2022年01月24日
Windows10パソコン ハードディスクのランプ付きっぱなしで動き遅い
Windows10パソコンを使っていてよく遭遇するのが、電源を入れてもなかなか立ち上がらないとか、立ち上がってもしばらくの間は、反応が異常に遅くて使い物にならない状態が長時間続くことです。
最新のパソコンを使っている人は、あまり関係がないのでしょうが特に古いパソコンを使っていると、頻繁にこの現象が起こります。
この時の症状が、ハードディスクのランプが付きっぱなし状態で、何をやろうととしても超スローモーション状態で、ひどい時には反応が無くなることもある。
久しぶりにパソコンの電源を入れた人は、ロックしていると勘違いして、強制的に電源を切ってしまって、次回立ち上げ時に自動修復画面が出てきり、最悪の場合立ち上がらなくなることも起こります。
この原因と対策を考えて見ましたので続きをご覧ください。
今回の対象症状は、パソコン本体のハードディスクが動きっぱなし状態で動作が遅い、もしくは、全く反応がない場合です。
ハードディスクが動いているかは、どんなパソコンでも存在しているハードディスクランプの点滅または点灯で確認します。
このランプが点灯、または点滅の場合ハードディスクの読み込み、または書き込みが行われていると言う事ですので、この状態で強制的に電源を落とすのは、ハードディスクの損傷の可能性がありますので、絶対に行わないでください。
パソコンは何かしらの作業を行っていることになりますので、正規の方法である、「スタートボタン」→「電源」→「シャットダウン」から電源を切ってください。もし、反応がなければハードディスクの使用状態が落ち着くまで待ってから再度試みてください。
ハードディスクランプが付きっぱなし状態になる原因は、パソコン内部での色々な処理に必要なメモリー領域が不足する時などに、一時的にハードディスクを使うことになるのですが、ハードディスクは記憶媒体をモーターで回転させ、決まった位置に来た時にやり取りを行う事になりますから、メモリやUPUと違って、桁外れに速度が遅くなります。
この事から必要な処理が終わるまで次の処理ができなくて渋滞してしまうのです。
と言ってもこの時ハードディスクは一つの仕事だけを優先して実行しているのではなく、いくつもの処理を並行処理しているので、通常の状態ならデータの書き込みを行っている最中に他のファイルを開いたりもできるのです。
しかし、このデータ量が多くなってくるとこの働きも限界に達してきて、処理が追い付かなくなり止まってしまったかのように見えるのです。
この状態を軽減するには、一度にパソコンに負担をかけないようにすることが肝心です。
☆Windows Updateのこまめな実行
しばらく使わなかったパソコンを立ち上げた直後にこの現象が起こることがあります。この時原因を理解していれば焦ることもなくなると思います。
Windows10は頻繁ににWindows uploadにより更新されていますので、たまにしか使わないと、このアップデートがたまってしまいます。
この状態で、電源を入れるといくつものアップデートファイルのダウンロードが行われ、いくつかはインストールも行われます。これは、ハードディスクに過度の負担をかけます。
中でも、少し大きなアップデートファイルの場合は、ハードディスクの占有時間も長くなりますので、この時に他の処理を要求しても、たとえCPUに余裕があっても対応することはできません。
せめて区切りの良いとこまで待ってあげてください。つまりはこの間は待つしかないと言う事です。
これを回避するには、時々パソコンの電源を入れて「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Updatre」を開き「更新プログラムのチェック」をクリックして更新プログラムをインストールする必要があります。
実際に行う事は、しばらく待って更新プログラムが表示されて勝手にダウンロード・インストールが行われて再起動が必要と言われたら再起動を行うだけです。別にほっておけば良いのです。
アップデートの他にもハードディスクを占有してしまう原因は他にもあるのです、いくつものアプリを同時に立ち上下ていたり、Webブラウザーでいくつものタブを開いたりすることも、同じように原因になります。
意外なところでは、Webブラウザーで閲覧履歴がたまりすぎると、相当な負担になることがあります。
この原因の時は履歴のクリアーを行わないと改善は見込まれませんので次の手順に沿って履歴のクリアーを行ってください。
☆プラウザの閲覧履歴のクリアー
今回はGoogleChromeを例で行ってみます。
画面左上のメニュー表示をクリックして表示されたメニューより「設定」を選択する。
設定画面の「セキュリティとプライバシー」をクリックすると表示される項目の中の「閲覧データの削除」をクリックする。
