2017年05月12日

ミガカミカガミ レビュー感想 〜見た目は萌え、中身はそんな萌えキャラの、ドット絵の首が何度も吹っ飛ぶグロ〜

ミガカミカガミ攻略しました。中々面白いゲームだった。


ホラーとしては吃驚脅かし系とサイコ系がミックスされており、バランスがいい。


だが、中盤からの謎解きの連発にはゲンナリした。しかもクリアまで延々続く。ただのプレータイム稼ぎではないか。


解いても爽快感がないし、脱出のために謎を解くことにストーリー性がないから



大体、富田くんや悪霊がなんでトリックを仕掛けるんだ


意味不明だし。小学生にそんな知恵があるとも思えない。ハッキリいってこれは不用


バイオとかはまだ納得いく理由付けがあるんだけどね。このゲームは無さそうだし


まあ仮にあったとしても、これの何がダメかって、


サイレントヒルシリーズの、あの意味不明な、大量の施錠されたドアから開いてるドアを調べる作業といい、所詮ただの作業だから、単調で続くと恐怖感が薄れるんですよ


もう終盤は怖い顔が出てきても、慣れてくるしああそうだね顔が怖いねぇって感じだった


だがストーリーは今時珍しい、どんでん返しのあるゲームだった。


バッドエンドでは、実は主人公みかが死亡しているという結末だが、グッドエンドでは実際には奈恵が死んでおり(仮死状態)、みかがそれを助けるという王道に帰結するストーリー。バッドのほうが衝撃度は高いが、あくまで正史はグッドエンド


こういう物語ではベタな悪役として登場する神様が実はバリバリの味方で、最初から伏線があることが面白い。クリア後にOPを見ると綺麗に話が繋がっている


前記のグッドエンドのため、奈恵を助けるために、秘密を抱えた主人公が、ドラクエ的な喋らないタイプってのが、上手くゲームギミックに作用している。


もしFFタイプの喋る主人公だったら、必ずセリフに齟齬が出てしまうし、作者も書きにくいだろう


初めて主人公がプレイヤーの手を離れて喋るシーンは驚きがある、ベタだが


グロはまあまあ。だが使い回しのドット絵じゃなくて絵での首チョンパなどが見たかった。


ホラーはよく出来てるが、安易な暗闇からの









ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!










が2度も有った事は、実に安っぽい手。こんなの誰でも読めるし、読めない人は驚くって。これじゃまるでゲームじゃなくて昔のネットにありがちなフラッシュ素材、または精神的ブラクラだ


でも、これは製作者が描いたんだろうか。絵、上手い。


評価。

ストーリー90点。EDは少し感動した。
ゲーム部分50点。無駄な謎解きやネズミや人魂へのキャラチェンジなど、面倒で鬱陶しいだけでサッパリつまらない。続編あるにしても謎解きは要らない。


2017年04月29日

かたわ少女 プレイ日記3 砂藤リリーシナリオ〜名作洋画のようなストーリー〜


















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▼かたわ少女リリー編攻略。素晴らしい完成度だった。



スタッフがかたわ少女でやりたかった事は全部このシナリオでやったんじゃないかってくらいの完成度。リリーというゲームの中に住む人間についても、ほぼ書き切ってる。






▼ボリュームもあり、前回プレーで共通ルートをカットしているのにも関わらず、(華子シナリオと比べ)2部まで20分も早く終わってるのに、EDまでは30分も長かった。






▼ストーリーとしてはトラッドな外国の少女(といっても日本生まれの日本ハーフだが)との恋愛で、最後は海外に行ってしまうという、先も読めるしお約束の流れだが、作者がこのシナリオにぶつけたメッセージ性やテーマは非常に濃い。






少年少女の成長、恋愛とは、障害とは。などゲームなのに深い話だと関心してしまった。ヒロインだけではなく主人公の障害もこのシナリオでは大きな意味を持つし、そこが華子シナリオとは違った(華子シナリオの主人公、不整脈なのにピンピンしすぎ 笑)







▼華子シナリオでは最後の最後にセックスし、エンディングで付き合う事になるが、リリーシナリオではかなり早い段階で付き合う。



EDで結ばれるのがこのゲームのスタンダートだと思っていたので、これが非常に意外だった。




え?まだ序盤だよ?
と驚くが、それよりもリリーの告白シーンがやや唐突かつ、勢いあり過ぎて噴いた。



そしてそこから雪崩れ込むようにセックス。




これも、え?もう???と更に驚くが、リリーが案外性欲が強い設定なので後々思えば不思議はないかも。スタッフがリリーシナリオで描きたかったのは間違いなく「恋人同士の話」なのだろうし





▼セックスシーンは局部が描かれる一枚絵はないが、立ち絵が全裸でヘアあり。流石に同人ゲームなので一般ゲームよりは細かく描いてる、だが華子ほどには細かくない。





セックスシーンは計3回あるが、最初の2回が騎乗位、これは不整脈の少年と盲目の少女という設定をフルに生かしてて何気に上手い。



華子シナリオだと主人公が唐突にコンドームを出して笑えたが、今回はリリーがピルを使ってるのがリアル。どっちも最初からやる気満々で








▼フロでセックスしたり、自慰を見せて興奮を高めたり、文章(描写)もシチュエーションも、非常に洋画っぽい。(最後のセックスは主人公の病気の所為で未遂のまま終わったのが残念。このまま別れたらお互いめっちゃトラウマやん)




