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2021年09月30日

負けとる・・・情けなくて涙がちょちょぎれる

殿、お覚悟をー.jpg

●統合システム関連会議にて

今日も今日とて、統合システム開発に関する会議が開催され
それに参加していました。

そして、ある話題において参加ベンダーの一人が質問を投げかけました。
その質問は、周辺システムの改修を請け負っているベンダーさんとしては至極当然の質問で、
それに対する回答がなければ、製品として出来損ない状態になるぐらいの重要な質問だったんです。
●負けとる

しかし、それに回答する我々グループの親会社のシステム部門の責任者は・・・
〜〜だと思っている
〜〜のはずである
って言葉が飛び出してきます。

この時点で既に周辺システムに対する理解度で負けています
●依頼側<ベンダー

結局、その周辺システムについて、ベンダー側は過去から改修を請け負ってきたので、
当然のことながらソースの隅々まで熟知していて、ロジックのすべて、仕様のすべてを知っています。
つまり
仕様について   ベンダー>グループ(依頼側)
ロジックについて ベンダー>グループ(依頼側)
運用について   当然、依頼側>ベンダー

おかしいでしょ!

システム仕様は、
運用があって、システム仕様を決定する
のですが、
運用 −−−>バツ1−−−>仕様 って具合に、その流れを構築した人がすでに退職・・・
なので、どうして今の仕様になっているのか・・・
その理由がわからない状態なんです。 だ〜めだ!こりゃ!

システムを作るうえで・・・致命的
●考え方が古すぎる

しかも、残っている要員の頭が固すぎて・・・

折角新しいシステムを作るんだから、今のシステムでできていること、仕様を新しいシステムにそのまま移植してどうするんだろう?
木造平屋の家が古くなって立て直すからって、鉄筋コンクリートで同じ間取り同じ平屋にしてどうするんだろう?

ばっかじゃねーの?

ほんと、一昨日も恥ずかしい発言をしてくれた上司・・・
今日も、情けない発言ばかりで

情けなくて、涙がちょちょぎれるよー





2021年09月28日

高速なデータベース・・・だって

宝箱.jpg

●BIツール

なーんか、統合システムにBIツールを導入するみたいで・・・
BIツールってご存じ?
BI=Business Intlligenceの略・・・だそうです
まぁ、たいそうな名前ですが、結局はデータベースから必要とするデータを抽出するツールです。

でも、エンドユーザーがシステムエンジニアと同じぐらいの分析ができるような環境を提供してくれるので、それは便利なんでしょう・・・多分
●製品紹介

で、本日はその製品紹介のために、メーカーの営業マン・・・でしょうね・・・がオンラインで説明してくれていました。

説明だけ聞いていると、簡単に抽出とか分析が出来そうです。
でも、Excelで表だけ作るのが精一杯ってレベルの方には荷が重いかも
●高速なんだって

そして、その製品の売りは、抽出が高速であることだそうです。

なんだか、速度比較を出して張りましたけど

その製品:0.5秒
Postgre SQL:76秒(ぐらいだったかな)
オンメモリで他社DB:3.5秒

これだけ見ると、圧倒的に早いですよね。
でも・・・
●魅力がないんだけど

今、使っている IBM AS/400 のデータベースがバカッ早なので、0.5秒にも魅力が感じられないんです。

グループの他社の要員から、これこれのデータを調べて教えてって言われて、すぐに返すと、きまって
『なんで、こんなに早くできるの? どうやっているの?』
って聞かれますが、
『早いの? これが当たり前なんですが・・・』
って思っちゃいます・・・

なので、おっそーーーいシステムを使っている他社ではBIツールって宝箱みたいなもんなんでしょうね




posted by Y.Taki@AS400 at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | AS/400

2021年09月27日

Grade-E⇒Grade-D ウルトラ難度と同じ(笑)

統合システム2.jpg

●グループ統合の意義

今日、午前にもグループ統合システム構築に関連する会議がありました。

グループ統合システムの意義ってありますか?
これについては、大方の見方では次のような意義があると言うことに異論はないでしょう。

同じ業種の会社が買収や合併によって一つのグループ会社となり、
それぞれで異なったやり方を統一して、
グループ各社の様々なノウハウを集め、
良いとこ取りをして、最良の運用を決めて、
どこでも同じような運用にすることで、人材の流動的な運用を行い、
グループ企業全体の効率を上げ、利益を生み出す・・・ことでしょう。

