2021年06月21日
あなたのパソコンのアカウントの種類はわかっていますか? Microsoftアカウント・ローカルアカウントとは
「現在使っているあなたのパソコンのアカウントの種類は」と聞かれてすぐに答えることができますか。
Windows10の場合アカウントの種類は、Microsoftアカウントとローカルアカウントの2種類ですが、案外気にしないで使っている方が多いのです。
新品のWindows10パソコンを自分で初期セットアップをした方は、途中でMicrosoftアカウントの登録画面になるので、Microsoftアカウントをセットしている方が多いようですが、販売店でセットアップをしてもらうと店によっては、ローカルアカウントで設定されている場合もあるようです。それにはMicrosoftアカウントの登録に個人情報が必要だからです。
アカウントの種類により、使い勝手やできることが大きく違いますので、わからない人はこの際しっかり調べておきましょう。
↓↓↓興味ある方は続きをご覧ください。
Windows10パソコンでアカウント情報を調べるには、1の「スタート」ボタンを押して表示される2の「設定」(歯車のマーク)をクリックしてください。
表示された設定画面の「アカウント」を選択します。
ローカルアカウントの場合はユーザー名の下に「ローカルアカウント」と記載されています。
Microsoftアカウントの場合はここにメールアドレスが記載されています。
Microsoftのサービスを利用するために必要なアカウントと言う事になるのですが、まだピンときませんよね。
Microsoftの場合は専用のメールサービスのアドレスがアカウントのIDとなっていますので、Outlookメールのメールアドレスを持っている方はすでに、Microsoftアカウントをお持ちになっていると言う事になります。
Outlookメールとは一昔前にはホットメールと言われメールアドレスの@マーク以降がhotmail.comの無料アドレスの事です。現在ではoutlook.jpやoutlook.comが選択可能になっていますので見覚えのある方も多いのではと思います。なお、officeソフトが付いているパソコンを購入の方はこのofficeソフトをインストールするときにMicrosoftアカウントが必要になりますので、インストールしてあるのであれば必ず持っているものと思います。
良いところ
このMicrosoftアカウントをパソコンのアカウントに設定すると、Outolook・office・OneDriveなどを一か所で管理できるので便利であると、Microsoftは言っています。
複数のパソコンを使用している場合は、同じMicrosoftアカウントでサインインするとインターネット上で個人の認証が行われるため個人設定(テーマや壁紙・プラウザーのお気に入りなど)を共有できます。どのパソコンでもMicrosoftアカウントでサインインすれば、同じパソコンのような使い勝手で使用することができます。
気になるところ
ところが、実際スマホ(特にAndroid)を購入するときにはGoogleアカウントは必須ですので、私の場合は無料メールアドレスはGoogleメールを使っていますし、OneDriveは無料容量が5Gbtで容量が少なく使わないため、この機能にあまり魅力は感じません。
補足ですが、officeをインストールするときは必須であると言いましたが、インストールしてしまえば、その後にこのアカウントが必要になることは再インストールなどの時以外ほとんどありませんので、パソコンのアカウントにどうしてもしなければならないわけではありません。
1台のパソコンを家族で使う時には特に注意しなければなりません。Microsoftアカウントでサインインしているパソコンは個人情報の集まりですので、たとえ家族でも同じアカウントで使う事は避けたいものです。サインインの時はそれぞれのアカウントとパスワードで管理してください。
「Microsoftアカウントで1台のパソコンを家族で使う方法」を参考してください。
パソコンごとにユーザー名とパスワードを登録して使うため、違うパソコンでは新たにユーザー名とパスワードを登録する必要がありますし、ユーザー名が同じでも同期はしませんので全く別のものとなります。
WindowsXPやWindows7の時代は、ほとんどがこのローカルアカウントでしたし、1台のパソコンを複数の人が使う事が前提でしたので、パスワードを無しにして使う事も多かったものです。
しかし、このローカルアカウントでも、1台のパソコンに複数のアカウント名とそれぞれのパスワードを登録することで、個人のプライバシーを保つこともできますので家族で1台のパソコンを兼用することも可能です。「ローカルアカウントで1台のパソコンを家族で使用する」を参考にしてください。
アカウントの種類を調べて自分の環境に合ったアカウントに変更する方法をそれぞれの場合について述べたいと思います。
