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posted by fanblog

2019年10月08日

自習は面白くない?

「丹澤先生、今日も自由ですか。」
「違う違う…、試験対策をするんだ、」

中1のG君は自習と自由を間違えたのだ。
彼は、この時間も自習できると思ったらしい。

私の学校では、考査前になると自習の授業が増える。
自習を授業と定義するかは怪しい。
だが、担当の教員が教室にいるのだから、「質問対応」というなの自習授業なのだろう。

自習が増えれば、その分生徒には勉強時間が確保されるわけで、その結果、放課後の勉強は減ってしまうのではないだろうか。

以前、私が最初に務めた学校では、考査の前日は午前中授業だった。
「午後は各自、勉強しなさい!」、という訳だ。

午前中授業になって、午後の時間を有効に活用できるかどうかは、甚だ疑問だが、試験直前の授業はことごとく自習になるのも、なんだか異常な感じがする。

先生たちは、試験範囲を終わらせるために必死に授業をされているわけで、「何かあったとき」を想定して、少し余裕を持って授業計画を立てているのだろうが、余った時間を単なる自習にするのは、ちょっと乱暴ではないか。

日直の日誌をみると、一日のうちほとんどが自習だったりするわけで、これはやはり、「何かおかしい」と思うのが、普通の感覚のはずだ。

と言って、試験範囲外の授業を進めることも現実的ではないだろう。

そう考えると、「やっぱり復習授業かな…」、とも思うが、「分かりきった生徒にとっては時間がもったいないかなぁ…」。

「自由に勉強できて、質問もできるなら、自習もありかな…」、など心が揺れる。

「ごめん。俺、解説しちゃうと、試験問題をしゃべっちゃいそうだし、新しいテクニックを教えちゃうと、試験に出したくなるし…。」

私の作問はギリギリだ。
試験問題の完成は、たいてい試験の二日前になる。

そんな風に誤魔化しつつ、今回も、一部のクラスで自習をしてしまった…。
反省…。
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