では、今構築しているグループ統合システムって何でしょうか?
●グループ統合システムの意味

グループ統合システムとは・・・
グループ統合システム
グループ統合システム
どっちでしょうね?
意味が全然違いますもんね。

今、構築しているのは多分・・・・
グループ統合システムなんでしょうね。

つまり、グループ全体で効率的に使えるシステムを構築し、それを各社に導入することで、各社の効率を上げる・・・かつ各社の運用を統一する・・・ことにあるのでしょう。

しかし
●現在はGradeE?

私の会社では、一風変わったシステムを構築してきていました。
自社で1から10まで開発してきたので、改善なんてお手のものです。
顧客からの要望なんて、スピード感たっぷりに実現してきました。

ある時、営業マンが、当社に任せていただければご要望のシステムを一週間で構築いたします。とか言って契約を取り付けてきたこともありました。
さすがに、言い過ぎだと思いましたが

なので、かなりいい線いっているんです。
進歩のスピードは5年ひと昔・・・みたいな感じですかね。

なので、
2000年:Grade−A
2005年:Grade−B
2010年:Grade−C
2015年:Grade−D
2020年:Grade−E
とすると、現在はGrade−Eまで来ているんです。
●来年はGrade−Dかな?

でも・・・来年はGrade−DかGrade−Cになりそうです。

だって・・・他の会社はGrade−B、良くてもGrade−Cなんですから・・・

そして、統合システムの仕様は、ベンダーが親会社のGrade−BかCの運用を見て、Grade−D程度の提案を出してきました。
親会社はそれをよしとして、統合システム構築を開始

途中で私の会社にも導入するからと、私に参画をさせて、統合システム仕様を検討してきました。
しかし、ほとんどGrade−Dで土台ができ上っているのに、それを今更Eまで引き上げることもできません。

しかも、ベンダーはGrade−Cのシステムで運用している現場[受注部門、カスタマーサービス部門、営業部門など]からも要望を聞いているため、Grade−Dの頭になっていない現場はGrade−Cで困っていることだけをベンダーに伝えているって感じです。

大抵は、システム部門が現場からの要望を吸い上げ、検討し、ベンダーに要件定義書を提示するはずなんですが・・・

●一番ショックな事

昨年度のはじめ・・・
ベンダーのリーダー格が私の会社に見学に来ました。
ところが、ショッキングな言葉をマジマジと聞かされました。

【我々が計画したものが、ここで既に実現されている】

この言葉は私の会社に新しい統合システムを導入しても、変化なし・・・
つまりメリットはなく、デメリットだらけってことになります。
不満.jpg




2021年09月26日

Google Spread Sheet・・・・

Google Spread Sheet.jpg

●副業サイトで

ある副業サイトで、チームメンバーの活動状況をチームリーダーが管理することになりました。
その副業サイトではLINEのグループチャットを使ってるので、
リーダーは、そのグループチャットに拡散数を報告してねって言われました。

私は・・・『えっ? その後どうするの?』って思い、思わず
Excelで管理したらいいのではって提案しました。
●ExcelのVBA

まあ、私は、本業でも ExcelのVBAなんて腐るほど使ってきているので、拡散数管理用 Excelシートなんて単純じゃん!って思い提案したんです・・・が
●Excelを持っていないメンバーも居る

メンバーの中にはExcelを持っていない人もいる・・・
持っていても パソコンが古くて現在の 最新バージョンのExcelシートが開けない・・・開いてもとてつもなく遅い・・・
など、いろいろと障害が

なので、色々と考えた挙句、結局は
●Google Spread SheetのMacro

を利用することに・・・

なので、Excelで作ったシート(もちろん入力を簡素化するためのマクロとかセル保護情報とか)をGoogleドライブにアップロードし共有設定すればよいかな・・・って

ところが、ぜーんぜん違う!
Excel VBAで作ったマクロは全然動作しないし、セルごとに保護をかけている情報は働かないし・・・

やっぱり、1から勉強しないといけないのかなぁ・・・_| ̄|○




弱体化が顕著

落ちたアイスクリーム.jpg

●キャパ減少

こんにちわー!
システムエンジニアの Yoshiochin でーす!