「詳細設定」を選んで今回は「全期間」を選び表示される項目の中の「閲覧履歴」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れてデータを削除してください。
データが溜まっていると少々時間がかかると思いますが、一番簡単で効果がある程度実感できると思います。
☆メモリーを追加する
WindowsOSには32bitOSと64bitOSがあることは知っていると思いますが、32bitOSの場合は最大物理メモリは4GBまでとなっていますので、自分のパソコンのメモリ搭載容量を確認して余裕があれば歳代まで追加することができます。
搭載メモリー容量の調べ方は「スタート」→「設定」→「システム」→「詳細情報」の中にある「システムの種類」を見ると解ります。左の場合は32ビットオペレーティングシステムとありますので32bitOSと言う事になります。
搭載メモリ容量は「実装RAM」の所に記載されています。この例では2GB搭載と言う事になります。
Windows10の64bitOSでは2TBまで認識してくれるようですので、近頃のパソコンでは16GB搭載しているものも多くなってきています。条件が許せば多ければ多いほど良いのですが、パソコンによってメモリー基板の搭載枚数が決まっていますし、1枚でのメモリー容量が大きいものは極端に単価が高くなるので経済面でも考えなければなりません。
メモリー追加の効果は、というと限定的であるとしか言いようがありません。というのは、使うソフトにも32bit用と64bit用があるのですが、32bit用のソフトでは最大使用メモリーは4GBに制限されています。古いソフトを使っているのであれば、4GB以上のメモリー増設は意味がないと言う事になります。
☆ハードディスクをSSDに交換する
ハードディスクの速度が遅いことが今回の問題なので、けた違いに速度の速いSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)に交換する事が一番の解決策かと思われます。
SSDはUSBメモリーなどと同じメモリーチップにデーターを読み書きするので、速度は非常に早くなります。
今までは、容量が大きなものは価格が高くて手が出なかったのですが、近頃は容量も、価格もハードディスクと変わらなくなりましたので是非挑戦してください。
SSDへの交換をお考えの方は「遅くなったパソ音の速度を上げるためのSSDの選び方」を参考にしてください。
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最新のパソコンを使っている人は、あまり関係がないのでしょうが特に古いパソコンを使っていると、頻繁にこの現象が起こります。
この時の症状が、ハードディスクのランプが付きっぱなし状態で、何をやろうととしても超スローモーション状態で、ひどい時には反応が無くなることもある。
久しぶりにパソコンの電源を入れた人は、ロックしていると勘違いして、強制的に電源を切ってしまって、次回立ち上げ時に自動修復画面が出てきり、最悪の場合立ち上がらなくなることも起こります。
この原因と対策を考えて見ましたので続きをご覧ください。
症状
今回の対象症状は、パソコン本体のハードディスクが動きっぱなし状態で動作が遅い、もしくは、全く反応がない場合です。
ハードディスクが動いているかは、どんなパソコンでも存在しているハードディスクランプの点滅または点灯で確認します。
このランプが点灯、または点滅の場合ハードディスクの読み込み、または書き込みが行われていると言う事ですので、この状態で強制的に電源を落とすのは、ハードディスクの損傷の可能性がありますので、絶対に行わないでください。
パソコンは何かしらの作業を行っていることになりますので、正規の方法である、「スタートボタン」→「電源」→「シャットダウン」から電源を切ってください。もし、反応がなければハードディスクの使用状態が落ち着くまで待ってから再度試みてください。
原因と対処法
ハードディスクランプが付きっぱなし状態になる原因は、パソコン内部での色々な処理に必要なメモリー領域が不足する時などに、一時的にハードディスクを使うことになるのですが、ハードディスクは記憶媒体をモーターで回転させ、決まった位置に来た時にやり取りを行う事になりますから、メモリやUPUと違って、桁外れに速度が遅くなります。
この事から必要な処理が終わるまで次の処理ができなくて渋滞してしまうのです。
と言ってもこの時ハードディスクは一つの仕事だけを優先して実行しているのではなく、いくつもの処理を並行処理しているので、通常の状態ならデータの書き込みを行っている最中に他のファイルを開いたりもできるのです。
しかし、このデータ量が多くなってくるとこの働きも限界に達してきて、処理が追い付かなくなり止まってしまったかのように見えるのです。
