2022年03月08日
アナログレコードを音質を落とさないでデジタル化する
若いころ聞いたアナログレコードの音質が忘れられないで、いまだに何十枚ものレコードを所蔵している人は多いと思います。通常の方法でCD化すると、可聴帯域以外の周波数がカットされてしまいます。要するに聞こえない音はカットしても変わらないだろうと言う事でした。しかし、CDで聞いた時の音と、アナログレコードで聞いた音はやはり全然違うと言う人が多いのです。
そこで、近頃注目されているのが高解像度(ハイレゾリューション)音源化(通称ハイレゾ化)なんです。理屈はサンプリング周波数がどうのとか、量子化ビット数がどうのとか、くそ難しい理屈があるらしいのですが、簡単に言うとCDに録音されている高域周波数をはるかに超える領域までデジタル記録できる技術らしいです。
この技術を使いアナログ音源からデジタル変換してデータ保存しておけば、後は再生するときのデジタル・アナログ変換(DAC)次第で高音質な再生が可能になる訳です。
そこで、具体的にどんな機材があればよいのかを初心者向けに解説してみました。
↓↓↓詳しく知りたい方は続きをご覧ください。
レコードを良い音で聞くには、レコードプレーヤー・アンプ・スピーカーなどかなりな設備が必要になります。それに、レコードは再生するたびに劣化していきます。いつまでもこの魅力的な音源を残しておきたい。それと、いつでもどこでもこの素晴らしい音を聞きたい。こう言った要望が高まるにつれてこの音源を劣化しないデジタルデータとして残しておきたいと思うようになったものと思われます。
デジタルデータとして残しておくには、良質なアナログデータが必要です。これには先ずレコード盤から良質なアナログデータをレコードプレーヤーで抽出する必要があります。
この良質なアナログデータをフォノイコライザーを使って、抑えられていた低音部と強調されていた高音部を抑えるなど、生の音源に近い形に補正をかけ、アナログデジタルコンバータにより、デジタル信号に変換します。
ここまでくれば後はこのデジタル信号をパソコンやDSD(Direct Stream Digital)対応の音楽プレーヤーで再生すれば、何度聞いても劣化しない生音源に近い素晴らしい音を聞くことができるのです。
次からは、これに必要な機材を各機材ごとに紹介していきます。
☆レコードプレーヤー
レコードプレーヤーの中でもRCA出力端子付きのものなら何でも可能ですが、レコード盤から直接音をひろうものですので、特別にこだわる人の多いところです。
違いは主に回転方式・カートリッジ・トーンアームの違いになると思います。
回転方式はベルトでモーターの回転をターンテーブルに伝えるベルトドライブ方式とターンテーブルに直接モーター軸の回転を伝えるダイレクトドライブ方式があります。プレーヤーを持ち運ぶような使い方をするのでなければ、回転精度の良いダイレクトドライブ方式の方が良いと思いますが、高価なものが多いようです。
カートリッジはムービングマグネット型(MM型・VM型)・ムービングコイル型(MC型)があります。MM型(VM型)は価格が安くエントリーモデルのプレーヤーによく使われていて、自分で針の交換が可能なタイプです。MC型は中上級者向けのモデルに採用されていて、繊細で高音質の再生ができます。
トーンアームは「インテグレーテッドタイプ」と「ユニバーサルタイプ」の2種類があります。インテグレーテッドタイプはトーンアームとカートリッジが一体化したタイプで初心者向けのプレーヤーに採用されています。ユニバーサルタイプはトーンアームからカートリッジが取り外し可能なタイプですのでカートリッジを交換して音の違いを楽しみことも可能です。
このようなことから初心者用はベルト駆動方式・カートリッジはムービングマグネット型・トーンアームはインテグレーテッドタイプというものがほとんどと思われます。
一応おすすめのものとしては TERC社のTN-280BTなどがあげられます。
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中級クラスではダイレクトドライブ・トーンアームはユニバーサルタイプのデノン社製DP-500Mなどはいかがでしょう。
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☆アナログデジタルコンバーター
実際に音源をレコード盤に録音するときに低音部が強いと溝が広くなるため再生の時に針がトレースしきれないなどの理由で、低音部を抑えて、高音部は強調しているので、これを再生時に補正する「フォノイコライザー」を使って補正しなければ生の音源には近づきません。この補正値はRIAA規格に統一されていますので、容易に補正することができます。その後、デジタルデータに変化するのですが、このとき使うフォノイコライザーとアナログデジタルコンバーターの相性などの問題があり、初心者には難しいのだそうです。