総じて洋画のポルノシーン風で、エロというより官能小説






▼リリーが酒好きという設定なので、飲酒シーンは華子シナリオ以上に大量にある。ジャズ風のBGMがかかり、一見すると大人っぽい展開だが、終盤まだ背伸びした子供だったという流れにしたのは上手かった。






こういうタッチの文章や、ストーリー展開をゲームでプレーしたことがなかったので驚いた




▼ラストまでの流れはベタもいいところだが、主人公も障害者で満足にヒロインを呼ぶ事ができない。という設定をフルに使いこなしていた。ヒロインも視覚障害者なので主人公が見えない


オルゴールが病院で出てくるシーンは作中のアイテムを見事に使いこなしており、完璧な流れだった






▼恋愛以外に友情も非常に丁寧に描けており、主人公、リリー、華子の、主人公が両手に花状態の仲良しトリオも、ゲームでは珍しいのではないか(普通は君が望む永遠みたいに、「ドリカム状態」(古い)だから)




その内の2人が恋仲になって、1人が取り残されてしまう…という妙にリアルな描写も実に繊細だった。友達トリオだったのに華子が遠慮して内輪から外れたりね





▼華子の成長やいとこである静音との密かな和解なども見所だった。



華子、てっきり華子シナリオ以外では悲惨な人生を辿るかと思いきや、ハッキリいって「リリーシナリオの華子」は「華子シナリオの華子」より、親友との別や新たな仲間との交流を経て、人間的に成長している。




他のヒロインシナリオだとやはり大変な末路になりそうだが(でも多分残り3人のシナリオでは、華子の最後は描かれないだろう)




主人公とリリーが付き合っていると知ったとき、リリーを呼び出して何か話していた事が謎だったが、主人公を任せると言ったのだろうか?このシナリオの華子も主人公の事が好きっぽいし。(でもそれだと主人公を投げ出して海外に飛ぼうとするリリーが少し変か)




そんな流れで、失恋によって少女が成長したのならお話し的にも恋愛ものとしてもまとまりが綺麗だ







▼演出も上出来。ただの紙芝居だが、グラフィカルなエフェクトが実に上手い。

回想シーンの絵にオールドフィルムっぽいエフェクトがかかってたり、意外に動きもある。数年前にしてこの出来なのは凄い。






▼絶賛ばかりだがダメな点も多い。肝心のリリーと家族の溝がほとんど描かれなかった。ムービーシーンで幼児期のリリーが出てくるので、昔の話があると思えば、まさか何もないまま終了。回想シーンもなし。




この幼児期のシーンから、当時はまだ目が見えていて、見えなくなった理由に何かドラマ性があるのかなと思えば、生まれ持っての全盲。拍子抜けした。





▼リリーママもただ感じがいいだけの人で、娘と溝があるようにはとても見えない。父親にいたっては、登場すらしない(娘を切り捨てておいて溝を感じてないってサイコパス設定なら、それこそスコットランドに行くべきではない、かなりの問題人物だが)






リリーが健二(ヒロインに馴れ馴れしかったりビッチ扱いしたり、こいつは本当に要らない子)の粗相で激怒したシーンは、リリーが上品な人格者に見えても盲目によって大変な闇を抱えている、普段からムリをしている、そう、所詮まだ18歳の女の子なんだ。



という話だと思えば、単にスコットランドへ行く事になりストレスが溜まってたってなオチで呆れた






▼ラストシーンもキリが悪いように思った。笑顔が〜って言ってるけど、顔、見えないし。顔が見えないラストシーンってスッキリしないでしょ





▼エンディングも1つしかない。バッドエンドはリリーが旅立ってしまうシーンのまま幕切れという、変化のないモノだった。リリーがオルゴールのみを残して去ってしまうとか(グッドエンドルートでも最初そういう話かと思った)、一工夫欲しい



▼リリーはキャラデザの修正が大きいように見えて髪型などが最終的に最初に戻ってるのが面白い。リボンだけはキーアイテムだから残したのだろうな(つまりリボンを見て3度目のセックスシーンを思いついたのだろう)
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▼最後にそれにちなんだ問題点をあげると、この決定稿と他のキャラクターの絵に、統一感が無さすぎる。



リリーが静音、ミーシャと並ぶと画像の大きさまで違うし、同じゲームのキャラとは思えず、もう笑っちゃうほど違和感がある。


静音とミーシャは華子と同じ人が描いてるっぽいのに、「リリーと華子」は何十回も一緒にいるのに違和感がないが、「リリーと”静音とミーシャ”」が同じ画面に入るともう違和感の塊。ただでさえミーシャはファンタジーなピンクカラーだし。





最低でも画風は統一して欲しいね(一枚絵になって、途端にリリーを描いてる人の絵に静音がなるのも変だし、唐突で噴くわ)






