2019年05月28日
ベランダのFRP防水修復をDIYで行う(第四弾)
FRP層が完成したら、「6. その上だけプライマーを塗る作業」に移ります。今回のFRP樹脂はパラフィンを含まないノンパラを使ったので硬化後も表面がベトベトしています。サンドペーパーで荒らしを行わなくてもワックスを取らなくてもよいので、そのままプライマーを塗ることができます。
この工程は、「3.プライマーを塗る」と同じ工程ですのでそちらを確認してください。
次の「7.乾いた後にサンドペーパーで荒らしアセトンで清掃」に移ります。この作業も、「4.乾いた後に再度サンドペーパーで荒らしてアセトンで清掃」と同じですのでそちらを参考にしてください。ただし、アセトンで清掃だけはFRP層を作った個所だけでなく、全体の汚れを取るために全体をふき取り清掃しましょう。
今回行う作業は、工程表の 6.7.を経て最終工程の 8.のトプコートを塗る作業になります。
工程一覧
前回でFRP層が完成したことになります。新品のFRP層はほとんど透明で下層が見えています。ガラスマットは透けていますが、表面は光沢があり丈夫そうに見えると思います。今回は、トップコートの食いつきを良くするためもう一度プライマーを塗り、表面をアセトンで清掃していよいよトップコートを塗ることになります。
↓↓↓
FRP層は今回ノンパラ樹脂を使ったので、硬化後の荒らし作業はいりません。軽くアセトンで清掃するだけでプライマーを塗ることができます。
前回のときっも書きましたが、プライマーは接着力をおげる接着材の役割ですからなるべ薄く均一に塗るようにしましょう。
左の写真は古いトップコートをはがして発見したFRP層が痛んでいた箇所です。FRP樹脂層が毛羽立っているように痛んでいますので、このままでは水がしみ込んでしまいそうです。
このままではトップコートを塗っても、防水効果は長続きしないと思います。
当然表面をサンドペーパーで荒らしプライマーを塗った後、FRP樹脂層を作ってみました。この部分はFRP層一層だけで他の部分と遜色ないしっかりしたFRP層になっているのがわかると思います。
FRP層が解りやすくするため中央にガラスマットに1mごとについている赤い線の部分を使ってみました。赤い線のある部分だけFRP層を作った個所です。
左の写真は完成後です。今回のトップコートとして用いた塗料は砂入りと言って表面がざらざらした滑り止めになっていますので、素人が塗っても塗りムラなどはほとんど目立たなくきれいに仕上がりました。
今回使った塗料
この塗料は滑り止め用の砂入りですので、缶から出すときよく振ることが大切です。よく振らないと塗りムラになってしまいます。しかし、この塗料は厚塗りしても硬化後もある程度の柔軟性があるので、表面のクラックが発生しにくく、防水層の温度上昇も抑えることができるようです。
今回使った道具
第二弾で紹介したプライマー塗と同じような道具を使います。このトップコートも水溶性ですので、道具の管理は水洗いで済みますので簡単です。
ローラーバケでは塗れない立ち上げ部分の上部や角部分は刷毛で塗るときれいに仕上がります。やはり刷毛は必需品です。
実際の作業
使ったトップコートは水溶性ですので、ゆっくり塗っても固まることもなく素人が塗るには最適だと思います。立ち上げ部分の一番上の部分や角の部分はやはり刷毛を使って仕上げますが、その他は中毛のローラーバケを使いクロス塗り(縦に塗ったらその上を横塗りで均す)で塗りムラの無いように塗るだけです。
ただし、塗料をパケットに出す前に塗料の缶を十分に振ることを忘れないで下さい。この塗料は滑り止めの砂入りですので、しっかり振らないとムラになります。
完全に硬化するには12時間〜24時間(気温による)となっていますので、塗り終わってから最低でも一晩は雨が降らない日を選んでください。
プライマーを塗ってからトップコートを塗るまでは、その日に済ませるのが原則ですのでFRP層を作る作業も行うのであれば、広い面積を一度に行うのはなかなか難しいのはお分かりだと思います。
今回ベランダの面積が広すぎたので、全体の三分の一程度を行ってみましたが、後日残りを行うつもりです。