その前に、最新のWindows10をセットアップすると、Widows Helloというアクセス方法がセットアップされてしまいます。これはPIN・顔認証・指紋などを使ってサインインすると言うものです。オプションの付いていないパソコンでは、PINというそのパソコンのみに関連付けられる4桁の暗証番号のようなものが設定されている可能性が高いです。サインインの時には4桁のこのPINを使います。
この機能は一人1台の機器を使うには便利なんですが、複数の人が1台のパソコンを使うには無理がある機能ですので、今回はOFFにしてパスワード入力にしてください。
その方法は「スタート」→「設定」→「アカウント」→「アカウントオプション」の中の「MicrosoftアカウントにWindows Helloを要求する」の項目を「オフ」に切り替える。
次に「Windows Hello 暗証番号(PIN)」の項目をクリックすると「変更」と「削除」ボタンが現れるので「削除」をクリックする。
PINを削除しますか?と聞いてきますので、「削除」をクリックする。
PINが無くなってしまうとパスワードでサインインすることになります。もし忘れていたらサインインできなくなってしまうので、ここでパスワードを入力しないと削除できなくなっています。ここで入力するのはMicrosoftアカウントのパスワードです。
入力したら、「OK」を押してください。
この操作を終えたら一度再起動をかけてください。次に立ち上がる時はPINではなくパスワードを入力してください。これで準備ができましたので次へ進んでください。
Microsoftアカウントからローカルアカウントへ
アカウントの種類を調べる時の方法で「設定」の「アカウントのユーザー情報」画面を開くとMicrosoftアカウントの場合はアカウント名の所にメールアドレスが表示されています。つまり現在はこのアカウントでサインインしていることになりますので、その少し下にある「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」という項目をクリックする。
現在のMicrosoftアカウント名が表示されていますので、このアカウントをローカルアカウントに切り替えることになります。良ければ「次へ」をクリックしてください。
本人確認の画面が表示されますので、現在のMicrosoftアカウントのパスワードを入力して「OK」をクリックしてください。
ローカルアカウントの入力画面になりますので各項目を入力します。
ユーザー名
新規で作りたいユーザー名を入力してください。
新しいパスワード
新規で作ったユーザー名のパスワードを決めて入力してください。
パスワードの確認
新しいパスワード欄と同じものを入力してください。
パスワードのヒント
この欄はパスワードを忘れた時の為の言葉を何でもよいので入力しておいてください。
パスワード以降の項目は何も入力しなければ、パスワードは無しに設定されますが、Windows10でのネットワーク上では、通常パスワード無しのパソコンは区別されて制限が適用されますので注意してください。
すべて入力し終わったら「次へ」をクリックしてください。
自動でサインアウトして、ロック画面になりますので画面をクリックするか、リターンキーを押すことでパスワード入力画面になります。
これで変更は完了です。
ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへ
「設定」→「アカウント」→「ユーザー情報」の画面で見ると現在のユーザーはローカルアカウントになっているので、その少し下の「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」をクリックする。
サインインの画面が表示されますので、Microsoftアカウントのメールアドレスを入力して「次へ」をクリックしてください。
持っていない場合は無料で作成が可能ですので、「アカウントお持ちでない場合、作成もできます。」の作成をクリックして作成してください。この時パスワードは忘れないように記録しておいてください。
次にパスワードの入力画面になりますので、Microsoftアカウントのパスワードを入力したら「サインイン」をクリックしてください。
次に「Microsoftアカウントを使用してこのコンピュータにサインインする」という画面になるので、現在使用中のアカウントのパスワードを入力して「次へ」をクリックする。
この時のパスワードはローカルアカウントのパスワードですから間違わないでください。
次にPINの作成画面が表示されますが、PINを作成しないので、右上の をクリックして画面を閉じてください。
これで、アカウント情報の欄のアカウント名がメールアドレスに変わっていると思います。
再起動して確かめてください。
これで、アカウントの種類とその切り替え方法については大丈夫だと思います。
