2014年11月25日
ソフトバンク株式会社第1回無担保社債(劣後特約付)もしれっと発売予定
SBIホールディングス社債に続き、ソフトバンク社債も発売予定がされています。SBI証券の11/24現在にはトップページには表示されていませんが、
債券 > 円貨建債券 >
とたどると、既にページは用意されています。
■気になる利回りは仮条件で2.30%〜2.80%
なんと、SBIホールディングス社債を上回る仮条件で2.30%〜2.80%です。最近のソフトバンク社債は仮条件の中間値で決まることが多いので、おそらく2.50%〜2.55%辺りで決まるのではないかと予想しています。
そして、12/3(水)に条件決定後、12/4(木)から販売開始の予定です。
<商品概要>
商品名:ソフトバンク株式会社第1回無担保社債(劣後特約付)
年率(税引前):仮条件2.30%〜2.80%(条件決定12/3予定)
お申し込み単位:100万円以上100万円単位
募集期間: 2014/12/4(木)〜2014/12/18(木)
利払日:毎年6/19、12/19
■なぜ、こんなに利回りが良いのか
当然、最初に考えなければならないことはなぜこんなにも利回りが良いのかです。SBIホールディングス社債よりも更に2割以上利回りが良い条件で発行されるのはなぜでしょうか。
SBIホールディングス社債との最大の違いは2つです。
・期間:約7年
・劣後特約付
購入判断にあたって、この2つはかなり大きな違いであると考えています。
■で、買いなの!?
11/23のブログでSBIホールディングス社債の際に判断材料として、下記の3つを挙げました。
1.3年2ヶ月でSBIホールディングスは業務破綻するか
2.3年2ヶ月以内に途中解約する可能性があるか
3.3年2ヶ月は社債として長いか(適切な期間といえるか)
この3つを、今回のソフトバンク社債に書き換えると、
1.7年でソフトバンクは業務破綻するか
2.7年以内に途中解約する可能性があるか
3.7年は社債として長いか(適切な期間といえるか)
となります。列挙した地点で結果は明確な気がしますが、
1.は孫社長ワンマンの会社で、7年後がどうなっているかさっぱり読めない。2.は多分ない。3.ははっきり言って長い。7年以内にインフレが起こって2%の金利は普通になっているかもしれない、、、、と考えるととても投資対象にしようと思えないです。
そして極めつけが、「劣後特約付」です。もし破綻した場合、他の社債に「劣後」しますので、何割返ってくるのか補償なしという意味です。
SBIホールディングス社債が「比較的」定期預金感覚で購入できるのに対して、その倍以上の期間で設定されているソフトバンク社債は定期預金という感覚とは大きく乖離している商品だと言えます。
ここまで考慮して「好条件の利回り」と考えてよいか、、、ですね。
大体、今年の8月に発売された「ソフトバンク株式会社第46回無担保社債(満期5年)」は利率1.26%でした。それよりも更に1%以上の利回りを上乗せして、長期金利が下がり気味の年末に発売するあたりが大人の事情を感じさせられます。
抽選販売方式、とも書かれていませんので先着順でしょうねきっと。
債券 > 円貨建債券 >
とたどると、既にページは用意されています。
■気になる利回りは仮条件で2.30%〜2.80%
なんと、SBIホールディングス社債を上回る仮条件で2.30%〜2.80%です。最近のソフトバンク社債は仮条件の中間値で決まることが多いので、おそらく2.50%〜2.55%辺りで決まるのではないかと予想しています。
そして、12/3(水)に条件決定後、12/4(木)から販売開始の予定です。
<商品概要>
商品名:ソフトバンク株式会社第1回無担保社債(劣後特約付)
年率(税引前):仮条件2.30%〜2.80%(条件決定12/3予定)
お申し込み単位:100万円以上100万円単位
募集期間: 2014/12/4(木)〜2014/12/18(木)
利払日:毎年6/19、12/19
■なぜ、こんなに利回りが良いのか
当然、最初に考えなければならないことはなぜこんなにも利回りが良いのかです。SBIホールディングス社債よりも更に2割以上利回りが良い条件で発行されるのはなぜでしょうか。
SBIホールディングス社債との最大の違いは2つです。
・期間:約7年
・劣後特約付
購入判断にあたって、この2つはかなり大きな違いであると考えています。
■で、買いなの!?
11/23のブログでSBIホールディングス社債の際に判断材料として、下記の3つを挙げました。
1.3年2ヶ月でSBIホールディングスは業務破綻するか
2.3年2ヶ月以内に途中解約する可能性があるか
3.3年2ヶ月は社債として長いか(適切な期間といえるか)
この3つを、今回のソフトバンク社債に書き換えると、
1.7年でソフトバンクは業務破綻するか
2.7年以内に途中解約する可能性があるか
3.7年は社債として長いか(適切な期間といえるか)
となります。列挙した地点で結果は明確な気がしますが、
1.は孫社長ワンマンの会社で、7年後がどうなっているかさっぱり読めない。2.は多分ない。3.ははっきり言って長い。7年以内にインフレが起こって2%の金利は普通になっているかもしれない、、、、と考えるととても投資対象にしようと思えないです。
そして極めつけが、「劣後特約付」です。もし破綻した場合、他の社債に「劣後」しますので、何割返ってくるのか補償なしという意味です。
SBIホールディングス社債が「比較的」定期預金感覚で購入できるのに対して、その倍以上の期間で設定されているソフトバンク社債は定期預金という感覚とは大きく乖離している商品だと言えます。
ここまで考慮して「好条件の利回り」と考えてよいか、、、ですね。
大体、今年の8月に発売された「ソフトバンク株式会社第46回無担保社債(満期5年)」は利率1.26%でした。それよりも更に1%以上の利回りを上乗せして、長期金利が下がり気味の年末に発売するあたりが大人の事情を感じさせられます。
抽選販売方式、とも書かれていませんので先着順でしょうねきっと。