小さかったことで、かかりが甘くなったのだろう。
結局、午前10時から午後2時までの4時間、同じ場所に陣取ったが釣果はアメマス2匹だった。逃げた魚がサクラマスだったと今でも思っている。
写真上左:浜益川の右海岸は砂浜が500メートル続いており、沖のブロックで波も穏やかだ、同上右:1本防波堤の横の砂浜は急深な駆け上がりで、ここでアメマスを釣った、同下:ジグミノーにきた30センチ強のアメマス。同じ場所で、連続して40センチ越えも
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昔は、厚田から雄冬にかけての漁港や岩場で、ソイやカジカ、カレイなどの投げ釣りを行った経験はあるが、浜益川や幌川、群別川などでの渓流釣りは全く無い。まして、ショアアメマスやサクラマスなどのポイントは分かりようがない。しかし、「現地に行けば、誰か彼か竿を出しているだろう」という甘い考えで札幌を出発、2時間かけて浜益海岸に着いた。
夏には、海水浴客で込み合い、秋鮭シーズンにはライセンス釣りの釣人で賑う浜益海岸に人影が見当たらない。市街地からやや離れた、トイレを備えた浜益海岸駐車場に車を止める。そのすぐ後ろが海岸だ。積雪の残る波打ち際まで、無数の足跡が残っている。釣人はここから海岸に出たのだろう。
浜益川の流れ出る導流堤から、右側の1本防波堤までの約500メートルにわたる砂浜が、アメマスとサクラマスのポイントと思われる。1本防波堤の向こう側は岩場が中心の荒磯だ。
この海岸の真ん中に釣場を確保。沖合い200メートルほど先に、波消しブロックが設けられていることもあり、波は穏やかだが、時には1メートルを越える波が押し寄せる。立ちこんでルアーを投じと、顔まで波しぶきがかかる。そして、どうもこの場所は遠浅のようで、ルアーをうまく泳がせることができない。
海岸右奥の1本防波堤近辺では波頭が立っていない。多分、深い駆け上がりとなっているのだろう。そこに場所を移して、再び28グラムのジグミノーを投じた。その3投目に、根がかりのような重い感覚。巻き上げるとグイグイ引く。サクラマスを期待しながら砂浜を後ずさり、上がってきたのは30センチ強のアメマスだった。
苫小牧や積丹では、1匹の海アメを釣るために何日も通ったのに、初めての場所で簡単に釣れたことの驚きと、「今日こそサクラマスが釣れるのでは」という期待が高まった。それから2投目にも重いアタリがきた。それもアメマスだったが、今度は40センチ越え。その後、アタリが遠のいたので、隣の1本防波堤の先端から外海に向かって投じる。
アタリが無いので再び砂浜から遠投。ルアーは小型のメタルジグに変更、着水と同時にアメマスとは違う、グイグイ引っ張るアタリがきた。しかし、70メートル付近でフックが外れた。フックが小さかったことで、かかりが甘くなったのだろう。
結局、午前10時から午後2時までの4時間、同じ場所に陣取ったが釣果はアメマス2匹だった。逃げた魚がサクラマスだったと今でも思っている。
写真上左:浜益川の右海岸は砂浜が500メートル続いており、沖のブロックで波も穏やかだ、同上右:1本防波堤の横の砂浜は急深な駆け上がりで、ここでアメマスを釣った、同下:ジグミノーにきた30センチ強のアメマス。同じ場所で、連続して40センチ越えも
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タグ:浜益
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錦多峰川の近くにお住まいですか。うらやましいです。
錦多峰川は、私の好きな渓流のひとつです。上流にいくほど自然が深まり、静かさの中に時には怖さを感じることがあります。
魚も豊かで、これからも大事にしていきたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。
別の話になりますが錦タップの王子製紙貯水池はうちのすぐ近くでして
水量のせいではなく砂で埋まっているようです。
梅花藻などが砂の下になっていることは
余りありませんでしたが寂しい風景ですね。