私の資金は11年間MRFにて塩漬け状態のままだから「インフレに負けないためにもこの資金を有効活用しましょう。」という提案は検討に値する。
参考:東大の経済学者でも「日本円の紙くず化」は避けられない…日銀の植田総裁が"異次元緩和"をやめられない理由
https://president.jp/articles/-/68777?page=1
SMA担当者は「Separately Managed Accounts」投資のメリットを以下の通りと説明した。
・投資家のリスク許容度に応じたポートフォリオを提案
・先進各国の公的年金と同様の分散投資
・資産配分ポートフォリオに基づいたリバランスを自動実施
・組み込むアクティブ投資信託の購入料金は無料
・運用開始後の見直しも1年間に6回迄可能
・月次/四半期の投資状況報告書を作成
・上記の料金はポートフォリオにより年1%から2%となる。
試しに私の「投資提案書」を作成してもらった。守りの投資を意識したらリスク水準は3で期待リターンは3.61%となった。この場合の税込料金は1.0532%だ。
例えば3,000万円を投資して資産がまったく増えなかったとしても毎年税込315,960円を支払うことになる。期待リターンが2.56%になるのでは3%の米国債を買った方がマシとなってしまう。
確かに多くのサービス込々でこのマネーサブスク料金は安いと思う向きはあるかもしれないが少なくとも米国債より期待リターンが高くならないと無駄な料金を支払っている気になる。
参考:米政府 6月1日にも債務不履行のおそれ 議会に対応求める
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230502/k10014055601000.html
また私は3月米シリコンバレー銀行の経営破綻から始まった金融不安の推移を注視しており6月の米国議会と9月の市場が無事を過ぎるまで投資ポジションを決めず事態を見守るつもりでいる。
参考:AT1債が紙くずに…“こんな債券はヤバい”を長期投資のプロが解説。株式とのバランス、楽天社債・ソフトバンク劣後債の見極めも=栫井駿介
https://www.mag2.com/p/money/1307651
23/3/20発売『週刊ダイヤモンド 2023年 3/25号 お金の終活』で取り上げられていた「外貨建債券」について質問したら後日資料を速達で送ってくれた。
日本の格付けAの銀行が発行した「2033年満期米ドル建固定利付債」の利率5.76%はなかなか魅力的だが債券が値上がりしており実質利回りは4.50%になってしまう上に丁度円安に大きく振れており購入するタイミングは悪い。
6月になれば円高になる可能性は高いのでそのタイミングで米ドルMMFを購入する等をして、いつでも購入出来る準備をすることにしよう。
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