▼まあそれでもこれは凄い名作だ。


95点。素人が書いたとかあり得ない、ライターのほかの仕事が気になる。





スタッフについてちょっと調べたら絵はガチでエロの人、しかも日本人らしくてドン引きと同時に驚いたけど(全員外国人じゃないのかよ。どうやって一緒に仕事したんだろう、英語分かるの?エロ絵師は)、華子のセックスシーンとかの歯の描き方が、上だけ歯があるけいおんとかで流行った時代のモノだったので、納得





▼静音やミーシャとの確執、生徒会のエピソードがスルーで終わったので、恐らくそれが描かれるであろう静音シナリオを次やります。華子シナリオ、リリーシナリオでは静音(とミーシャ)はほぼ敵役だし、
どう見てもヒロインの一人には見えないので、そんなキャラがヒロインになるシナリオへの期待もあるので。






2017年04月25日

ラハと魔法の園〜the graystory〜 レビュー感想 〜RPGはなあ!!余計なムービーはいらねえんだよ!!〜

ラハと魔法の園攻略しました。ネタバレあり

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英雄伝説ガガーブトリロジーとハリーポッターに影響を受けてそうなRPG。


難易度イージーでプレーして5時間以内。ゲームバランスは非常に簡単でサクサク進む

ストーリーはなかなか巧妙で伏線の使い方も上手く、中盤からグイグイ引っ張ってくる。



主人公ラハの正体がヒロインサリィの使い魔のねずみというオチが、ベタながらに面白い。作中でねずみ色の髪の毛を持つのがラハだけだったり、思えばねずみっぽい。(ラハではなくサリィがチーズが大好物という設定だが、ラハもマスターに似たのだろう。院長も教師もチーズ好きな設定の意味は分からないが)



公式のキャラ紹介にもグレーの髪という一文があるし、何よりサブタイトルの〜the graystory〜という、一見して意味の分からない言葉に伏線を張っているのが上手い。このタイトル回収は見事だった





ラハとサリィは、学園祭でキスもしたり、疑似恋愛の関係なのかな?と思わせる不思議なパートナーシップだった。もっとお互いが強く相思相愛なら
絶対に結ばれない恋愛として切なさがあったが、恋愛っぽい描写をするならするで、中途半端かな



結局月花も勇み足だったわけだし…恋愛関係のストーリーはメンヘラストーカーが出てきたり、何がしたかったの?感がある。



ラハの正体を知った後の月花やクラリスの反応も、一切描かれないしね…




サリィは元ネタが魔法使いサリーだと思われるが、そこに注意を逸らして実は逆から読むと父親の名前になるというのはありがちだが面白い設定だった



このように作者は小技を得意とし、丁寧な描写をする(公式サイトの解説は最早ただの言い訳臭いが)



でも…でもね……


一番肝心の、親玉(一般的にいう黒幕)の正体が、まさかたった1度しか登場していないピエロだったとは…
これは一番盛り上がらない逃げ展開で、ハッキリ言って最後の最後だというのに、興覚めした。



ピエロ(セト)が暴走してるって設定だが、マスターが死ぬ前に反逆してるし…(しかもS級殺しの犯人)


ミステリというには、犯人や殺しのプロセスにすら驚きが無かった(ラハかサリィが殺ったってオチのが、まだ盛り上がった)





チャタが職員室の階段に行くまで登場しなかったので、チャタが黒幕かと思ったのに。
かなりハードな展開になるが、そっちのほうがまだ盛り上がっただろう



ミステリの大原則として、やはり身内に裏切者がいないと盛り上がらない。名探偵コナンで阿笠博士が
あの方の正体だと大人気なのも、読者がそれが一番盛り上がる展開だと理解しているからだろう



そのほかにも、作者の感覚は少しズレてる。終盤フーバルトがなぜか突然まともな先生ということになっているが、
明らかに生徒のためを想うのではなく、完全に私利私欲のために動くドクズだったろう





だから、やられ役の小悪党っぽい扱いだった。




それが、終盤でいきなりサリィに先生と呼ばれたり、生徒に命の大事さを教えるために突き放したとか言われるが、
それはねーよwって笑ってしまった。最低でもフーバルトに真意があるのなら、何らかの伏線を張るべきだし、唐突で、後付け臭かった


グラフィックは結構きれいだが、キャラデザというか、絵が全体的に古臭くて2000年代初頭っぽい。というか、ほぼ100%素材かな



しかも顔グラのパターンが少なくて、終盤でサリィがタイトル画面の帽子を被ってるのに(そういえばこの帽子、何か意味あった?)、普段のキャラグラだったり、肝心な部分が手抜き(タイトル画面の帽子が出てきた!と本来ならテンションが上がるシーンなのに)




サリーの声優を鹿島アヤ様(様!?)という謎の人物が当てているが、余りにも下手なのでスタッフがやっていると思ったら、ネット声優らしい。インターネットカラオケマンみたいなものかな?


