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2017年04月22日

映画「コープスパーティー Book of Shadows」の感想…続編でも上手さが見える出来。

今日は映画「コープスパーティー Book of Shadows」の感想です。

ついにこのブログの「映画」カテゴリも100まで来ました。

記念すべき100タイトル目に何故この映画「コープスパーティー Book of Shadows」なのか。

…実は特に意味はない。

昨日、感想を書いた映画「イースターナイトメア〜死のイースターバニー〜」と同じタイミングでレンタルしたDVDが6枚あって、

今日の気分でこのタイトルを観たというだけで、たまたま、である。

まあ前作の映画「コープスパーティー」の感想は、とても良作なホラー映画。

監督や脚本、出演キャストも変わってないので期待ができます。

そう、「シリーズもので監督が変わる」って要注意事項ですからね。


今回もレンタルDVDでの鑑賞です、アンリミテッド版です。



映画「コープスパーティー Book of Shadows」は2016年公開の山田雅史監督作品。

すでに触れていますが、前作の映画「コープスパーティー」から引き続きの監督。

個人的にその前作は「構成がうまい」と思いました。

ゲームが原作なので元々あるストーリーだとは思いますが、

それを映画にするに当たって、どういう風にみせるかってのがうまくいっていた。

あと原作のイメージを大事にしてるんだなってのが伝わって、良い監督さんだなと。

その山田雅史が引き続き監督してるのでとりあえずは一安心ですし、実際良かったです。


こちらも先に書いてしまいましたが、キャスティングは前作と同じ人が出ている嬉しさ。

ハリウッド映画とかで続編で人が変わっていたりするとちょっとガッカリしますもんね。

主演は中嶋直美役の乃木坂46生駒里奈。

前作では彼女の持ってる不思議な空気が良かったのですが、

今回はもうちょっとしっかりした役になっていて、

「前作のあんな悲惨な事」を経験して成長したのかなとか勝手に都合良く解釈。

篠崎あゆみ役の前田希美ですが、こちらも前作の経験により成長した感じがあって、

続きで観るとなんかそこら辺も続編ならではの楽しみ方ですよね。

持田哲志役の池岡亮介ですが、なんとなく前回のジャパネット感がなくなった気がする。

いや、いらないんだけど…後ほど触れると文字数が多くなりそうなので先に書きますが、

彼は硫酸で反撃した後どうなったのでしょうか…まあ最終的にはああなったんですが。

今回からの新キャラクターで霧崎凍孤役に石川恋が登場。

石川恋といったら書籍の「ビリギャル」で有名になった感がありますが、

あのボディが披露される事は残念ながらこの映画内ではありませんでした。

そして新キャラクターの刻命裕也で登場の青木玄徳。

今回のキーマンでもある役ですが、彼の顔芸は評価できる。

実は「仮面ライダー鎧武/ガイム 」の戦極凌馬役の彼ですが舞台で多く活躍されています。

只者ならぬ感じは今後期待できるのではないでしょうか。

同じく新登場のキャラクターであゆみの姉の篠崎ひのえを演じるのは欅坂46の石森虹花。

全く知らなかったのですが雰囲気は凄くあって何か気になる感じはありました。

その他、やっぱ前作から出ている人にはなんか愛着があるので、同じ人が出てくれてるのは本当に嬉しい。


ストーリーは完全に前作の続きになるので、この映画から観るってのはお薦めできないし、

作りとしてもほとんど補足はないので、観るならば前作の映画「コープスパーティー」は必須。

前作の惨劇から生き延びた、中嶋直美と篠崎あゆみだが、

世の中からは事件で無くなった人の存在そのものが無かったことになっていた。

それぞれ負い目のある2人だったが、あゆみの姉ひのえが調べていた資料を偶然あゆみが発見し、

1度だけ過去に戻れることが分かる。

その力を使いあの惨劇をやりなおそうと過去に戻った2人だったが、

それは新たな惨劇の始まりだった…という感じです。


映画「コープスパーティー Book of Shadows」の感想を結論から言うと良かったです!

前作が良かったし同じキャストと制作陣なので大丈夫だろうとは思っていましたが、

続編で大失敗の映画「ハロウィンナイトメア2」とかあったし…。

今回も観てる人を飽きさせない展開の構成は素晴らしいし、

原作リスペクトのグロさというかファンサービスも忘れてないのは良い。

始まって早々に1人が殺やれるのだけど「そんなに臓器でるか〜!!」ってツッコまざるおえない。

素敵です。


前回はゲーム的に「目的」が出てきてストーリーを楽しめましたが、

今回は1度やっていることを繰り返すのだが、前回とは違いうまくいかないという展開で、

いったいどうしたら良いのかと翻弄するなかでの「人間の邪魔者」の存在、うまくいってると思います。

前作は特に篠崎あゆみの恋心が足を引っ張るというか、ラストの状況につながる上手い展開でしたが、

今回は全く違う人間の邪悪な部分が多くの人の命を奪ってしまう訳で。

なにかの映画の感想でも書いた気がしますが、ホラー映画では襲ってくる何かからの恐怖と同時に、

人間同士の足の引っ張り合いは見所の1つ。

100分弱ぐらいの尺の長さで良いバランスでこういう要素が入っていてとても良いです。


展開は何も知らずに観た方が絶対楽しめると思いますので、ストーリーにはふれません。

前回の終わり方からも分かると思いますが、ハッピーエンドにするような映画ではないとだけ言っておきます。


細かいところのツッコミとしては、一刻も早くやり直したかったと考えれば悪い訳じゃないけど、

あゆみも何か姉に相談してから実行しなさいよって思ってしまう。

そして、結構重要なアイテムなのにさちの骨が無い事に何故起きた時に気づかない!!

まあそれは良しとしても、あの骨を噛みたくはないなあ…それが使い方なら仕方が無いが。

アイツの首を切ったのがアイツだとしたら何で切ったのか?

あのナイフで切るのは結構大変だと思うんだけどなぁ。

そしてそのアイツが殺される時に確かに上に振り上げた斧だったが、

首に刺さったときには横からという…まあ別に良いんですけどね。


2作通してみて生駒里奈の主役感ってのは本物だなって思った。

独特な雰囲気の彼女ならではの存在感だと思うので、また彼女の映画は観てみたいなって思わせる。

もちろん、そうみせる映画そのものの出来の良さもあってですが。

やっぱ物語というか「スジ」って大事だよ。

ホラー映画でも主人公ってのは途中で殺されることはほぼないのだけど、

それでも全く危機に直面しない…それじゃあ恐くないよなあって。

そうみせないってのはやっぱ脚本がうまくなかったなあ…って、昨日感想を書いた映画と比べてみたりした。


まあいろんな映画があって面白いですよね。

面白くないのが面白いってこともありますし。

100タイトルとか感想を書いているみたいですが、

その映画100本に何があるのか書いた自分でも言えない訳だし。

いつかも書きましたが、その時に観た感想は面白くないとかでも、

また違ったときに観たら面白いってこともあるだろうし…映画の感想ってそんなもんですよね。

その感じ方の違いが何なのかってのを考えるのもまた面白いですし。



中嶋さんみたいになれるかな。

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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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