最近はめっきり弱体化して、対応できるボリュームもめっきり減りました・・・
●対応不可能

もうね、システム構築ってのは、特に社内システムの構築は、
エンジニアの質によると言って過言ではありません。

なぜなら、社内にシステム部門があれば、現場の人たちは
・言いやすい
・相談しやすい
・頼みやすい
からです。

で、社内システムエンジニア(社内SE)は、
・相談に乗れる
・提案できる
・対応できる
事が求められます。

しかし、今ではどうでしょうか・・・

明らかに・・・・(;O;)
●2019年の悪夢

それは、2019年の事でした。
親会社では、統合システムの構築にあたり、システムエンジニアを必要としていました。
しかし、親会社のシステム部門には[開発ができる]エンジニアがおらず、私の会社のシステム部門からの引き抜きを画策しました。
そして、2018年末、親会社のシステム部長が私の会社まで訪れて、私の会社のシステム部門員全員と面談し、親会社への転勤に応じられるか確認しました。

システム部長にとって残念なことに、全員が応じられないと答えたました。

ところが、2019年4月1日付で、3名に転勤命令が出されました。
その3名のうち、2名は家庭の事情により転勤はできません。
面談の時にもそのように伝えていました。

なのに、転勤命令が出され、その3名は退職となりました。

そして、火種はくすぶり続け、もう3名も、信用できないということで、退職しました。

11名いたシステム要員が 5名になりました。

しかも、その2名は、私が将来の幹部候補として目論んでいた人材です。
大きな痛手、悪夢です。
●システムは一日にして成らず

そして、今、統合システムの構築は進んでいますが、おそらく・・・・

成功するためには、仕様をもう少し現場寄りに考えてあげないとと思いますが・・・




2021年09月22日

灯台下暗し・・・あらぬところの原因

●ITに携わって35年

今の会社の入社し、システム部門に配属
以来、ずーーーーーっとシステム開発やネットワークインフラ構築に携わってきて
35年.jpg

●いろいろな経験

先代社長のおかげで、いろいろなことをやらせてもらいました。
いろいろなことの中には、
・壁をぶち抜く
・壁を作る
・ドアを取り付ける
・蛍光灯本体の取り外し
・LANケーブルの敷設(当然壁の中を通す)配線
・LANケーブルコネクタ付け
・RS-232Cケーブルコネクタ作成
・IBM AS/400 サブシステム記述の設計・作成
・IBM AS/400 ジョブ記述の設計・作成
・社内ネットワークインフラ構築
めんどくさいから(読んでる方も鬱陶しいでしょうから)その他もろもろ

●笑けるような体験

中には、ずっこけるような体験も・・・・

ある時、プライバシーマークの承認が得られたとき、事務局員で打ち上げで、居酒屋で飲み食いをしていました。
1時間ぐらい経って、ほぼ酔っ払い状態になっている時・・・
電話が鳴って・・・ドキッ
やっぱり、トラブル電話でした・・・
なんと、模様替えしたらネットワークにつながらなくなったと・・・

当然、ネットワークケーブルは元通りにきちんと挿入したか確認しましたが、
現場担当者は、元通りにした・・・と

仕方がないので、私が現場に行くことに・・・
でも、酔っ払いなので車で行くこともできず、電車も、帰りが遅くなったら帰れなくなる・・・
ので、タクシーで行くことにしました。

ある程度距離があったので、片道4万円ぐらいかかりました。
(当然、社の経費なので自分の懐は痛みませんが

そして、現場に到着、担当者に状況を聞いて、現物を見ると・・・目を疑いました

なんと、LANケーブルが垂れ下がっている・・・そのコネクタが宙に浮かんでいる(笑)
ネットワークに繋がらないというパソコンを見ると、
LANケーブルのコネクタに何やらケーブルが挿さっている。

なんじゃ、こりゃー?
って思って、よく見ると・・・

Faxの線

Faxのコネクタは4芯、LANのコネクタは8芯
でも、パソコンのLANコネクタ8芯のところに、うまい具合に4芯のFAXコネクタが挿さっていました

へー! キッチリと挿さるんやーって関心すると同時に・・・
飲み会をあきらめて、こんな事のためにはるばるやって来たのかと思うと
悲しくなりましたー
●さぁ!穴を掘ろう!