2回目はもっと要領よくできると思いますのでまた報告したいと思います。
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この工程は、「3.プライマーを塗る」と同じ工程ですのでそちらを確認してください。
次の「7.乾いた後にサンドペーパーで荒らしアセトンで清掃」に移ります。この作業も、「4.乾いた後に再度サンドペーパーで荒らしてアセトンで清掃」と同じですのでそちらを参考にしてください。ただし、アセトンで清掃だけはFRP層を作った個所だけでなく、全体の汚れを取るために全体をふき取り清掃しましょう。
今回行う作業は、工程表の 6.7.を経て最終工程の 8.のトプコートを塗る作業になります。
工程一覧
- 剥がれかかったトップコートを剥がす。
- 表面をサンドペーパーで荒らしアセトンで清掃
- プライマーを塗る
- 乾いた後に再度サンドペーパーで荒らしてアセトンで清掃
- FRPの痛んだ部分の上にFRP層を作る酷いところは2回繰り返す
- FRP層を作ったところだけプライマーを塗る
- 乾いた後にサンドペーパーで荒らしアセトンで清掃
- トップコートを塗る
前回でFRP層が完成したことになります。新品のFRP層はほとんど透明で下層が見えています。ガラスマットは透けていますが、表面は光沢があり丈夫そうに見えると思います。今回は、トップコートの食いつきを良くするためもう一度プライマーを塗り、表面をアセトンで清掃していよいよトップコートを塗ることになります。
↓↓↓
FRP層を作ったところだけプライマーを塗る
FRP層は今回ノンパラ樹脂を使ったので、硬化後の荒らし作業はいりません。軽くアセトンで清掃するだけでプライマーを塗ることができます。
前回のときっも書きましたが、プライマーは接着力をおげる接着材の役割ですからなるべ薄く均一に塗るようにしましょう。
左の写真は古いトップコートをはがして発見したFRP層が痛んでいた箇所です。FRP樹脂層が毛羽立っているように痛んでいますので、このままでは水がしみ込んでしまいそうです。
このままではトップコートを塗っても、防水効果は長続きしないと思います。
当然表面をサンドペーパーで荒らしプライマーを塗った後、FRP樹脂層を作ってみました。この部分はFRP層一層だけで他の部分と遜色ないしっかりしたFRP層になっているのがわかると思います。
FRP層が解りやすくするため中央にガラスマットに1mごとについている赤い線の部分を使ってみました。赤い線のある部分だけFRP層を作った個所です。
トップコートを塗る
左の写真は完成後です。今回のトップコートとして用いた塗料は砂入りと言って表面がざらざらした滑り止めになっていますので、素人が塗っても塗りムラなどはほとんど目立たなくきれいに仕上がりました。
今回使った塗料
価格:7,412円 |
今回使った道具
【あす楽対応】アサヒペンバケット型万能用ローラーバケセット5点セットBS−180 価格:620円 |
実際の作業
使ったトップコートは水溶性ですので、ゆっくり塗っても固まることもなく素人が塗るには最適だと思います。立ち上げ部分の一番上の部分や角の部分はやはり刷毛を使って仕上げますが、その他は中毛のローラーバケを使いクロス塗り(縦に塗ったらその上を横塗りで均す)で塗りムラの無いように塗るだけです。
ただし、塗料をパケットに出す前に塗料の缶を十分に振ることを忘れないで下さい。この塗料は滑り止めの砂入りですので、しっかり振らないとムラになります。
完全に硬化するには12時間〜24時間(気温による)となっていますので、塗り終わってから最低でも一晩は雨が降らない日を選んでください。
プライマーを塗ってからトップコートを塗るまでは、その日に済ませるのが原則ですのでFRP層を作る作業も行うのであれば、広い面積を一度に行うのはなかなか難しいのはお分かりだと思います。
今回ベランダの面積が広すぎたので、全体の三分の一程度を行ってみましたが、後日残りを行うつもりです。
2回目はもっと要領よくできると思いますのでまた報告したいと思います。
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