キャライメージにもそぐわないし(声が甲高くて全然サリィのイメージじゃない)、ムービーが全くないゲームなので、ヴォイスも無理に入れる必要は無いだろって思ったよ


世界観の作りこみは素人とは思えない密度。特に序盤から出てくる自己責任法に関する伏線は上手い。


総合するととてもよくできたゲーム。ゲームには余計なムービーなどいらないと改めて思った。90点の良作でした。続編もやると思います。




しかしこの素材は、地獄のミサワ顔が多いな(後日談の主人公までこの顔…)








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2017年04月19日

かたわ少女 プレー日記2 池沢華子シナリオ〜一見テーマが壮大に見えて、ただの少女漫画的お話〜

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▼かたわ少女、華子編攻略。難易度も低いし、フラグ立ても分かり易くて遊びやすかった。システムも当時のゲームとしてはなかなかに親切。ただしバグやエラーが多くて大変だった。強制シャットダウンも何度か発生したので、セーブは小まめに取るようになった







▼かたわ少女をかなり変わったゲームだと位置づけていたが、正直、良くも悪くも一般的なギャルゲーのフォーマットに、フワっと障害をテーマとして当て嵌めただけ





面白かったが、今のところ、良作ではあるが名作ではない。華子シナリオに関しても同じ評価で、80点くらい




▼ただ、テンションや作風はギャルゲー、エロゲーでは有り得ないくらいローで、おかしな語尾で喋るキャラや、乱発されるギャグなども一切ない(せいぜいミーシャくらい)。主人公は不整脈なので叫んだり暴れたりするシーンがなく、雪の様にクールな男。これも他との違い。






唯一それっぽいのは悪友キャラの健二だが、こいつが本当に曲者で存在意義が全くなかった。全裸で登場したりギャルゲー的なヨタ話をするのだが、これが内容とまるで関係ない上にとてもつまらない。共通ルートでは、ほぼキーボードを連打した。








はっきりいって健二のキャラはこのかたわ少女では浮いてしまっている。弱視以外の障害があるのは確実だが、それもなぜかクローズアップされない。ミーシャは可愛いし役割もあるのでまだ許せるが健二は本当に存在意義がない。健二がいなくてもこのかたわ少女は成立するであろう、というくらいには




▼また、本作は日本を舞台にしているが日本版が最後のリリースだったようで、和訳におかしい部分がある。かつ、日本としてはありえない描写が多い。未成年が平然と飲酒するのもおかしいが、飲酒運転はもっと最悪だろう。そもそも犯罪だ。しかも作中でエリートビジネスウーマンがそれをやっている。向こうではこんなのがCOOLなんだろうか?






そんな翻訳テキストは、センスがある部分も多いが、読みづらくて通常より時間がかかった(それにしても、初回6:30のプレータイムはフリーゲームとしてはありえない超ボリュームではあるが)







▼だがクオリティの高さはフリーゲームとは思えない。グラフィックや音楽の完成度は高いし、なんとムービーまである。ヴォイスがないこと以外は、完全にフルプライスのゲームといっても遜色がないデキ。しかもムービーは結構質も高く、数も多い。(ムービーを見るとタイトル画面に、ムービーシーンのヒロインの絵が追加される。こういう演出はよくあるが、クリアではなく進行だけでなるのは珍しい)





▼最終的に多くのキャラが出るが、キャラデザ担当が複数いて絵のタッチも違うので頻繁にキャラの顔が変わって違和感があるのは、統一して欲しかった(他のゲームにもいえることだが)。美貴なんてアイマスのキャラみたいだ





▼開発者チームは一応ノンプロのようだが、本職はなんだろうか。何をやらかしたか知らないが、ツイッターも凍結されているし、ペンネーム(?)ばかりなので、余り調べる気にもならない(検索しても出ない可能性があるし)。




もし無報酬でこれをやったなら凄い意識の高いクリエイター集団だ。普通なら開発途中で資金難や意識の違いで間違いなく分裂するだろうが、見事完成させてみせた。そういう意味では物凄い傑作だが、まあそういうサービスを抜きにして感想を書いてみる。




▼まず華子からプレーしたのは、外見に障害を持っている恋愛モノのヒロインは、どのメディアでも他に知らないから、ゲームで新しいタイプのシナリオが読めると思ったから。(聾唖や盲目のヒロインはむしろありがち)

「自分の恐れに向き合える?」という象徴フレーズに惹かれたから(これをクリックすると各ヒロインのキャラ紹介に飛ぶ公式サイトの作りはセンスがいい)


だからこのかたわ少女という作品そのものを象徴するヒロインなのかな?とね





▼華子の外見上のケロイドの障害だが、まずこれが主人公から見た恋愛の障害にはなっていない。


主人公の乗り越えるテーマかと思ったけど、主人公、全くこれを気にしない。17歳のメンタリティとしては凄すぎる。ありえないほどに



よって、大きく障害者がヒロインのゲームだ!とクローズアップするほど、外見上の障害に意味が無かった。むしろそれにより性格が変わってしまった華子と、それによって影響する主人公との恋愛観…これのほうが余程重要だった。