この状態を軽減するには、一度にパソコンに負担をかけないようにすることが肝心です。
☆Windows Updateのこまめな実行
しばらく使わなかったパソコンを立ち上げた直後にこの現象が起こることがあります。この時原因を理解していれば焦ることもなくなると思います。
Windows10は頻繁ににWindows uploadにより更新されていますので、たまにしか使わないと、このアップデートがたまってしまいます。
この状態で、電源を入れるといくつものアップデートファイルのダウンロードが行われ、いくつかはインストールも行われます。これは、ハードディスクに過度の負担をかけます。
中でも、少し大きなアップデートファイルの場合は、ハードディスクの占有時間も長くなりますので、この時に他の処理を要求しても、たとえCPUに余裕があっても対応することはできません。
せめて区切りの良いとこまで待ってあげてください。つまりはこの間は待つしかないと言う事です。
これを回避するには、時々パソコンの電源を入れて「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Updatre」を開き「更新プログラムのチェック」をクリックして更新プログラムをインストールする必要があります。
実際に行う事は、しばらく待って更新プログラムが表示されて勝手にダウンロード・インストールが行われて再起動が必要と言われたら再起動を行うだけです。別にほっておけば良いのです。
アップデートの他にもハードディスクを占有してしまう原因は他にもあるのです、いくつものアプリを同時に立ち上下ていたり、Webブラウザーでいくつものタブを開いたりすることも、同じように原因になります。
意外なところでは、Webブラウザーで閲覧履歴がたまりすぎると、相当な負担になることがあります。
この原因の時は履歴のクリアーを行わないと改善は見込まれませんので次の手順に沿って履歴のクリアーを行ってください。
☆プラウザの閲覧履歴のクリアー
今回はGoogleChromeを例で行ってみます。
画面左上のメニュー表示をクリックして表示されたメニューより「設定」を選択する。
設定画面の「セキュリティとプライバシー」をクリックすると表示される項目の中の「閲覧データの削除」をクリックする。
「詳細設定」を選んで今回は「全期間」を選び表示される項目の中の「閲覧履歴」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れてデータを削除してください。
データが溜まっていると少々時間がかかると思いますが、一番簡単で効果がある程度実感できると思います。
☆メモリーを追加する
WindowsOSには32bitOSと64bitOSがあることは知っていると思いますが、32bitOSの場合は最大物理メモリは4GBまでとなっていますので、自分のパソコンのメモリ搭載容量を確認して余裕があれば歳代まで追加することができます。
搭載メモリー容量の調べ方は「スタート」→「設定」→「システム」→「詳細情報」の中にある「システムの種類」を見ると解ります。左の場合は32ビットオペレーティングシステムとありますので32bitOSと言う事になります。
搭載メモリ容量は「実装RAM」の所に記載されています。この例では2GB搭載と言う事になります。
Windows10の64bitOSでは2TBまで認識してくれるようですので、近頃のパソコンでは16GB搭載しているものも多くなってきています。条件が許せば多ければ多いほど良いのですが、パソコンによってメモリー基板の搭載枚数が決まっていますし、1枚でのメモリー容量が大きいものは極端に単価が高くなるので経済面でも考えなければなりません。
メモリー追加の効果は、というと限定的であるとしか言いようがありません。というのは、使うソフトにも32bit用と64bit用があるのですが、32bit用のソフトでは最大使用メモリーは4GBに制限されています。古いソフトを使っているのであれば、4GB以上のメモリー増設は意味がないと言う事になります。
☆ハードディスクをSSDに交換する
ハードディスクの速度が遅いことが今回の問題なので、けた違いに速度の速いSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)に交換する事が一番の解決策かと思われます。
SSDはUSBメモリーなどと同じメモリーチップにデーターを読み書きするので、速度は非常に早くなります。
今までは、容量が大きなものは価格が高くて手が出なかったのですが、近頃は容量も、価格もハードディスクと変わらなくなりましたので是非挑戦してください。
SSDへの交換をお考えの方は「遅くなったパソ音の速度を上げるためのSSDの選び方」を参考にしてください。
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