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Windows10の場合アカウントの種類は、Microsoftアカウントとローカルアカウントの2種類ですが、案外気にしないで使っている方が多いのです。
新品のWindows10パソコンを自分で初期セットアップをした方は、途中でMicrosoftアカウントの登録画面になるので、Microsoftアカウントをセットしている方が多いようですが、販売店でセットアップをしてもらうと店によっては、ローカルアカウントで設定されている場合もあるようです。それにはMicrosoftアカウントの登録に個人情報が必要だからです。
アカウントの種類により、使い勝手やできることが大きく違いますので、わからない人はこの際しっかり調べておきましょう。
↓↓↓興味ある方は続きをご覧ください。
アカウントの種類を調べる方法
Windows10パソコンでアカウント情報を調べるには、1の「スタート」ボタンを押して表示される2の「設定」(歯車のマーク)をクリックしてください。
表示された設定画面の「アカウント」を選択します。
ローカルアカウントの場合はユーザー名の下に「ローカルアカウント」と記載されています。
Microsoftアカウントの場合はここにメールアドレスが記載されています。
Microsoftアカウントとは
Microsoftのサービスを利用するために必要なアカウントと言う事になるのですが、まだピンときませんよね。
Microsoftの場合は専用のメールサービスのアドレスがアカウントのIDとなっていますので、Outlookメールのメールアドレスを持っている方はすでに、Microsoftアカウントをお持ちになっていると言う事になります。
Outlookメールとは一昔前にはホットメールと言われメールアドレスの@マーク以降がhotmail.comの無料アドレスの事です。現在ではoutlook.jpやoutlook.comが選択可能になっていますので見覚えのある方も多いのではと思います。なお、officeソフトが付いているパソコンを購入の方はこのofficeソフトをインストールするときにMicrosoftアカウントが必要になりますので、インストールしてあるのであれば必ず持っているものと思います。
良いところ
このMicrosoftアカウントをパソコンのアカウントに設定すると、Outolook・office・OneDriveなどを一か所で管理できるので便利であると、Microsoftは言っています。
複数のパソコンを使用している場合は、同じMicrosoftアカウントでサインインするとインターネット上で個人の認証が行われるため個人設定(テーマや壁紙・プラウザーのお気に入りなど)を共有できます。どのパソコンでもMicrosoftアカウントでサインインすれば、同じパソコンのような使い勝手で使用することができます。
気になるところ
ところが、実際スマホ(特にAndroid)を購入するときにはGoogleアカウントは必須ですので、私の場合は無料メールアドレスはGoogleメールを使っていますし、OneDriveは無料容量が5Gbtで容量が少なく使わないため、この機能にあまり魅力は感じません。
補足ですが、officeをインストールするときは必須であると言いましたが、インストールしてしまえば、その後にこのアカウントが必要になることは再インストールなどの時以外ほとんどありませんので、パソコンのアカウントにどうしてもしなければならないわけではありません。
1台のパソコンを家族で使う時には特に注意しなければなりません。Microsoftアカウントでサインインしているパソコンは個人情報の集まりですので、たとえ家族でも同じアカウントで使う事は避けたいものです。サインインの時はそれぞれのアカウントとパスワードで管理してください。
「Microsoftアカウントで1台のパソコンを家族で使う方法」を参考してください。
ローカルアカウントとは
パソコンごとにユーザー名とパスワードを登録して使うため、違うパソコンでは新たにユーザー名とパスワードを登録する必要がありますし、ユーザー名が同じでも同期はしませんので全く別のものとなります。
WindowsXPやWindows7の時代は、ほとんどがこのローカルアカウントでしたし、1台のパソコンを複数の人が使う事が前提でしたので、パスワードを無しにして使う事も多かったものです。
しかし、このローカルアカウントでも、1台のパソコンに複数のアカウント名とそれぞれのパスワードを登録することで、個人のプライバシーを保つこともできますので家族で1台のパソコンを兼用することも可能です。「ローカルアカウントで1台のパソコンを家族で使用する」を参考にしてください。
アカウントの種類を変更する
アカウントの種類を調べて自分の環境に合ったアカウントに変更する方法をそれぞれの場合について述べたいと思います。