障害によって出来ることと出来ないこと、という議題に発展するかと思われたが、華子はそれも周りのフォローで案外難無くこなしてしまうしね





▼つまり極端なことをいえば、華子の障害が何であれ、特に影響されないストーリーであり、ケロイドに必然性が無かった



しかも誕生日に執拗に怯えるのは、かつて誕生日に火事が起こって…というケロイドに必然性を持たせたものだと予想したら、一切関係がなかった。これには非常に拍子抜けした







▼また、作中のキーワードを今一使いこなしてないことも気になった。やはり気になるのは岩魚子の存在。まさか結局、最後まで登場しないとは思わなかった。




唯一の出演である手紙も、結構真意がある感じなのに、主人公は余りにも勝手な自己完結をしてしまうし、華子も嫉妬の対象にしていたのに、こんな雑な扱いでいいのか?と甚だ疑問。




障碍者の主人公を受け入れようとする健常者のサブヒロイン、そこに障碍者のヒロインは絶大なコンプレックスを感じてしまい…という三角関係のほうが面白かったのではないか。






▼一番重要そうだった誕生日。これもあっさり過ぎ去ってしまう。リリーはスコットランドに行ったきり全く登場しないし、晃は出る必要もない。そして、一番重要である華子の素顔、これを見ることが結局最後まで出来なかったことが、一番ダメなお話。



セックス中に汗で髪が顔に張り付いているという描写に非常に萎えた。そこで初めて華子の本心と素顔に触れる(どちらの意味でも)話かと思ったのに。1シーンのみ華子の素顔が見えるシーンもあるが、作画の都合で傷が薄くて違和感あるし







体を見せてセックスするより、素顔を見て会話することのほうがテーマ的に重要じゃないだろうか?結局ここに、これは単なるエロゲーなんだなと興醒めした





そもそも恋愛としての描写が弱い。これでは恋愛というより、ただの共依存では?







▼華子にも結局好きと言って貰えなかったしね(主人公はわざわざ華子に好きと言ってない事を気にしていたし、それが話の流れだったのに)



そう思わせる原因としては、作中の時間経過が非常に短くて、華子がたった一週間で主人公に好意的になる大きなトラウマと障害を抱えて壁を作ってる割には、案外チョロインであることが言える。(その割には付かず離れずを繰り返すgdgdなシナリオ)




ファストネームで久夫くんと呼ぶようになったのは、いきなり距離を詰めて来て驚いた(他にもファストネームで呼ぶヒロインはいるが、華子は他のヒロインルートでは、主人公を苗字で呼ぶシーンがある。この差別化にはかなり吃驚)。1話共通ルートが短いせいもある



▼インパクトだけでいえば、寧ろバッドエンドが中々にキツかった。2番目に見たのはノーマルエンドだったが、てっきりこれをバッドエンドと思ったので、なんだこれバッドエンドなの?内容的にはノーマルエンドだな、って思っていたら、まさか本当に強烈なバッドエンドが待っていたとは…これは鬱ゲーですわ




むしろノーマルエンドは男女の関係とはいえない庇護愛のままだが、これはこれでありだと思う。華子も積極的だし、プレゼントのチェスを使うのも実はここだけ



3つのEDが全部同じテーマで描かれており、ハッピーエンドの後だとバッドエンドの華子がキレた理由がよくわかる構造は良かった






▼色々書いたが、成人向け恋愛ゲームとしては非常に高い水準。ただ、期待していた障害をテーマにした崇高な描写や、感動がなかった。泣きゲーだと思ったのに。



特にフリーゲームなのでセックスシーンの局部にモザイクがない。これは驚いた。雑だがちゃんと描かれている。クリトリスっぽいものまで描かれてるのも初めて見た。


開発者ブログによるとこれでも修正されてるようだが、ではもうDLできないであろう旧バージョンはどんな絵だったのかとかなり気になる。画像も検索したが発見できなかった


日本版のみ修正というのが、日本のゲーム業界の規制のキツさ、狭苦しさが如実に現われている。一体何のための同人ゲームなんだか

(後々モザイクを確認したら、申し訳程度に局部に縦線が引かれていた。まさかこれ?これだとしたらほぼモザイクになってない)



スタッフロールが、開発中の絵というのがいかにもワケあり紆余曲折同人ゲームっぽい







▼華子が恋に積極的になるラストシーンは非常に綺麗だった。主人公をリードするのもこのシーンだけ。

ああ、ここから本当の意味で2人の恋愛が始るんだなあ…というラストで、道行く人が照れていたり、背景がピンボケする演出を使ったり、これはまるで映画のようだ







ケロイドが見えないアングルなのは、スタッフの良心か…





2017年04月12日

かたわ少女 レビュー感想 プレー日記1〜異彩を放ちまくりの一作〜

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今更ながら、かたわ少女をプレーしています。





火の玉ストレートなこのタイトルのゲーム、内容はヒロイン全員が障害者の恋愛アドベンチャーで、発表当時ネットで話題になったので、鮮烈に覚えている





リリースまでかなりの年月を要しており、また、開発には紆余曲折もあった。






まず2008年の2月に海外サイトで発表があり、それを日本のサイトが取り上げたことで知られるようになったと記憶している。






「海外のおたくが製作中の同人ギャルゲー「かたわ少女」がすごい」などのスレタイだった







当時の痛いニュースなどは既に削除されており、ネットアーカイブでも見れないが、斬新だと概ね好評だった
http://www.new-akiba.com/news/post_14092
http://dekubar.blogspot.jp/2008/02/blog-post_08.html









