今日も暑いですね〜。ただ、一昨日の炎天下BBQを経験してますので、何だか楽勝な気がしてきました(笑)
さて、今回の記事は太陽光発電所のアップサイド要素、つまり、業者等のシミュレーションには無い、隠れた利回り向上要素を纏めてみました。当然アントレの所見ということで、本当にどうなるのかは神のみぞ知るですが、ご参考にお願いします〜!
@主力電源化
まずは何といってもコレですよね。日本政府が今後数十年に渡り、再エネを主力電源にする、とエネルギー計画に明記しています。コレはどういうことかというと、サッカーで言うと、ずーっとレギュラーが確約されているようなもので、今後も様々な優遇施策が出てくること確実です。コレはデカいですよねw
関連記事→キーワードは主力電源
ARE100
先日記事した件です。欧米では既に一般的になっている件で、企業価値を高める一つの大きなテーマとしてその企業が再エネからどのくらい電気を仕入れいているか、が問われる時代に、絶対になってきます。これは断言します、絶対に、です。ということは我々再エネ発電家の存在感が超絶に増していき、結果として我々の事業環境が時間が経つにつれて向上していく、ということに直結すること確実ですw
関連記事→皆さんの発電所がRE100に狙われています!
B非化石証書
コレはRE100に似てますが、簡単に言うと、再エネ等の非化石化電源に対して、証書を発行して電力の卸売市場で優遇していきましょう、という取り組みでして、既に今年から法律として定められております。その名も「エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律」(高度化法)。コレによって小売電気事業者はその調達する電気に対し、非化石電源比率(化石燃料をつかわない発電所からの電気の比率)を、2030年度までに44%以上にすることが求められていて、コレもかなりの追い風ですね〜w
関連記事→2018年5月から始まる「非化石証書」で、CO2フリーの電気の購入も可能に?
C相続税対策
FITは20年続きますが、太陽光発電所の設備の償却期間は17年間。ということは最後の3年は、税務処理上、価値ゼロのモノが毎年CFを200万くらい生み出してしまう。という形になります。コレはどういうことかというと、相続税対策に強烈に利くツールになります。例えば17年後に子供に発電所を相続したとしましょう。税務処理上、価値がゼロですから、相続しても相続税はゼロ、となります。しかしながら3年間で600万程の利益を生み出しますので、600万をタダで相続できた、という形になるんですね〜。巷の富裕層がこの相続税対策に奔走している中、え?そんな美味しいツールがあるの?ってなるわけで、自分の子供に相続しても良し、そーいった富裕層に高く売りつけても良し、という状況が出てくることは確実かと思ってます。しかもFIT終了後以降も売電し続けますからね、その効果は絶大ですw
関連記事→太陽光発電を活用した相続税対策!!!
D脱FIT
20年のFITが終了したら発電も試合終了、と考えている人は、このブログをお読みいただいている賢明なる読者さんいは殆どいらっしゃらないと思いますが、世の中には太陽光発電を一括償却のためにやったとか、やっては見たけどアンテナの感度が悪く、そのまま20年経っちゃう人とか、健康的に維持管理が難しくなってしまったご老人とか、色々な方がいらっしゃるわけで、20年で試合終了となる発電所もかなり多く出て来るのではないでしょうか。一方、@で記載した通り、国の主力電源という立ち位置ですので、一気にシュリンクしてしまうことは国も望んでいません。ということは、逆に20年以降、脱FITでしっかりと売電を継続していく発電家が重宝されていくのは確実で、FITルールも無くなり、後から増設、パネル・パワコン洗い替え、等、最新の発電所にしても良いでしょうし、試合終了した発電所からマダマダ使えるパネル・パワコンをタダ同然で仕入れて、蓄電池を突っ込んで24時間発電を目指しても良いでしょうし、とにかく色々な戦術が取れる、ということになろうかと思います。何て言うんでしょうか、売電権利はずっと続きますので、寧ろ20年以降の方が利回り良くなるんじゃないですかね。こんな投資商品、他にはありませんw
関連記事→時代は脱FIT!!
E発電上振れ
コレは簡単な話で、業者(まともな)のシミュレーションはかなり損失抵抗を積んでいるようで、アントレ以外の発電所含め、概ね5〜10%程上振れするようです。コレは頭の片隅に入れておいた方が良い情報ですよねw
関連記事→2017年発電シミュ比較
Fパネルは思ったほど劣化しない
コレもEに似てますが、日本には30年以上稼働しているパネルがあるんですが、ほとんど劣化していないという実績があります。電気製品って太陽に当り続けると劣化するイメージがあるんですが、太陽光パネルって寧ろ太陽に当るのが仕事になりますからね。メーカーや業者のシミュレーションよりは実は劣化しない、という事実があるやもしれませんね。
関連記事→太陽光パネルって劣化するの?
Gムーアの法則
10数年前、薄型テレビというモノがありました。アントレの記憶では当初は50インチ型で100万近くした覚えがあるのですが、今ではドンキでサンキュッパですw 再エネ業界は今後蓄電池のニーズが高まることは目に見えてますが、蓄電池自体、実は電気自動車のバッテリー技術で成り立ってまして、自動車業界は早晩全ての車が電気化される勢いで、技術革新、コスト改善が放っておいても進んでいく、となります。翻って太陽光発電所の蓄電池は、自動車のような、急速充電性や軽量性が求められず、つまり、土地があるのでデカくて多少ドンくさくても大丈夫w ということは、あっという間に安価な蓄電池が広がっていくのは確実なのではないでしょうか。後5年も待てば来ますね。絶対にw 同じように太陽光パネルにもその波は訪れる筈で、発電効率の更なる向上、パネル1枚当たりの出力向上のダブルUPが望めるとおもいます。もちろんパワコンの効率、電圧・電流の許容範囲も飛躍的にUPすることでしょう。つまり、今の発電所の能力を1とすると、10年後はその能力が10以上になってしまうのではないでしょうか?たかが電気製品のテレビでさえ、10数年で景色が変わりましたからね。再エネという時代の潮流にその波が来ない訳がありませんw
関連記事→ん?紫外線発電??
ということで、書き疲れました(笑)が、アントレが気が付いてないだけで他にもあると思いますw
やはり@とGがデカいですね。ソコから派生して、アップサイド要素は今後ドンドン増えていくことでしょうw
皆さん、こんな投資案件、他にありますか?
20年収益が確約されていて、加えてアップサイドがこれほどまでに多い案件w
賢明なる読者さんに置かれましては、とにかくFITの門が閉まるまでは買えるだけ買いまくる、という感じになろうかと、いや、ならざるを得ないかと思います。
18円になっちゃって収益性が落ちたなぁ、とか、エクセルでミリミリシミュレーションすると、実はCFアンマシ出ないんじゃね?と思ってしまったことのある、ソコのあなた!
いつやるの?? 今でしょー!!
※毎度毎度、上記はアントレの予想妄想が多分に含まれています。この記事を単なる煽り記事と見るか、割とあってるんじゃね?と見るかは、賢明なる読者さんのご判断にお任せ致します〜!!
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