そこで、この両方を1台で行ってしまうという優れものがありますので今回はこれを紹介したいと思います。
それがこの「コルグのDS-DAC-10R」です。プレーヤーを直接接続してDSDによる高音質でそのままハイレゾ化できるし、これに付随する専用ソフト(AudioGate4)を使い簡単に極力元データに近い形でデジタルデータに変換できます。なおこの機器は直接USBでパソコンに接続してAudioGate4に内蔵したDSDフォノ・イコライザー(6種類から選べる)を使いレコード溝をカッティングするときに低域減衰させ高域強調した音源を元の音源に限りなく近くなるように補正してくれます。(通常はRIAAを選べばよい)
接続は思ったより簡単でINPUT側にレコードプレーヤーのRCA端子とアースを繋ぎ、OUTPUT端子をスピーカーにつないだ後、USB端子をパソコンに繋ぎ付属のソフトをインストールするだけです。これで、レコードの再生と同時に、パソコン内にデータが保存されます。
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これでパソコン内にDSD形式のデータが作成されますので、このデータをDSD対応の音楽プレーヤーで再生できるわけです。
☆再生方法・再生装置
DSD形式データになってしまえば、あとはDSD対応の装置で再生することになりますので、豪華なプリ・メインアンプを通して大型のスピーカーで楽しむのもよし、ポータブルプレーヤーで楽しむのもいいでしょう。
ポータブルタイプの再生装置のSONYウォークマンZXシリーズ(メモリータイプ)などでしたらワイアレスLANにも対応していますしUSB接続・MicroSDメモリーカードにも対応していますので、ヘッドホーンで素晴らしい音質で堪能できることでしょう。
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部屋で大型スピーカーで堪能するならステレオプリメインアンプTEAC社のAI-301DA-SPなどはいかがでしょう。
パソコンに専用ドライバーと再生アプリケーションンソフト「TEACHR Audio Player」をインストールしてとUSBケーブルで接続すればパソコン内のDSDデータを選んで再生することができます。
あとは、好みのスピーカーを接続するだけです。
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レコードをDSD形式に変換して聞いてみるとレコードで聞く以上に素晴らしいことがわかると思います。一度試したらもうCD音源には戻れません。
シニアにも役立つ豆知識へ
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そこで、近頃注目されているのが高解像度(ハイレゾリューション)音源化(通称ハイレゾ化)なんです。理屈はサンプリング周波数がどうのとか、量子化ビット数がどうのとか、くそ難しい理屈があるらしいのですが、簡単に言うとCDに録音されている高域周波数をはるかに超える領域までデジタル記録できる技術らしいです。
この技術を使いアナログ音源からデジタル変換してデータ保存しておけば、後は再生するときのデジタル・アナログ変換(DAC)次第で高音質な再生が可能になる訳です。
そこで、具体的にどんな機材があればよいのかを初心者向けに解説してみました。
↓↓↓詳しく知りたい方は続きをご覧ください。
全体の流れを解説
レコードを良い音で聞くには、レコードプレーヤー・アンプ・スピーカーなどかなりな設備が必要になります。それに、レコードは再生するたびに劣化していきます。いつまでもこの魅力的な音源を残しておきたい。それと、いつでもどこでもこの素晴らしい音を聞きたい。こう言った要望が高まるにつれてこの音源を劣化しないデジタルデータとして残しておきたいと思うようになったものと思われます。
デジタルデータとして残しておくには、良質なアナログデータが必要です。これには先ずレコード盤から良質なアナログデータをレコードプレーヤーで抽出する必要があります。
この良質なアナログデータをフォノイコライザーを使って、抑えられていた低音部と強調されていた高音部を抑えるなど、生の音源に近い形に補正をかけ、アナログデジタルコンバータにより、デジタル信号に変換します。