これが同人とは「すごい」という総評だった










そのときの絵がこれ。既にインパクト絶大。





一部キャラクターの立ち絵というか、キャラデザが変更前だ
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NOCCHIというか、大槍葦人っぽい
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だが、11月に公式サイトを発表した時は、その余りのグロさにか好評が一変、叩かれるようになってて、密かに支持していた私はお気に入りのゲームが叩かれててガッカリした
http://www.new-akiba.com/news/post_17516
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1227007412/
http://a-park.hatenablog.com/entry/20081114/p1










どうやら、不謹慎なゲームであるとの扱いを受けるようになってしまっていたようだ。





だが数年後体験版や日本語版がリリースされるやいなや(まだ発売してなかったの?とか言われてたな)、その完成度の高さに評価がまた好評に戻り、リリース後は更にブレークした、というのは私の認識による作品説明と発売までの経緯








そして、それだけペラペラ説明できるのに、やろうやろうと思いながらも多忙でプレーできなかったかたわ少女を、とうとうプレー。












まず起動直後、綺麗な音楽に引き込まれる。






そして主人公は、呼び出された女の子に告白されている最中、発病してしまい、倒れる。そして障害者の集う学校へ行くまでがプロローグ、ここまで、僅か3分






既にこれだけでハマっていた






冒頭の引き込み方は相当に上手い。ここまで引き込む冒頭もなかなかないでしょ














そして転校初日。

新しい学校生活、頑張るぞ!

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あっ…(察し






かたわとは身体障害者のことではないのか?知能の場合タイトルの少女からは例外になるんだろうか(リリーシナリオによるとこの学校に知的障害者はいないらしい…では彼は一体…?)






トゥハート2の小牧愛佳もおるやん。






まあ、パッケージソフトでは発売不可能であろう余りのパンチの嵐に、冒頭から既に完クリ満々になってます。


オラワクワクしてきたぞ!

2017年04月08日

ib レビュー感想〜前半は一流のゴシックホラー。後半は残念三流サイコホラー〜

面白かった。



とてもフリーゲームとは思えない。これまで遊んだフリーゲームで、一番怖かった。ただし前半だけ(後述)




闇の世界の美術館に閉じ込められたヒロイン(少女が主人公なので、ヒロイン=主人公イヴ。ヒーロー=相棒のギャリーとします)が仲間と一緒に外の世界に脱出するという、まあよくある設定とお話。




メインキャラクターはたったの3人で、しかも主人公のイヴは喋らない主人公なので、会話シーンはほぼ仲間のギャリーとメアリーだけなのだが、キャラが立っていてとても面白い。




特にギャリーはホラーゲームでは珍しいオネエキャラのヒーローで、力があって重い物を動かせる設定もあり、頼りになる。


ビビリな割には子供の主人公を心配するという優しい奴で好感度バツグンキャラだった。こんな嫌味の無い相棒、珍しい




主人公が9歳児で難しい漢字を読めない設定なので、文字が??になったり、ギャリーが仲間にいるときだけ読めるギミックは面白かった





メアリーと一緒のときは、メアリーは一切文字に反応しない。恐らく人形だから読めないのではないか。



これを伏線のつもりで敢えて描写しなかったなら、非常に上手い







ギャリーが仲間になった時点で実はホラーとしてかなり怖さが低下していたのだが(メアリーが入ったときは、更に)ここは解釈が困難なジレンマだと思った





やはり特筆すべきはホラーとしての怖さ。



特に前半はバイオ的なビックリ箱、オバケ屋敷的脅かし方で、歩いているだけでもガンガンビビらせてくる。


数分に1度のペースでホラーギミックがあるので、このペースで飛ばして大丈夫か?とさえ思った




……思った、が、残念ながら悪い予感として当たってしまった



後半はそういったホラー要素を排除し、豹変し本性を表したメアリーから逃げるだけの鬼ごっこゲームになってしまい、バイオ的な「そこを歩く恐怖」は一切無くなってしまった。









クレヨンで描いたフィールドは折角面白いのに、ここでも最後までホラーギミックは無く、本当にただ歩くだけだった。



豹変したメアリーも特に怖くないし、後半のgdgdは本当に残念だ。傑作に成り得ただけに惜しい。



作者はかなりのセンスの持ち主だが、狂気を描くセンスはまるで無かった。メアリーが突然「はははははっはは」的に豹変するのも、ありがちで笑ってしまったほどだ。




これは恐らく、本当に書けないのではないか。前半でホラーのネタを使い果たしてしまった所為で、苦肉の策だったように思った





ゲームバランスも悪かった。前半はすぐゲームオーバーになってしまうし、謎解きの難易度も、かなり高い。公式には初心者でも遊べるとあるが、ムリだろう





評価、前半90点、後半60点。グッドエンドの余韻がいいので、良作認定して、85点くらいはあげたい。






しかし、ギャリー、一体何歳なのか。9歳のパパに見られるくらいだから30代の筈だが、設定では20代らしい…

ライターも使い込んでいる設定だし、20代後半だろうか


20代後半の成人男性と、9歳児のちょっとピュアな、恋愛に発展しそうな関係…


そもそもギャリーはプロフが一切ない謎の人物だった。設定もさほど固めてないのだろう




ここは見所だから、もう少し描いて欲しかったな。やはりネットでも二次創作されて人気のカプだし。

最後に笑顔を見せるイヴが可愛い。グッドエンドタイトルは再会の約束だが、綺麗に終わったので続編は要らないのが美学だろう。その後のストーリーはプレイヤーごとに想像するのがいいんだろうな

