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2014年03月05日

海アメマス求めて苦行 

 まだフライに傾倒する前は、川や湖の釣りはルアーを中心に行っていた。しかし、札幌近郊では支笏湖や洞爺湖など、大物の釣れる場所は限られており、いつしか大物アメマスやサクラマスの釣れる場所探しに躍起となっていた。
特に冬場は、川や湖で釣果を上げるのが難しく、その当時から注目され出した島牧の海アメにチャレンジしたことがあった。正月が明けて間もない1月初めの吹雪の中、札幌から島牧に向かった。夜中11時前に出発して現地の江ノ島海岸に着いたのが4時ちょっと過ぎ。走行時間は5時間を有に越え、外気温はマイナス10度を下回る。
 
 駐車場代わりに利用した公園には、エンジンをかけた車が仮眠のために何台も止まっている。まだ日も明けぬ中、様子を見に海岸に出ると3メートルを越える荒波の先に竿を振り出している、数人の姿が暗闇の中にうっすらとにじむ。我々も少し明るくなってから海岸に出た。いつの間にか、波打ち際には10数人のアングラーが横1列に並び、黙々と荒波に向かって投げ込んでいた。

 海アメは初めての経験で、勝手が分からずまずプラグを使った。何度投げても風に押し戻されて目の前の波に飲み込まれた。続いてスプーン、メタルジグと交換してようやく荒波越えをしたものの、初心者にあたりがくるほど簡単な釣りではない。また、この一帯を見渡しても誰も釣り上げている様子はない。
 頭にまでかかる波しぶきと、吹き付ける雪の中で3時間ほど粘ったあと、太平や豊浜などポイントを2〜3箇所移動しながら坊主のまま帰路についた。あとで分かった事だが、島牧から僅か30分ほど先の瀬棚の漁港内で、その日はアメマスとサクラマスが好調だったという記事を見た・・・・・・。
 
 こんな修験者のような過酷な釣行でなく、もっと楽に海アメの釣れる場所がないものかと探したところ、浜厚真の苫小牧東港・火力発電所の温水の流れ出るフェンス前で釣果が見られるという。行ってみると、確かにルアーやきびなごを餌とした投げつりでアメマスが釣れていて、中にはサクラマスの姿も見える。しかし、ポイントがフェンス前の50〜60メートルと狭く、2メートル近いフェンスを越えてルアーを投げ込むために脚立が必要だ。もっと大きな問題は、平日でも多くの釣り人が集まり、場所の確保が難しいということ。海アメを狙うには、時間があれば島牧海岸一帯、なければ浜厚真・火力発電所前のフェンスを薦める。
 写真は苫小牧東港・火力発電所前のフェンス

火力発電所前のフェンス
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長い人生の中で、お金はなくても時間だけは贅沢に使える今しかできないこと、やりたいことが沢山ある。それを少しづつでも実現していきたい。
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