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2023年04月10日
免許証返納後の移動手段として電動シニアカーを考える
高齢者の交通事故が後を絶たない状況に当然のように免許返納が勧められている。しかし、高齢者だけで生活している世帯が年々増えている状況で、自宅の周辺2〜3km以内にスーパーやコンビニがない世帯がどの位いあるか考えたことがあるのでしょうか。
10〜20kmも離れている田舎なら、乗り合いタクシーや移動販売などのサービスの話も近頃聞くこともあるが、もっと一般的で、歩いても大したことがないと思われている距離も、重い買い物袋を持っての移動は年寄りでなくても大変なことです。
そこで今まで考えられたのが、自転車での移動でした。しかし、これが高齢者にとっては非常に危険な移動手段なんです。
少し前のデータですけど、高齢者(65歳以上)の自転車事故件数は届け出があったものだけでも年間19,510件あり、事故におけるハンドル操作ミスの割合が他の世代の約2.5倍であることや、「転倒事故」の約半数を高齢者の事故が占めているということがわかりました(2015年データより)。このように運動能力の落ちた免許証返納者には自転車はお勧めできない乗り物なんです。
そこで近年注目されてきているのが電動シニアカーという乗り物です。電動車いすなどとも言われ介護機器の印象が強いのですが、最近の新製品はスポーティーでスマートな製品も多く、健常者がチョットした移動手段に使うにも適したものがあります。
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10〜20kmも離れている田舎なら、乗り合いタクシーや移動販売などのサービスの話も近頃聞くこともあるが、もっと一般的で、歩いても大したことがないと思われている距離も、重い買い物袋を持っての移動は年寄りでなくても大変なことです。
そこで今まで考えられたのが、自転車での移動でした。しかし、これが高齢者にとっては非常に危険な移動手段なんです。
少し前のデータですけど、高齢者(65歳以上)の自転車事故件数は届け出があったものだけでも年間19,510件あり、事故におけるハンドル操作ミスの割合が他の世代の約2.5倍であることや、「転倒事故」の約半数を高齢者の事故が占めているということがわかりました(2015年データより)。このように運動能力の落ちた免許証返納者には自転車はお勧めできない乗り物なんです。
そこで近年注目されてきているのが電動シニアカーという乗り物です。電動車いすなどとも言われ介護機器の印象が強いのですが、最近の新製品はスポーティーでスマートな製品も多く、健常者がチョットした移動手段に使うにも適したものがあります。
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