2017年04月07日

鬱夫の恋 レビュー感想〜なんちゃってメンヘラ〜

鬱夫の恋を攻略しました。以下ネタバレあります



鬱ゲーとして有名で、検索してはいけないワードとしても名が知れている本作だが、結論から。これはなんちゃってメンヘラゲーで、鬱要素なんて0の張りぼてクソゲーだと



だってよー。もう、痛々しすぎるんだよ



いかにも今考えましたみたいな「苦しい」とか安直で深みのない言葉の連続とか、歩く度にセリフが出てくる使い古された演出とか、あまりにも作られたゲーム的演出で、実話というにはリアリティがなさすぎる。現実に、歩く度何かを想い起こすことなんて、ないからね。いかにもオタクがオタク作品に影響を受けて作った内容


最底辺男の成長ストーリーとか、ヒロインも実はいじめられててエンコー未遂を強制されてたり、最後レイプされて妊娠とか。ベタを通り越して、もう、全てが陳腐でしたね



画像も全部ネットで有名な画像を拾って転載してるだけで、独創性も無い。同人でも「製作者」なんだから、自分で描こうよ










詩織の絶叫シーンは唯一作者の手書きっぽいんだけど、もうこれも、余りにも使い古された手なんだよなあ…


そもそもただの文字だし…


レイプも、されたならせめて警察行こうよって話。


末期の胃がんの母親がピンピンしてるわけない。がんを隠して仕事?

尚更(ヾノ・∀・`)ムリムリ


健康診断だって入社前にやるし、有り得ない


猫が唐突に病死?普通何か前兆があるでしょう。毎日3人で見てたなら気付く筈


フィクションならツッコみしないけど、これは作者が実話だと言い張っているようなので断言するが(詩織の存在以外実話って話)、これは全てやらせで確定です



製作者不明とか、不明なのに製作者を名乗る人がホームページを持ってたり、そこでも文字化けやら文字反転をして、ユーザーの興味を煽ったり、ひどい構ってチャンぶり



とはいえそんな構ってはまあゲームをメジャーにする為の戦略でもあって、もう極普通の人生を歩んできた極普通の男がこれを作ったこと、話題づくりのためだけに実話と偽ったり、それらが全て仕込みであることなども、透けて見えちゃう




終盤の段ボールを動かすパズルも無駄に難しいし、非常につまらなかった。コレ、要らないでしょ、絶対


評価0点 期待ハズレの酷いクソゲーでした。評判もネットのネタが一人歩きしたのでしょう。


当時はまだフリゲの数も少なかったから話題になったが、現在では、話題に上がる事さえ、有り得ません、この程度のデキでは







2017年03月28日

のび太のバイオハザード2(のびハザ2) レビュー感想〜約10年の時を経て真相発覚。大長編ドラえもん的ゲーム〜

のびハザ2をプレー。





前作から遥にパワーアップしたストーリーや演出には驚いた。

特に恐怖度がケタ違いに上がっている。セーブポイントだと思えばボスに襲われたり、定番のハンターダッシュにもビビらされた。

グラフィックも大幅向上。前作がファミコンレベルだったのに、約10年も経過しているので、GBAクオリティになっているのが凄い。

ただ、ゲームバランスは非常に悪い。イージーなのに47回も死んでしまった。クリアランクはEだった。恐らく最低だろう。なのにクリアタイムは1:47だった…これはつまり死んだ分はカウントされていない。実際には5時間はプレーしたと体感している


そしてザコにやられた回数はたったの数回しかない。大部分が終盤のボスにやられてしまった。特に出来杉のように即死系の攻撃を使ってくるボスが鬱陶しくて、何度もやられた。これは本当に嫌だった

ラスボス戦でドラえもんがのび太を庇って死ぬ演出は素晴らしかった。

前作から約10年経っているが、この間ずっとワルモノにされ続けたドラえもんは、かわいそうだな。






評価 90点。フリゲとして見ると傑作レベル。ただしゲームバランスは改善の余地あり。


ところで、syamuさんはこれクリアできたの?