まぁ、それまでは、Faxや電話線がLANのジャックにきっちりはまるとは夢にも思っていなかったので、最悪の事態(パソコンの交換など)を想定していましたが、わずか5分で解決しました

事実は小説より奇なり

って言いますが、まさにその通りですね。

さて、この章のタイトルが【さぁ!穴を掘ろう!】ですが、なぜかというと、つい先ほど、そのようなことをしていたことが分かったとこです。

何かというと、会社の私のPCがどうもインターネットにアクセスするのが非常に遅かったんです。
そのため、ネットワーク障害としてL3SWとかルーターとかを確認し、ファームウェアのアップデータ、ADサーバーの更新など、色々としました。
すると、9月中旬には、ある程度早くなったんですが、まだまだ納得できる速さにはなってませんでした。
LAN自体はギガビットなので、遅すぎると感じていました。

そして、今日、めっちゃショッキングな事が分かってしまいました。
それは・・・・

私のPC(GBI/F)とハブ(GB対応)の間のLANケーブルです。
なんと、Cat5だったんです。

Cat5Eでもなく、Cat5
大笑い2.jpg





2021年09月17日

蚊帳の外

統合システム.jpg

●統合システムと言えども

みなさん、統合システムってどんなものを想像しますか?
・会社のすべての工程を一つのシステムで実現できたもの?
・グループ全社の工程を一つのシステムで実現できたもの?
・グループ全社の核となる部分を統一したもの?
いろいろな考え方があります。

でも、私の所属する会社が所属するグループでは
統合新システムはそのどれにも当てはまりません。

なぜか・・・?
それは、工程の一部分だけ・・・しかもコアな部分ではなく、枝の部分を統合しているからです。

幹の部分・・・これはそのまま・・・
●次々と

基本的に、システムを刷新するには、ほとんど新しくしないと、過去に引きずられます。

ITは年々進歩しています。
年々?
そんな呑気なことを言ってられません!
日進月歩です。

何十年も前に作られたコアを大事に大事に守ってて、クラウドとかAIとかを取り入れることができるでしょうか?

しかも、その古い古いコアを守っているため、一つの枝を新しくすると、関連する枝もすべて新しくしなければ、最初の新しい枝が使い物にならなくなります。

なので、次から次へと新しくして、最後にはコアだけが古臭い(文字通り)枯れたシステムとなります。
●どのプロジェクトも

このような統合システム開発方針なので、どのプロジェクトも、ほかのプロジェクトに引きずられて変更しなければならないけれど、二番手以降の新システムはどれもこれも現行システムの機能がそのまま

なんのために新しくするの?
夢はないの?

●手前みそながら

自画自賛になるかもしれませんが・・・いやなるんでしょうが・・・
統合システム構築が始まる前・・・経営者が変わる前・・・

私の所属する会社だけが、基幹システムを一から自前で開発してきました。
なので、新しい機能を追加するのも楽にできました。

いろいろと感謝される機能を追加してきました。
AIの導入も行おうとしました。(しました・・・で結んでいるのは、新しい社長に理解されなかったからです。前の社長・・・ITを熟知しておられた・・・にはどんどん進めよと言われていたんですが、社長が交代したら・・・新社長は、こんなの使い物にならんと切り捨てられてしまいました。)

グループ内の他社より10年から20年は先行していました。
それはすべて私のおかげです

って言うつもりはありません。

基幹コンピュータとして IBM AS/400 があったからなしえたことです。

開発速度はバカッ早で、適当に手を抜いて作っても、その動作速度はバカッ早です。
多分、AS/400 が無かったら、平凡なSEで終わっていたことでしょうね。

それはいいとして、このような状況で、親会社のシステム責任者は、統合システムを構築する際、
私の会社のシステムはハナッから眼中に入れていませんでした。

そりゃそうでしょ。 彼にもプライドはあるでしょうから。
認めたくないんでしょうね。子会社のシステムが親会社よりかなり進んでいるなんて・・・

そこで、統合システムの構築を行い、私の会社にもそれを導入させて、AS/400 を亡き者にしようとしています。

なので、どのプロジェクトでも大概の仕様が決まってから当社に確認が入ります。
つまり、最初は蚊帳の外で、ある程度でき上ってから蚊帳に入れてもらえる・・・
でも、大きな変更はできないって寸法!

