例のFIT終了カモの件ですが、見事に今日の日経の一面を飾っておりました!
太陽光や風力発電
買取から入札へ
事業者に競争促す
いやー、業界は蜂の巣を突いたような感じになっちゃってますね〜
特に太陽光業者は動揺を隠せないのではないでしょうか。
しかしながら、マダマダ柔らかい部分も多々あるようで、当方なりに整理してみたいと思います。
■FIT法改正は2020年度末のFIT抜本改革での施行になる(ハズ)
以前記事(ココをクリック)に書いてますが、今回の改革はある意味既定路線でして、実際の施行は2020年度末、つまり、2021年度(再来年度)からのFITが消滅する可能性が高い、となります。逆の言い方をすると、我々野立て発電家にとっては14円とその次(12円?)が最後の砦、という事になりそうですね。
■14円以上は大丈夫
コレは初心者向けのお話ですが、こーいった話が出てくると、「太陽光ももう終わりだね〜。ガンガン投資してきちゃって、かわいそうに」といったような、謎な憐れみを情報弱者から受けるケースがあるんですが、14円以上の認定済み案件、稼働済み案件については、全く関係ないお話で、20年間大丈夫。再来年度以降の案件が、FITが無くなってしまう(カモ)というお話でございます。
■ルール次第では旨みが継続する(カモ)
記事によると、原則入札制度に移行という事なんですが、電力市場での売買で、一定の基準価格を下回った場合は国がその分を補填する、とあります。フムフム、制度によってはマダマダ歪みが発生しやすい状況になる(カモ)です。
■50Kw未満の低圧の扱いはマダ決まってない(カモ)
記事によると、「小規模の事業用太陽光や家庭用の太陽光では買取制度自体は残すが、買取は全量ではなく、自家消費で余った分だけにする。」とあります。コレはヒジョーに曖昧な書き方ですね〜。この「小規模の事業用太陽光」は明らかに低圧の野立て発電所を指しているんですが、余剰買取というような概念はソモソモ無いので、何とも解釈しずらいお話ですね〜。低圧は継続してFITが生き残っちゃう(カモ)です。
■卒FITが加速する(カモ)
いずれにせよ、入札制度が活性化されるのは事実の様で、事業者はよりコスト意識を高めつつ、少しでも有利な条件で買ってくれる需要家を探して回る、という感じの時代が本格的にやってきます。となると、より電力市場が活性化され、今まで何度も言ってきてますが、RE100企業への再エネ電気の流通が加速されてこようかと思います。つまり、FIT14円(12円?)の認定が取れたとしても、それ以上に高値で売買できるような可能性が、逆に高まって来る(カモ)ですね。
ということで、個人的にはあるべき方向に進んだなぁっという感覚を持っているんですが、我々発電家はもとより、太陽光業界に関わるモノ全員が、今まで以上に頭を使ってイロイロ進めていく必要が出てきた、という事でしょうか。今まではFITというミルク補給があったが故にアンマシ頭を使わなくとも成り立った部分が多々あったんですが、ようやく、乳離れ、という感じですかね。
何がトモアレ、最後の駆け込み需要という感じで、当方のコンサルも大忙しになりそうな予感がしてきておりますが、皆さんと一緒にしっかり時代を駆け抜けて行きたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いします〜!!!
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※編集後記※
【業務連絡】卒サポ生の皆さんへ
昨今、連携済みの速報を耳にするケースが増えてきております。当方のコンサル報酬についてですが、契約書に記載させていただきました通り、発生タイミングは設備か不動産の契約締結がされた時点、とさせていただいております。大変恐縮ですが、該当される方はコンサル料のお支払いにつき、何卒よろしくお願いします。
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