2022年04月06日
Windows10で共有プリンターがセットできない。
今では1軒の家で個人用のパソコンが何台かあるのも普通になってきました、しかしプリンターは何台も有る家は少ないと思います。
そこで、1台のプリンターをみんなで使うには、やはりネットワークに参加させて、ネットワーク対応プリンターを導入するのが理想なんですが、価格からするとUSB接続のプリンターの方が断然安く手に入るので、プリンター共有にすればいいのではないかと、挑戦してみたら以前は簡単にできたはずの共有プリンター設定がエラー表示でうまくいかない。
こんなWindows10パソコンのユーザーがこんなに多いのかと思うほど、web検索でたくさんヒットしています。
今回の実験対象は、すでにネットワーク環境が設定してあり、ファイル共有が正常にできて、プリンターもUSB接続ができ正常に動いている環境で共有プリンターを、各種説明書通り設定しようとすると、クライアントPCでの共有プリンターのセットがエラーでうまくいかない場合です。
私が実験してみた解決策をあげてみますので興味ある方は続きをご覧ください。
Windowsのパソコンでネットワークが組んであり、ファイル共有ができている環境で、Windows10のパソコンにUSB接続してあるプリンターを共有設定して、他のパソコンで共有プリンターに設定しようとすると、「プリンターへ接続できませんでした。」と表示されて失敗する。
この時「詳細の表示」をクリックすると、「操作が失敗しました(エラー0x0000011b)」と表示される。
この時に行った方法は、ネットワークに表示された、プリンターをUSB接続し共有設定をしてあるパソコンを開き、表示されたプリンターをダブルクリックしてプリンターを追加するというWindows10では普通の方法です。
この他にもwebにはいろいろな方法が出ていますが、たぶんどの方法を行ってもうまくいかないと思います。
このエラー番号から調べるとWindows10の不具合ですので、Windows updateの原因である更新プログラムを削除しろとか、修正プログラムが出ているので、アップデートすれば治ると書いてあるものが多いです。しかし、今日現在OSバージョン21H2の段階でも現象は解決していないようです。
マイクロソフトとしては、Windows PrintSpoolerのなりすましによる乗っ取りを防ぐための対策として行った更新プログラムがネットワークプリンターのTCP認証レベルに影響を与えたもので、これを元に戻し、認証レベルを下げることには積極的になれないのです。
Windows10はこれまでも、セキュリティーレベルをあげるためいろいろなものを非推奨としてきましたのでこの、単純なプリンター共有も非推奨となり、ネットワークプリンターの導入を推奨していくようです。
では個人レベルで非推奨でもよいから、解決策があればという人のための方法を紹介します。
この方法は、レジストリーを変更するという方法です。
レジストリーの変更に慣れている方はホストパソコン(USBプリンターが接続されているパソコン)の次のレジストリのキーを変更してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CerrentControlSet¥Control¥Printの中のRpcAuthnLevelPrivacyEnabledを”0”に変更してください。(ない場合は追加してください)
慣れていない方は次からを参考にしてください。
今から行う作業は間違うとパソコンのトラブルの原因にもなりますのであらかじめ復元ポイントを作成することを推奨します。
プリンターの接続してあるパソコンのレジストリの値をレジストリエディターで書き換えますので、スタートボタンの横の検索窓に「リジストリ」と入力してください。
検索結果の中に「レジストリエディター」が表示されるのでクリックして立ち上げてください。
ユーザーアカウント制御が表示されますので「はい」を押してください。レジストリエディターが表示されます。
「HKEY_LOCAL_MACHINE」の中の「SYSTEM」の中の「CurrentControlSet」の中の「Control」をクリックして表示されるキーの中から「RpcAuthnLevelPrivacyEnabled」を見つけて値のデータを”0”にする。
もし、なかった場合は次の手順で作成してください。
キーが存在しない場合は、空白部分を右クリックし、[新規>DWORD(32ビット)値]を選択してレジストリキーを作成します。
次にキーの名前を RpcAuthnLevelPrivacyEnabled に変更してエンターキーを押します。新規に作った場合は値は”0”になっていると思いますのでそのままレジストリエディターを終了すれば終わりです。
この操作を終了後、クライアントパソコンでネットワークを表示して、ホストパソコンを開き見えているプリンタークリックすれば、自動的にドライバーのセットアップが終了して、共有プリンターは有効になります。
Windows10の場合、セキュリティー強化のために古い規格の切り捨てが数多くあり、古いパソコンや周辺機器を使い続けていくことが難しくなっています。
そんな中でも、個人や中小企業ではまだまだすべてを新しくすることは難しい状況です。これからもこのような情報があれば発信し続けたいと思いますので、よろしくお願いします。
