2015年06月08日
落合・常磐ダムに釣行
尻別川は雪代も治まり、本流・支流ともに釣りのシーズンを迎えた。まだ水位は高いものの、昆布川やオロウェン尻別川では型物のやまめや虹鱒がドライフライにもヒットしているようだ。ならば、北海道を代表する大河のひとつ余市川上流も大丈夫だろうと、今日6月8日に釣行した。本流に架かる、キロロ付近の落合橋を基点に支流の白井川、アメマス沢川も釣行計画に加えた。
落合橋から見る余市川上流は、まだ水量が多く遡行するには流れが早い。下手をすると、流れに足を取られそうだ。その近くの支流アメマス沢川も、早い流れと水位の上昇で、遡行ができる状況ではない。そして白井川も一通り見たが、下流から上流まで水位の高いまま。穏やかな流れのポイントではフライを打ち込めそうだが、そこから上流に遡行するのはほとんど無理。それでも、川に降りてルアーやフライを行う多くのアングラーを見かけた。
第3の選択肢を考え無かったわけではないが、釣果という面では期待はもてない落合ダムのインレットでの釣り。以前、落合ダムの釣行記を載せたブログで、40〜50センチの虹鱒がヒットした写真を見たことがある。そのことが頭に残っていて、期待と不安が入り混じって落合ダムキャンプ場に向かう。
キャンプ場の駐車場から湖岸までは5分ほどだが、湖には誰もいない。支笏湖のように、50メートルほど沖には水没して立ち枯れした樹木があちこちに並ンでいる。その景観は魅入られるが、肝心のボイルもライズもない。途中の青獅子橋では、湖に張り出した樹木の下で小さなライズが頻繁に起きていたのに、ここでは魚の気配がしない。5グラムのスプーンで様子を探ったが、追ってくる魚はいない。しばらくして、さらにインレット近くに移動するも、そこでも動きはなかった。
3時間ほど粘ったが、このまま帰るのも悔しいので、落合ダムから車で5分ほど奥にある常磐ダムまで行くことにした。常磐ダムは、ダムから上は通行禁止で、ダムサイトには「まむしに注意」の看板。足元を気にしながら、ダムの流れ出しまで戻る。水の透明度は、流れ出る山の影響だろうか、余市川と比べると極端に低い。
ダムの流れ出し口の下には砂地の中洲があり、そこには多くの足跡が残されていた。狙いは流れ出しのプールに溜まった魚だろう。
今度はドライフライをセット。流れ出しに負けない#10のメイフライを結ぶ。ダムの横幅は30メートルほどで、左から右に移動しながら繰り返し打ち込んで様子を見る。初めに打ち込んだ左の流れ出しでバイトがあったが、針がかりしない。そして再び左端に戻り、フライを打ち込むと、15センチほどの岩魚がヒット。このポイントでは3回ほどヒットしたが、少し離れた場所ではバイトもない。結局20センチほどの岩魚が一番大きいサイズで、大物の潜んでいる様子はなかった。
ただ、10メートルほど先の流れのないプールにドライを流すと、小さいものから大きなものまでバイトが相次いだ。大きなバイトは30センチクラスのものではないかと判断した。この深いプールから朝まずめ、夕まずめにダムの流れ出しの下に移動するのだろう。
また、帰りに常磐ダムから落合ダムに流れ出る、小樽川上流でもフライを流したが、一度だけ10センチほどの岩魚がヒットしただけ。見た目よりも棲息数が少ないのかもしれない。
写真上左:落合ダムのインレットの様子。立ち枯れ樹木が沖に並ぶ、同右:常磐ダムの流れ出し。この下で岩魚がヒットしたが、多くの釣人が入っているためか、バイトは少なかった、同下:川の水質に対応した茶色の濃い岩魚がヒットした
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落合橋から見る余市川上流は、まだ水量が多く遡行するには流れが早い。下手をすると、流れに足を取られそうだ。その近くの支流アメマス沢川も、早い流れと水位の上昇で、遡行ができる状況ではない。そして白井川も一通り見たが、下流から上流まで水位の高いまま。穏やかな流れのポイントではフライを打ち込めそうだが、そこから上流に遡行するのはほとんど無理。それでも、川に降りてルアーやフライを行う多くのアングラーを見かけた。
