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Where's the Fire ?

Where's the Fire ?朝8時頃。
前日遅くに寝た私は気持ち良く寝ていた。起きる気は毛頭ない…はずだった。
「火事よ!火事!起きて!!」の声にさすがの私も母親の声に飛び起きてしまった。
もしかしたらマンションの下の階が火事かもしれないし隣が火事かもしれない。とにかく両隣か下が火事の場合は我が家にも被害が及ぶのは確実だ。
消防車の走る音がし、私も急いで母のいるベランダへ行った。
「団地が火事なのっ!!」
目の前にはもくもくとしている煙が。
マンションが火事ではなかったことに私は胸を撫で下ろした。
目の前の団地か、その向こうの棟かは定かではないが、煙はものすごい勢いで空を覆っていく。
入道雲の汚いやつみたいだ。

野次馬根性丸出しの母は消防車の音を聞きつけてバタバタとベランダに出て、煙を確認し、ご丁寧にも私を起こしてこれを見せてくれたらしい…まったくご苦労なこった。
寝起きでボーっと煙を眺めていた私だが、携帯を取りに部屋へ戻り、急いでベランダへ戻ってきて携帯カメラに煙の状況を収めた。寝間着姿でベランダに携帯カメラ、私も野次馬の仲間入りを果たした…。
あちこちからやってくる消防車、救急車、パトカー。
消防車はいったい何台来るのだろう…もう既に5・6台はやってきている。世田谷のしかも団地の狭いスペースに消防車は1台入れれば良いほうだ。残りの消防車はどこに待機しているのだ。

観察を続けると、家事は手前の団地の向こうにある棟だと判明。
手前の棟の住人もわらわらと出てきて大賑わい。
そのうちにだんだんと煙が少なくなっていき、空気の中に溶けたかのように消えていった。
最後まで炎は確認できなかったが、煙の具合から鎮火を確認。
辺りはいつもの静けさと爽やかな朝に戻っていた。


追記
火事の何日か後にたまたま現場前を通りかかった。団地の3階一室が黒焦げ。
換気扇部分やサッシ部分が溶けていて無残だった。

追記2
近所のおばちゃんの話によると、火事になった家は母と息子の二人暮し。
息子が天ぷらを揚げている最中にPCを見に行きそのまま夢中になり、気が付いた時には天ぷら油がどっか――ん!! だったそうだ。
二人とも怪我もなく部屋が焼けただけ…とはいえ下の部屋の人は大変だったらしい。
上が火事になってしまうと、水浸しになってしまうんだってね。
わが家は最上階で良かったなあ。って下の家が燃えれば蒸し風呂状態になってまうだろうけど。

今回の火事、何がすごいかっていえば“天ぷら”でしょう。
お歳をめされたお母様だから息子がごはんの支度をするんでしょうが、朝から天ぷらって健啖家すぎるぞ!

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