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女性二人連れによる朝の会話


 朝、JRに乗って会社に向かう途中、

若い女性二人連れが乗り込んできて、私の後ろに来た。

結構朝は混んでいるのだが、

朝のJRは静かで、みんな携帯をいじっているか、

本か新聞を読んでいるか、化粧をしているかで、

ヤンキーらしき若者も、皆穏やかである。



 そんな中、私の後ろに立った女性二人が話しだした。

関西人は不利である。

どんな状況においても、あっ、関西人だ、

と分かってしまう。



 その女性たちも、手荷物が無かったにもかかわらず、

言葉のアクセントで分かってしまった。

平日の朝であるからして、観光客ではない様子だ。

聞き耳を立てていると、京都水族館のイルカの話をしだした。

京都に水族館があるかどうか知らないが、

非常に怠け者のイルカらしく、

芸もせず、ただ泳いでいるだけだという。



「イルカが泳いでるで〜」

「ほんまや」

「あっ、ジャンプしたで」

「ほんまや」

「イルカさん、頑張ってるな〜」

「ほんまや」



「ほな、次いこか」

「えっ、これで終わり?」

「そやけど、何か?」



 近くで野外コンサートがあり、その時も

イルカがジャンプしているのが見えてたらしく、

コンサートを見ながら、

「あっ、イルカがジャンプした」

と両方が楽しめたらしい。



私の目の前にいる男が、クスッと笑った。

私は心の中で、「京都水族館」とメモをした。



 コンサート繋がりから、ミスチルのチケットが、

なかなか取れないと言う話になると、

「私は取れたで、やっぱり福岡やからかな」

「人口少ないもんな」

何だか福岡がバカにされたようで口惜しい。



「チケットが取れたら、有給取るしかないな」

「有給取るしかないな」

「有給取るで」

「有給取りまくるで」



 有給取ると言っているので、社会人なのは間違いなさそうだ。

そう思っていると、博多駅に着いてしまったので、

人込みに紛れて見失ってしまったが、

どうして、関西人の話は面白いのだろう。

言葉のアクセントがリズミカルで、

そのリズムに乗ってしまうのだろうか。



明日もあの女性二人組に会えるだろうか。

楽しみである。








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ちぃ
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