2017年03月26日

のび太のバイオハザードリマスター版(通称のびハザ) レビュー感想〜フリゲの傑作〜

まぁフリゲレビューブログ、ということで、定番からやっていきますかね。


やっぱり最初にレビューするならヒットタイトル



今回やるのは、そんな人気フリゲの、のびハザ。


前々から気になってはいたがプレーする時間が無かったので、ちょうどいいよね。







既に昔のゲームだし、大ヒットしたフリゲなので紹介は省いて、簡潔なレビューのみをしてみる。








結論から言うと非常に完成度の高いゲームだった。





のび太をプレイヤーにしたドラえもん版バイオハザードという着想がそもそも凄いが(大長編ドラえもんから着想したのかしら)、しっかりバイオしているし、特にマップは原作をそのまま2D再現している


パクリといえばそうだが、この2D化のセンスは凄い。


野比家とか、本当にそれっぽい。






ストーリーも面白い。台詞もキレがある。

これをたった一人で製作したとは素晴らしいセンスだ。




ただホラーゲームとしてみると、正直全く怖くないなというのが残念。



驚いたのも、せいぜい最初のケルベロスが飛び出してくるシーンくらいのものだった。




ドラえもんが黒幕で裏切るストーリーも面白いが、そのことや母親が父親を殺した事についてのび太がまるでショックを受けてなかったり、もう少しドラえもんっぽさが欲しかった



ドラえもんのテンプレートに当て嵌めてない部分が非常に多い事も残念




バイオをモチーフにしているのに、定番のフロの湯を抜いたらゾンビが!が無い事も残念



















だがかなりの良作。評価 80点







しかしこれ、結構難しいんだけど、syamuさんはよくクリア出来たね。




謎解きや次に行く場所は攻略サイトを見たんだろうけど






2017年03月23日

黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない レビュー感想〜セクハラゲーを謳ってるが、推理もそこそこ〜

黒先輩と黒屋敷の闇に迷わないをプレイしました。


結論からいうと、ラノベ業界で西尾維新がちょっと一段上にいるように、本タイトルもフリゲ業界で一段上にいる良作でした。(事実、フリゲなのに、エンターブレインにより漫画化、小説化なども行われている)






ただし、絵とコンセプトだけ









まず最初に目を引くのが、そんな、センスあるキャラデザ




フリゲとは思えない綺麗さで、1枚絵も多く、そのどれもがかなり綺麗な作画(主人公がブサイクなのは仕様)





ストーリーはシンプルな洋館謎解き脱出モノで、若干の恋愛要素と、多大なセクハラ要素があり、それが脱出以上の目的となっている。






黒先輩のキャラクター性、リアクションが面白くて、セクハラは選択肢を全部試したくなる




セクハラのバリエーションは豊富で面白かった。それに思わぬところで意外なセクハラができる。壁際でセクハラしたら、壁ドンっぽくキスを迫る展開になったりね(なぜか出来ないが、後述)






謎解きは程ほどの難易度で、ヒント役の黒先輩が助けてくれるから難易度はかなり低い。ただ、ラストの謎解きはちょっと難しかった。





ストーリーは定番で、全て黒先輩の差し金だったというオチもベタだが、最後の最後、黒先輩の屋敷で結局バイトするって流れはなかなかに愉快で、してやられた感が面白かった






しかし謎なのはむしろこの黒先輩ではなく主人公怜一のほう。シナリオ上では至って真面目でクールな少年で、先輩にはOPからEDまで、終始引き気味








だが、


なぜかシステム上はセクハラ大好きなド畜生である(でもなぜかキスだけはできない)





このキャラクターが別人である説明が何もなかったことは不気味で、ものすごいギャップ






黒先輩も本名が何なのかとか、なぜ主人公が好きなのかとか、パーソナルが一切出てこないので不気味だが、実際にはこの主人公のほうが怪しい






黒先輩は寧ろ主人公が一言会話で「好き」と言っただけで過敏に反応したり、性癖やこと恋愛面に於いてはノーマルな普通の女の子なんで、余計に主人公のマジキチぶりが際立っていた







評価 70点。すぐクリアできるので、暇潰しに丁度いいゲーム。



刺激のない謎解きと、刺激的なセクハラの両立









そして肝心のクリア結果


TRUE END

セクハラ回数:54
おっぱい度 :24
ふともも度 :6
足フェチ度 :17
パンツ度  :17
尻度    :4
S度    :15
M度    :8


人はなぜ乳房を求めるのでしょう?
あなたはその果てしない命題を究明するためおっぱいを揉み続けました。
その偉大な精神は間違いなく人類史に刻まれることでしょう。

女性をいじめることに悦びを感じますか?
喜びなさい。彼女はあなたの忠実なる従僕です。
彼女は感情表現には不得手ですが、血の通った人間です。くれぐれも扱いを誤らぬよう。
従僕に被支配の悦びを与えてこそ立派な主なのですから。











あ…先輩やっぱり血の通った人間だったのか。むしろ、主人公のほうが血が通ってないな。





余談だが黒先輩が連呼する自称「従僕」は、男の召使という意味なので、黒先輩は絶対に従僕にはなれないよね。


製作者はこんなゲームを作っているが、この分野の知識がなかったのかな



でも女にすると女中。小間使いとか召使になるから、それもなんか違うよなあ……


ぬ〜べ〜が俺の生徒に手を出すなってのをキメ台詞にしてたが、あれも正確には俺の児童に手を出すなだが、児童じゃカッコつかないからなあ…




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