その前に、最新のWindows10をセットアップすると、Widows Helloというアクセス方法がセットアップされてしまいます。これはPIN・顔認証・指紋などを使ってサインインすると言うものです。オプションの付いていないパソコンでは、PINというそのパソコンのみに関連付けられる4桁の暗証番号のようなものが設定されている可能性が高いです。サインインの時には4桁のこのPINを使います。
この機能は一人1台の機器を使うには便利なんですが、複数の人が1台のパソコンを使うには無理がある機能ですので、今回はOFFにしてパスワード入力にしてください。
その方法は「スタート」→「設定」→「アカウント」→「アカウントオプション」の中の「MicrosoftアカウントにWindows Helloを要求する」の項目を「オフ」に切り替える。
次に「Windows Hello 暗証番号(PIN)」の項目をクリックすると「変更」と「削除」ボタンが現れるので「削除」をクリックする。
PINを削除しますか?と聞いてきますので、「削除」をクリックする。
PINが無くなってしまうとパスワードでサインインすることになります。もし忘れていたらサインインできなくなってしまうので、ここでパスワードを入力しないと削除できなくなっています。ここで入力するのはMicrosoftアカウントのパスワードです。
入力したら、「OK」を押してください。
この操作を終えたら一度再起動をかけてください。次に立ち上がる時はPINではなくパスワードを入力してください。これで準備ができましたので次へ進んでください。
Microsoftアカウントからローカルアカウントへ
アカウントの種類を調べる時の方法で「設定」の「アカウントのユーザー情報」画面を開くとMicrosoftアカウントの場合はアカウント名の所にメールアドレスが表示されています。つまり現在はこのアカウントでサインインしていることになりますので、その少し下にある「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」という項目をクリックする。
現在のMicrosoftアカウント名が表示されていますので、このアカウントをローカルアカウントに切り替えることになります。良ければ「次へ」をクリックしてください。
本人確認の画面が表示されますので、現在のMicrosoftアカウントのパスワードを入力して「OK」をクリックしてください。
ローカルアカウントの入力画面になりますので各項目を入力します。
ユーザー名
新規で作りたいユーザー名を入力してください。
新しいパスワード
新規で作ったユーザー名のパスワードを決めて入力してください。
パスワードの確認
新しいパスワード欄と同じものを入力してください。
パスワードのヒント
この欄はパスワードを忘れた時の為の言葉を何でもよいので入力しておいてください。
パスワード以降の項目は何も入力しなければ、パスワードは無しに設定されますが、Windows10でのネットワーク上では、通常パスワード無しのパソコンは区別されて制限が適用されますので注意してください。
すべて入力し終わったら「次へ」をクリックしてください。
自動でサインアウトして、ロック画面になりますので画面をクリックするか、リターンキーを押すことでパスワード入力画面になります。
これで変更は完了です。
ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへ
「設定」→「アカウント」→「ユーザー情報」の画面で見ると現在のユーザーはローカルアカウントになっているので、その少し下の「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」をクリックする。
サインインの画面が表示されますので、Microsoftアカウントのメールアドレスを入力して「次へ」をクリックしてください。
持っていない場合は無料で作成が可能ですので、「アカウントお持ちでない場合、作成もできます。」の作成をクリックして作成してください。この時パスワードは忘れないように記録しておいてください。
次にパスワードの入力画面になりますので、Microsoftアカウントのパスワードを入力したら「サインイン」をクリックしてください。
次に「Microsoftアカウントを使用してこのコンピュータにサインインする」という画面になるので、現在使用中のアカウントのパスワードを入力して「次へ」をクリックする。
この時のパスワードはローカルアカウントのパスワードですから間違わないでください。
次にPINの作成画面が表示されますが、PINを作成しないので、右上の をクリックして画面を閉じてください。
これで、アカウント情報の欄のアカウント名がメールアドレスに変わっていると思います。
再起動して確かめてください。
これで、アカウントの種類とその切り替え方法については大丈夫だと思います。
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