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posted by fanblog

2013年10月26日

原田さん、どうしてるかなぁ? 4

十数年前に一緒に働いていた、

私よりも10歳くらい年上の男、原田さん。


ある日の昼休み、
二人で立ち話をしていると
インド系の女性が話しかけてきた。

服装も肌の色もインドを思わせる感じ。

頭脳明晰って感じの若い女性。美人。




女性:「Will you tell me where Money Machine is ?」



外資系の会社だったので、色々な国の人がいる。
中にはまったく日本語を使わない部署も。


私たちが働いていたフロアにATMが設置されていて、
それを探しに来たらしい。



「Money Machine(お金のマシン)」とはATMのことだろう。



ここで原田さん、典型的な日本人の態度で、
ちらちら女性をみながら聞こえなかったふり。




私は前の通路を指差し、

タッキー:「Go straight. You'll see it right hand side soon.」

(「まっすぐ行って。すぐに右側に見える(ある)よ」と言ったつもり)


女性:「(笑顔で)Oh, Thank you !」



と言って無事ATMにたどり着き、万事OK!だったのですが、





ここから原田節です。




原田:「インド人か。タッキー、おめぇ、インド語出来んのか?」


インド語って何?ヒンディ語のこと?・・・今の英語だし・・・



原田:「なんか、『まにまし』って言ってたな。(半笑い)」


"Money Machine" は聞こえてたんだ。英語だったんだよ。



原田:「まにまし、まにまし・・・間抜けな響きだな!」


あなたの方が間抜けですよ。



ここから原田による人種差別の嵐。とても書けない内容。

こいつ、ぶん殴ってやろうか・・・





原田:「おい、タッキー、お前、どこでインド語を習ったんだ?」



あんた、本気で言ってたんだ、インド語・・・・




タッキー:「今の、日本語ですよ。」

原田:「えっ!?」

タッキー:「原田さんって、外国人に日本語で話しかけられても逃げるタイプですか?」

原田:「・・・」

タッキー:「アイ キャントォ スピイクゥ イングリッシュゥゥゥ・・・ 」

原田:「日本語・・・だった・・・か?」

タッキー:「はい。原田さん、見て見ぬふりしてましたよね?」

原田:「・・・」

タッキー:「僕、日本語以外、話せませんよ、知ってるでしょ?」

原田:「お、おぅ・・・」




人種差別が気に入らなかったので、軽く原田さんに意地悪を。


十数年前の会話です。
posted by コバヤシタッキー at 17:19| その他

2013年10月25日

原田さん、どうしてるかなぁ? 3

最近、ふと思い出した原田さん。

10年以上前に一緒に働いていた、

私よりも10歳くらい年上の男。


ある日の昼休み、

原田:「俺、パソコン買ったから。」


そうですか。


原田:「俺はWindowsは使わない。Macしか興味ねぇ。」


そうですか。
なぜMacユーザーはアピールしたがるんでしょう?



原田:「しょうがねぇから持ってきてやった。」


誰も頼んでないよ。
原田さんは得意げにカバンからノートPCを取り出した。


タッキー:「これで何やってるんですか?」

原田:「いろいろ」

タッキー:「いろいろって何ですか?」

原田:「『いろいろ』 は 『いろいろ』 だ!」





そろそろ原田節が始まります。





タッキー:「これ、高そう。いろいろ出来そうですね。」

原田:「おぅ、俺は中途半端な安物は買かわねぇから。」

タッキー:「いくらしたんですか?」


原田:「大体30万円。5年ローンで買った。」






・・・・・来た。こうでなくちゃ、原田さん。
パソコン初心者が月々5000円をこの先5年間払い続ける・・・
もう、その時代は終わってるのに、原田さんはこれから始まる・・・




タッキー:「1年後には、これよりいいやつがもっと安くなってますよ。」

原田:「!?」

タッキー:「たぶん、2年も経たないうちに、このクラスは時代遅れです。」

原田:「・・・・」

タッキー:「原田さんがローンを払い終わる頃にはこれ、価値なしです。」

原田「馬鹿野郎!!!!店員が良い製品だって言ったんだよ。」

タッキー:「良い製品ですよ。でもPCって3ヶ月でスペックが上がる・・・」

原田:「いいから、ちょっと触ってみろ!」



そう言って私にキーボードを触らせて、

原田:「温かいだろ!これはなぁ、電源入れとけば温まる機能が付いてるんだよ!」

タッキー:「ノートPCって、そういうもんです。どんな電化製品も熱を・・・」

原田:「うるせえぇっ!」





きっと私が彼の幸せを壊したんでしょう。

機嫌を取るために、


タッキー:「原田さん、メール送りますよ。アドレス教えてください。」

原田:「えっ?タッキー、おまえパソコン持ってるのか?」

タッキー:「ええ、まあ、持ってるし普通に使えます。」

原田:「・・・・(顔が真っ赤)」

タッキー:「アドレス、教えて下さい。」


原田:「俺、メールは週に1回しか見ねぇから!」



相手は友達がいない原田さん。
メールの設定の仕方も分かってないし、
そもそもPCなんて使えない。

買ったことで自慢したいだけなのに、
私、つい言ってしまいました。




タッキー:「原田さん家への連絡は、郵便の方が早いですね!」




十数年前の会話です。

原田さん、元気かなぁ?
posted by コバヤシタッキー at 20:01| その他

2013年10月23日

原田さん、どうしてるかなぁ? 2

最近、ふと思い出しました原田さん。

10年以上前に一緒に働いていた、

私よりも10歳くらい年上の男。


ある日、

原田:「最近、残業して儲かってるから、昨日は寿司を食った。」



ああ、そうですか。


原田:「たまには寿司もいいもんだぞ。」


私も好きですよ。





ここから原田節が炸裂です。




タッキー:「昨日は同じ時間に退社・・・誰と行ったんですか?」

原田:「ばかやろう!俺は一人暮らしだ!」

タッキー:「????」

原田:「一人暮らしが寿司食っちゃぁ、いけねーのか!」

タッキー:「????」

原田:「てめぇ、寿司ぐらい食え!」

タッキー:「・・・どこ(の店)に行ったんですか?」

原田:「ダイエー」

タッキー:「????(ダイエーのビルの中に寿司屋なんてあったかな?)」

原田:「実は俺、最近よく寿司食うんだよ。」

タッキー:「他にはどこに行くんですか?」

原田:「グルメシティ」





『グルメシティ』とはダイエーグループのスーパーマーケット。


もちろん2軒目の「グルメシティ」が出てきた時点で確信してます。






タッキー:「よく食べるんですか。ちなみに他には・・・」

原田:「スーパーアルプス」






お気づきですね?

『スーパーアルプス』は東京・神奈川・埼玉にあるスーパーマーケット。







原田:「タッキー、てめぇもたまには寿司ぐらい食えよ!」

タッキー:「(別に言われなくても・・・)」

原田:「俺も色々寿司を食ってきたけど、ダイエーが一番だな!」







どこの寿司が美味いかと聞けば、
間髪いれずにスーパーマーケット名を挙げる原田さん。






もちろん、パックの寿司もすごくレベルアップしていて、
最近では回転寿司と共に驚くほどの味と安さですが・・・


10年以上前の会話です。

原田さん、元気かなぁ?
posted by コバヤシタッキー at 17:59| その他
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