その後、2015年9月に「RC200t」の追加とともに比較的大きな年次改良をうけ、いよいよあと2ヶ月半後の2016年8月下旬に2回めの年次改良が施される予定です。
詳細情報はまだ不明ですが、いわゆる、RC系の2017年モデルを妄想してみました。
と、その前に、先日(6月3日)に大変素晴らしい雑誌が発売されています。
設計・製造現場のマニアックな内容が満載で、レクサスオーナーならずとも必見の一冊です!
「クルマはかくして作られる5 レクサスLSに見る高級車の設計と生産(LEXUS LS編)」
福野氏による視点は最高に勉強になります!インパネの革巻き、加飾パネルの製造、塗装、振動・防音等、通常なかなか知ることの出来ない純正部品のサプライヤーや製造・設計に関する記事が満載。
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当方はvol4クルマはかくして作られる4「LFA編」に感銘を受けましたので、今回のvol5も迷わず購入しましたがどちらも高価ですが、期待を裏切りません!こちらも大変読み応えがあります。
LFAの技術がLC500/500hにどれだけ活かされているのか?(カーボン製造技術は確実でしょうけど)
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さて、本題ですが・・・
LEXUS RC200t/300h/350-----------------------------------------------------
■フロントグリルカラー変更
既に十分カッコいいと思いますが・・・
■ホイールカラー変更
現行は明るいシルバーなので、たぶん濃くなるんでしょう。(ダスト対策?)
■ボディーカラー入れ替え
スターライトブラックガラスフレークが消滅するでしょう。
RC200tのイメージカラーだったのですが、グラファイトブラックへ。
■フロントパフォーマンスダンパー標準装備(RC350)
現在はLSDと強制セットOP(7万+tax)ですが、標準化により価格は3万円+tax分上昇するでしょう。
■G−LINK通信機能が3GからLTEへ
2014年夏の新型LS以降から採用されているLTE方式がLX,GS,RXに続き採用。
体感上の通信速度はどれ位アップするのでしょうか?
■タイヤパンク修理キットの設定(200t,350)
どれだけ需要があるのかわかりませんが。軽量化にはなる?(300hには標準)
続いては!
LEXUS RCF-----------------------------------------------------
■19インチ新意匠ホイール
標準ホイールはBBS鍛造でしたが、あまりかっこよくないのか数が出なかったみたいで・・・
実際ほどんどの車両はMOPホイールでしたもんね。
意匠変更がなされるでしょう。(こんな感じ?*妄想です)
■AVS機能付きサスペンション
「F」の定番だった固定ダンパーがついに廃止?
個人的には今の固定式+パフォーマンスダンパーでも特段不満はないのですが・・・
ドライブモードにより減衰力切り替え式と思われますが、どのようなチューニングがなされるのか楽しみです。
レクサスオーナー層の年齢層は「M」や「AMG」「R/RS」などより高いそうなので、固めの乗り心地には一定の要望があったのでしょうね。
AVS機能でその日のシチュエーションで変更できるのはうれしいですね。果たしてエコモードはどんなかんじになるのでしょうか(笑)
しかし、車高調などの導入を検討されている方には逆に不都合が?
■TVDチューニング (*TVDはMOP)
AVS機能がついたなら、当然、TVDの設定が変更されますね。
40万円もするので、街乗り+高速道路主体ならTVDはやっぱり不要ですかね〜。(CPO価格を見ても価格反映されている感もありませんし)
■エンジンコンパートメント 一部材質変更
高剛性・軽量化を両立したアルミダイカスト製に?(CFRPではない)
■G−LINK通信機能が3GからLTEへ
当然RCFも採用。
ということで、昨年の改良に比べるとおとなしめな印象。
一番懸念?だった今秋に予定されているISのマイナーチェンジで採用が確定していた
10.3インチモニター大型ワイドモニターの採用は今年はないようです。
コレがあると、既存車種のリセールにも少なからず影響してきそうでしたし。
(なお、10.3インチディスプレイの仕様はまだ不明ですが、現行LS・GS系を見る限り、そもそも地図ソフトや操作形態や画面構成等も7インチ形態と異なりますので物理的な換装は行えるでしょうが動作はおそらく不可なんでしょうね・・・価格も現実的ではないでしょうし。)
価格については、レクサスの場合一部の戦略的モデル以外はきっちり価格反映してきますので価格は若干上昇すると思われます。
「ISF」の時と違い、インテリアにはほとんど手が入らないのは「30系IS」発売後の市場から不満のフィードバックが予め反映されているからでしょうね。
しかし、個人的には、差し色の「オレンジ」内装が最近トヨタブランドに徐々に採用されてきているので、独自性が薄れてきてちょっと残念だなぁと感じています。(間もなくマイナーチェンジの86にも採用されていますし)
*本内容は妄想編ですので、内容の正確性はまったくありません。メーカー・ディーラー店舗へのお問い合わせはご遠慮願います。