ここまでくれば後はこのデジタル信号をパソコンやDSD(Direct Stream Digital)対応の音楽プレーヤーで再生すれば、何度聞いても劣化しない生音源に近い素晴らしい音を聞くことができるのです。
次からは、これに必要な機材を各機材ごとに紹介していきます。
必要な機材は何が必要なのか
☆レコードプレーヤー
レコードプレーヤーの中でもRCA出力端子付きのものなら何でも可能ですが、レコード盤から直接音をひろうものですので、特別にこだわる人の多いところです。
違いは主に回転方式・カートリッジ・トーンアームの違いになると思います。
回転方式はベルトでモーターの回転をターンテーブルに伝えるベルトドライブ方式とターンテーブルに直接モーター軸の回転を伝えるダイレクトドライブ方式があります。プレーヤーを持ち運ぶような使い方をするのでなければ、回転精度の良いダイレクトドライブ方式の方が良いと思いますが、高価なものが多いようです。
カートリッジはムービングマグネット型(MM型・VM型)・ムービングコイル型(MC型)があります。MM型(VM型)は価格が安くエントリーモデルのプレーヤーによく使われていて、自分で針の交換が可能なタイプです。MC型は中上級者向けのモデルに採用されていて、繊細で高音質の再生ができます。
トーンアームは「インテグレーテッドタイプ」と「ユニバーサルタイプ」の2種類があります。インテグレーテッドタイプはトーンアームとカートリッジが一体化したタイプで初心者向けのプレーヤーに採用されています。ユニバーサルタイプはトーンアームからカートリッジが取り外し可能なタイプですのでカートリッジを交換して音の違いを楽しみことも可能です。
一応おすすめのものとしては TERC社のTN-280BTなどがあげられます。
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☆アナログデジタルコンバーター
実際に音源をレコード盤に録音するときに低音部が強いと溝が広くなるため再生の時に針がトレースしきれないなどの理由で、低音部を抑えて、高音部は強調しているので、これを再生時に補正する「フォノイコライザー」を使って補正しなければ生の音源には近づきません。この補正値はRIAA規格に統一されていますので、容易に補正することができます。その後、デジタルデータに変化するのですが、このとき使うフォノイコライザーとアナログデジタルコンバーターの相性などの問題があり、初心者には難しいのだそうです。
それがこの「コルグのDS-DAC-10R」です。プレーヤーを直接接続してDSDによる高音質でそのままハイレゾ化できるし、これに付随する専用ソフト(AudioGate4)を使い簡単に極力元データに近い形でデジタルデータに変換できます。なおこの機器は直接USBでパソコンに接続してAudioGate4に内蔵したDSDフォノ・イコライザー(6種類から選べる)を使いレコード溝をカッティングするときに低域減衰させ高域強調した音源を元の音源に限りなく近くなるように補正してくれます。(通常はRIAAを選べばよい)
接続は思ったより簡単でINPUT側にレコードプレーヤーのRCA端子とアースを繋ぎ、OUTPUT端子をスピーカーにつないだ後、USB端子をパソコンに繋ぎ付属のソフトをインストールするだけです。これで、レコードの再生と同時に、パソコン内にデータが保存されます。
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これでパソコン内にDSD形式のデータが作成されますので、このデータをDSD対応の音楽プレーヤーで再生できるわけです。
☆再生方法・再生装置
DSD形式データになってしまえば、あとはDSD対応の装置で再生することになりますので、豪華なプリ・メインアンプを通して大型のスピーカーで楽しむのもよし、ポータブルプレーヤーで楽しむのもいいでしょう。
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パソコンに専用ドライバーと再生アプリケーションンソフト「TEACHR Audio Player」をインストールしてとUSBケーブルで接続すればパソコン内のDSDデータを選んで再生することができます。
あとは、好みのスピーカーを接続するだけです。
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レコードをDSD形式に変換して聞いてみるとレコードで聞く以上に素晴らしいことがわかると思います。一度試したらもうCD音源には戻れません。
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