第3の選択肢を考え無かったわけではないが、釣果という面では期待はもてない落合ダムのインレットでの釣り。以前、落合ダムの釣行記を載せたブログで、40〜50センチの虹鱒がヒットした写真を見たことがある。そのことが頭に残っていて、期待と不安が入り混じって落合ダムキャンプ場に向かう。
キャンプ場の駐車場から湖岸までは5分ほどだが、湖には誰もいない。支笏湖のように、50メートルほど沖には水没して立ち枯れした樹木があちこちに並ンでいる。その景観は魅入られるが、肝心のボイルもライズもない。途中の青獅子橋では、湖に張り出した樹木の下で小さなライズが頻繁に起きていたのに、ここでは魚の気配がしない。5グラムのスプーンで様子を探ったが、追ってくる魚はいない。しばらくして、さらにインレット近くに移動するも、そこでも動きはなかった。
3時間ほど粘ったが、このまま帰るのも悔しいので、落合ダムから車で5分ほど奥にある常磐ダムまで行くことにした。常磐ダムは、ダムから上は通行禁止で、ダムサイトには「まむしに注意」の看板。足元を気にしながら、ダムの流れ出しまで戻る。水の透明度は、流れ出る山の影響だろうか、余市川と比べると極端に低い。
ダムの流れ出し口の下には砂地の中洲があり、そこには多くの足跡が残されていた。狙いは流れ出しのプールに溜まった魚だろう。
今度はドライフライをセット。流れ出しに負けない#10のメイフライを結ぶ。ダムの横幅は30メートルほどで、左から右に移動しながら繰り返し打ち込んで様子を見る。初めに打ち込んだ左の流れ出しでバイトがあったが、針がかりしない。そして再び左端に戻り、フライを打ち込むと、15センチほどの岩魚がヒット。このポイントでは3回ほどヒットしたが、少し離れた場所ではバイトもない。結局20センチほどの岩魚が一番大きいサイズで、大物の潜んでいる様子はなかった。
ただ、10メートルほど先の流れのないプールにドライを流すと、小さいものから大きなものまでバイトが相次いだ。大きなバイトは30センチクラスのものではないかと判断した。この深いプールから朝まずめ、夕まずめにダムの流れ出しの下に移動するのだろう。
また、帰りに常磐ダムから落合ダムに流れ出る、小樽川上流でもフライを流したが、一度だけ10センチほどの岩魚がヒットしただけ。見た目よりも棲息数が少ないのかもしれない。
写真上左:落合ダムのインレットの様子。立ち枯れ樹木が沖に並ぶ、同右:常磐ダムの流れ出し。この下で岩魚がヒットしたが、多くの釣人が入っているためか、バイトは少なかった、同下:川の水質に対応した茶色の濃い岩魚がヒットした
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1日遅れで返信します。
最近は、熊の気配がする場所の釣行が増えました。
札幌市内でもそうした場所が多くなって、この分ではいずれ本物に出会うかも。
そうならないように、装備はしっかりと持っていきますが。
SOuさんも、楽しい釣行を!!
ダムは色々と難しそうですね。
こちらも虫がいっぱい出て、ドライフライもいよいよ本番です。
雰囲気・・熊やばそうですねw
釣行お疲れ様でした!
ブログの更新を楽しみに待っています。余市川本流もそうですが、尻別川本流も水位が増して、移動が難しかったと聞きました。MAKOTOさんの選択が正しかったと思います。
漁川や豊平川上流の雪代が解消されれば、さらに選択肢が広がりますね。
これからの釣行も期待しています!
やはり大雨の影響でしょうか?大きめの河川は遡行が厳しい状態でしたね。。。
私は小規模支流で大当たりしました。笹濁りと水量が少々多いのが魚の警戒心を和らげてくれたのかかなりの数のニジマスが釣れました。
詳細は近日中にブログにあげますね!
釣行お疲れ様でした!