もうね・・・やる気出ません・・・




posted by Y.Taki@AS400 at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | AS/400

2021年09月16日

Excel : 便利な関数 Find(b) 関数

Excel tips Find(b)関数.jpg

●今回の関数は?

Find(b) 関数

●どんな時に使う?

プログラムソースコードから特定の命令コードを見つけて、見つかったらパラメータをチェックしたりとか
住所の中に特定の文字列が含まれているかチェックするとか

それから、ほかの関数、たとえば、Left(b)関数やMid(b)関数, Right(b)関数と組み合わせて使うことがよくあります。

結構、特殊な用途で使いますが・・・ただ、Find(b)関数が無かったら困ることもあります・・・
私の仕事が特殊だから???

●関数の使い方

この Find(b) 関数は、3つの引数(パラメータ)を取ります。

あっ、ここで一つ注意を・・・
Find(b) 関数って書いていますが、実際には
 Find 関数
 Findb 関数
をまとめて表しています。

で、違いはって言うと・・・

どちらも、対象となる文字列について、見つけた文字の位置を桁単位で返してくるか、Byte単位で返してくるかの違いがあります。
通常は桁単位で返してもらった方が扱いやすいですね。
でも、時にはByte単位で返してもらう必要があるときもあります。 例えば、印字場所を確認したりとか・・・

この文字数Byte数の違いって分かりますか?

詳しくは、Byteとは?に割と詳しく書いていますので、こちらをご覧くださいね

要点だけ言えば、
桁数は文字の個数
Byte数は、全角文字なら2、半角文字なら1
と覚えておいてください。

さて、Find(b) 関数の使い方は・・・

Find([検索する文字列]、[検索される文字列]、[検索開始位置])
です。

分かりにくいかもと思います。
例えば、"いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ"の中に"ぬ"は入ってるかな?何文字目かな?って知りたい時に
=Find("ぬ"、"いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ")
って書きます。
この関数の結果は、10ですね。 ちょうど10文字目に”ぬ”がありますかね。

この使い方を見て、あれって思った人・・・観察眼が鋭いですね〜
最初の説明では、パラメータは3つありましたよね。
でも、このいろはの例では2つしか指定していません。

何で?
それは、3つ目のパラメータは、省略できるんです。 省略したら・・・1が指定されたものとして・・・つまり最初から検索しろよって意味なんですよね。

だから、
=Find("ぬ"、"いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ"、1)
って書いたのと同じ意味なんです。

もし、
=Find("ぬ"、"いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ"、11)
って書いたらどうなるでしょう?

"いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ"の11文字目以降に”ぬ”はありませんよね。
なので、エラー値が返ってきます。
その値は、#Value! ってなります。

まとめると、

=Find("い", "いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("ろ", "いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("は", "いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("に", "いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", 4)   ⇒ 4
=Find("ほ", "いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", 4)   ⇒ 5
=Find("へ", "いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", 4)   ⇒ 6
=Find("と", "いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", 4)   ⇒ 7
=Find("ち", "いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", 4)   ⇒ 8
=Find("り", "いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", 4)   ⇒ 9
=Find("ぬ", "いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", 4)   ⇒ 10

ってなります。

●注意すべき点は?

私が良く失敗するのは、一つ目のパラメータと二つ目のパラメータを逆に指定しちゃうことです。
どうしてかと言うと、VB(Visual Basic)とかVBAで、良く似た関数でINSTR関数ってのがあるんですが、この関数のパラメータは一つ目と二つ目がFind関数と逆なんです。
なんでー?って感じでしょ

まぁ、それは良いとして、逆に指定すると、

=Find("いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", "い", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", "ろ", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", "は", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", "に", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", "ほ", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", "へ", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", "と", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", "ち", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", "り", 4)   ⇒ #VALUE!
=Find("いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ", "ぬ", 4)   ⇒ #VALUE!

ってなっちゃいます

この例なら間違えていることがすぐにわかりますが、一つ目も二つ目も両方ともセル参照や関数式なら、見つけるのは困難ですよ
●関連する関数

関連する関数・・・これは文字列関数専用メニューをご覧ください。

Excel Tips 文字列関数専用メニュー





2021年09月15日

どっちがお得?