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そこで、1台のプリンターをみんなで使うには、やはりネットワークに参加させて、ネットワーク対応プリンターを導入するのが理想なんですが、価格からするとUSB接続のプリンターの方が断然安く手に入るので、プリンター共有にすればいいのではないかと、挑戦してみたら以前は簡単にできたはずの共有プリンター設定がエラー表示でうまくいかない。
こんなWindows10パソコンのユーザーがこんなに多いのかと思うほど、web検索でたくさんヒットしています。
今回の実験対象は、すでにネットワーク環境が設定してあり、ファイル共有が正常にできて、プリンターもUSB接続ができ正常に動いている環境で共有プリンターを、各種説明書通り設定しようとすると、クライアントPCでの共有プリンターのセットがエラーでうまくいかない場合です。
私が実験してみた解決策をあげてみますので興味ある方は続きをご覧ください。
ネットワーク環境と症状
Windowsのパソコンでネットワークが組んであり、ファイル共有ができている環境で、Windows10のパソコンにUSB接続してあるプリンターを共有設定して、他のパソコンで共有プリンターに設定しようとすると、「プリンターへ接続できませんでした。」と表示されて失敗する。
この時「詳細の表示」をクリックすると、「操作が失敗しました(エラー0x0000011b)」と表示される。
この時に行った方法は、ネットワークに表示された、プリンターをUSB接続し共有設定をしてあるパソコンを開き、表示されたプリンターをダブルクリックしてプリンターを追加するというWindows10では普通の方法です。
この他にもwebにはいろいろな方法が出ていますが、たぶんどの方法を行ってもうまくいかないと思います。
このエラー番号から調べるとWindows10の不具合ですので、Windows updateの原因である更新プログラムを削除しろとか、修正プログラムが出ているので、アップデートすれば治ると書いてあるものが多いです。しかし、今日現在OSバージョン21H2の段階でも現象は解決していないようです。
推測される原因
マイクロソフトとしては、Windows PrintSpoolerのなりすましによる乗っ取りを防ぐための対策として行った更新プログラムがネットワークプリンターのTCP認証レベルに影響を与えたもので、これを元に戻し、認証レベルを下げることには積極的になれないのです。
Windows10はこれまでも、セキュリティーレベルをあげるためいろいろなものを非推奨としてきましたのでこの、単純なプリンター共有も非推奨となり、ネットワークプリンターの導入を推奨していくようです。
解決策
では個人レベルで非推奨でもよいから、解決策があればという人のための方法を紹介します。
この方法は、レジストリーを変更するという方法です。
レジストリーの変更に慣れている方はホストパソコン(USBプリンターが接続されているパソコン)の次のレジストリのキーを変更してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CerrentControlSet¥Control¥Printの中のRpcAuthnLevelPrivacyEnabledを”0”に変更してください。(ない場合は追加してください)
慣れていない方は次からを参考にしてください。
今から行う作業は間違うとパソコンのトラブルの原因にもなりますのであらかじめ復元ポイントを作成することを推奨します。
プリンターの接続してあるパソコンのレジストリの値をレジストリエディターで書き換えますので、スタートボタンの横の検索窓に「リジストリ」と入力してください。
検索結果の中に「レジストリエディター」が表示されるのでクリックして立ち上げてください。
ユーザーアカウント制御が表示されますので「はい」を押してください。レジストリエディターが表示されます。
「HKEY_LOCAL_MACHINE」の中の「SYSTEM」の中の「CurrentControlSet」の中の「Control」をクリックして表示されるキーの中から「RpcAuthnLevelPrivacyEnabled」を見つけて値のデータを”0”にする。
もし、なかった場合は次の手順で作成してください。
キーが存在しない場合は、空白部分を右クリックし、[新規>DWORD(32ビット)値]を選択してレジストリキーを作成します。
次にキーの名前を RpcAuthnLevelPrivacyEnabled に変更してエンターキーを押します。新規に作った場合は値は”0”になっていると思いますのでそのままレジストリエディターを終了すれば終わりです。
この操作を終了後、クライアントパソコンでネットワークを表示して、ホストパソコンを開き見えているプリンタークリックすれば、自動的にドライバーのセットアップが終了して、共有プリンターは有効になります。
Windows10の場合、セキュリティー強化のために古い規格の切り捨てが数多くあり、古いパソコンや周辺機器を使い続けていくことが難しくなっています。
そんな中でも、個人や中小企業ではまだまだすべてを新しくすることは難しい状況です。これからもこのような情報があれば発信し続けたいと思いますので、よろしくお願いします。
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