次のような速度で処理ができるシステムがあるとします。
処理自体はみんな同じです。

いや、処理一件当たりのボリュームは、Aを1としたとき、B〜Dは約10です。

A:1000件の処理を行う ⇒  2分40秒
B:1000件の処理を行う ⇒    17秒
C:5000件の処理を行う ⇒ 30分
D:5000件の処理を行う ⇒  1分22秒

ボリュームに換算すると、

A:1000件の処理を行う  ⇒   2分40秒
B:10000件の処理を行う ⇒    17秒
C:50000件の処理を行う ⇒ 30分
D:50000件の処理を行う ⇒  1分22秒

となります。

さて、皆さんが社長で、自分の会社に導入するシステムとして、A〜Dのどれを選択しますか?

もっと判断しやすくするために、すべて10,000件当たりの処理時間に換算してみます。

A:10000件 ⇒ 1600秒
B:10000件 ⇒   17秒
C:10000件 ⇒  360秒
D:10000件 ⇒   16秒

となりました。さぁ、どれが一番いいですか?

あっ! システムの価格を言わないとだめですよね。
たとえ早くても、めちゃくちゃ高かったら安いのを複数台導入する選択肢もあり得ますからね。

では、価格はというと、Aを1として示しています。

A:  1
B:  2
C: 55
D:  2

今までの情報から、社長のあなたはどれを選択すればよいか、もう判断されていることでしょう。

私なら、BかDです。 どちらかにしろって言われても・・・判断できません。
だって、同じですもん(笑)

ちなみに、私の会社に導入しているシステムは、です。
これは、もちろん IBM AS/400 です。





posted by Y.Taki@AS400 at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | AS/400

2021年09月14日

Delphi/400・・・もっともっと早く導入しておけば良かった

問題.jpg
●後悔

タイトルの通り・・・後悔でいっぱいです

皆さんは、Delphi って開発ツールをご存じですか?
かなり昔から存在しており、その生成するコードはとても早く動作すると定評がありました。

私もその存在を知っていましたが、何しろ、Visual Basic 派だったので、

ずーーーーーーっと、Microsoft Visual Studio でプログラム開発をしてきました。

でも、VB では、一つ物足りないことがあったんです。
それは、私の所属している会社のホストコンピューターが 愛するAS/400 なんです。

VBからAS/400のデータベースにアクセスするのが一苦労・・・
めんどくさいから、Socket 通信して情報をやり取りするプログラムを作っちゃいました

しかし、開発効率が悪いのは言うまでもありません

そこで、Windows Application を開発出来て、かつ AS/400 のデータベースに簡単にアクセスできる開発ツールを探していました。

そんなときに見つかったのが・・・Visual LANSA でした。
●使ってみないとわからない

これを使って、AS/400データベースに接続し、読み書きオッケーな Windows Application が作れました。
何十本か作りました。

しかし、開発には困難を極めました。
なぜかと言うと、
Microsoft Visual Studio と見た目は同じ、コントロールのイベントやプロパティーも似通っているんですが、動作が違ったりプロパティーの意味が違ったり・・・
かなり面食らいました・・・
●食わず嫌いはSEの敵

そして、今・・・Delphi/400 にぞっこんです。

Visual LANSA・・・失敗とは言えませんが、なかなか馴染めていません・・・
いまでも

Delphi/400・・・これは、Delphiに、AS/400へアクセスするためのミドルウェアをバンドルした製品です。
Delphiという開発ツールで使用しているプログラミング言語は Objective PASCAL です。

聞いたことあるって方も多いと思います。
教育用の言語なので、文法が単純なんですが、高品質なコードを生成できるため、マニアに好まれるツールですね

今回、導入し、今、お勉強の真っ最中です。
私は、来年還暦を迎えます。

でも、SEは死ぬまで勉強です

●なんにでもチャレンジ!

AIにもチャレンジしたし(一回だけですが)、特許取得もしたし・・・
いろいろしてきたし、これからもまだまだ新しいことにチャレンジしたいと願う毎日です

立ち止まっていては、死んでしまう・・・・そんな生き方をしてきたSEです。
だれか、無理難題を与えてくださーい
ナンプレ.jpg




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IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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