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<小さな会社の社長のお金を残すために絶対必要な本> 岩佐孝彦





中小企業に向けられた本ですが、
内容のレベルは中小企業でも中堅企業や製造業に向けられて書かれている印象が強い一冊です。

たとえば、本書では、
「健全な経営をするためには社員一人あたり月額150万円〜200万円の粗利益が必要になる」
と書かれていますが、労働集約的な中小企業では当てはまる中小企業は少ないと感じますし、
さらに昨今の経済情勢においてそれを実現できている企業はさらに少ないのではないかと思います。


印象に残ったポイントは以下のとおりです(なお、※は私個人の解釈と補足です)。


社長がお金を残すためには所得分散が必要である
(例:夫婦で働いているならば、社長だけが高い報酬をもらうよりも、奥さんにも報酬を付ける)



日本の税制は、四角四面に考えすぎると会社を倒産に追い込むほど税率が高い

※税率の詳細は割愛しますが、会社に対する税率は儲けの約4割、個人に対する税率は儲けの約5割(住民税を含む)です。



節税にウルトラCや奇跡は存在しない。グレーな節税対策はいずれクロになる



「【今期はこういう方針でうちの会社の決算を組んでほしい】と社長から申し出があるケースは少ない」

※「社長が決算をどのようにしたいのか?」という意識があまりない、ということで書かれているものと思います。
「○○万円の利益が出るようにしてほしい」という申し出は会計事務所としてもそれを実現できるだけの材料や期間がなければ難しいと思います。ただ、毎月のやり取りの中でそれだけコミュニケーションが不十分であり、会計事務所をもっと活用してほしいというメッセージだと思います。

<とにかくすぐやる人の仕事の習慣> 豊田圭一





「すぐやる」ことを勧めているシンプルな内容の一冊です。
「すぐやる」ことが仕事の質を高めるという考えのもと、著者である豊田さんが実体験などを通じて「すぐやる」ための作法・習慣作りのノウハウを提供しています。

わかりやすい内容で、1〜2時間くらいで読むことができます。




印象に残ったポイントは以下の通りです。


頭の回転の速さを上げるためには時間の制約が必要である。
時間の制約という状況がなければ「すぐやる」ことができない
(参考:築山節「脳が冴える15の習慣」)



複数の仕事を同時にこなすよりも一つ一つの仕事を集中して片付ける



嫌な仕事こそすぐに片付ける



経験値が低ければ情報を多く集め、人が持っていない情報を持てるようにする



完璧を求めずにまずは行動する。
行動することによって得られるフィードバックによって、今後はどのように行動するべきかを考えることができる



事業というものはもともとほとんど成功しない
(参考:柳井正「一勝九敗」)



溜まった書類は捨てる



デッドラインを決め、時間になったら切り上げる



人に頼む
会社やチームとしての成果が目的である。ならば得意な人に得意な分野の仕事を任せる



謝る
失敗をしたらすぐに対応する。失敗への対応の仕方で評価が変わる



社外のネットワークを作る
人に聞く、人に頼むことが一番早く済ませられる


<だから、あなたの会社は倒産する> 井上和弘





35年にわたり約300社の企業を直接指導してきたコンサルタントの経営指南書という触れ込みの一冊です。
本書では企業が倒産する原因を過去の事例から6つのパターンに分類し、それぞれにいくつかのケースを紹介しています。


企業は一つとして同じものはありません。
そして成功しているといわれる企業の成功のパターンもバラバラです。

ですが、失敗は決まったパターンがあるように感じます。

前楽天監督の野村克也さんの「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」は野球だけではなく、経営にも通じるところがあります。

そういった失敗のパターンにどのようなものがあり、それにどうやって対処したら良いのかが書かれている一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


必要ない時に絶対にお金を借りてはいけない
勧められる金融商品も買ってはいけない



相手が誰であろうと同じ立場でものが言えるだけの知識と知恵を身につける



損益ばかりでなく、現預金と借入金、資産と利益とのバランス感覚で経営を見る目を養う



金融機関の利用方法
1.目的別に複数の金融機関を利用する(特に個人と法人で銀行を分ける)
2.身の丈に合った金融機関を利用する
3.経営不安のある金融機関とは付き合わない
4.銀行系リース会社を避ける



商品が売れないことよりも恐ろしいことが「回収不能」である
粗利10%で回収不能額が100万円の場合、1,000万円の売上が必要になる



日本の経営者に多い勘違い
1.資産(会社の所有資産であり、稼ぐための手段)と財産(個人の所有財産)を混同している
2.土地・建物を大きくするのが好きで、含み損の出た不良資産は塩漬けにする傾向が多い
3.売却損を出して税引前利益を減少させる方法を避ける



不正防止
人を信用して雇用することと人の行動を信用することとは別問題である



脱下請け妄想
下請けには下請けの戦い方がある。下請け企業は劣っているようにいわれるがそんなことはない
→ 発注元のいいなりにしかなれない下請けはいけないが、下請けそのものがいけないわけではない
→ 変化が激しい市場では取引先を分散させてリスクを回避する必要があるが、そうでない市場では取引先を分散させることでかえって工場の製造ラインを複雑にさせてしまわないように注意する



経営における手術には大きな痛みがつきものである。
しかし、この痛みを恐れて拒否し続けるといつまでたっても病は解消できない。


負けること、失敗することは不細工なことだが、決して悪いことではない
悪いことはそれを繰り返すことである



ビジネス理論とは様々な側面を持った企業経営のある一部分にすぎない
それにも関わらず、特定の理論だけに頼る経営を行なうことは間違っている
(理論が間違っているのではなく、一つの経営理論で何もかもを賄おうとすることが間違っている)



創業当初の企業は、会社のために犠牲になる「滅私」という意味での公私混同が行なわれている
その後、会社が大きくなり、親族だけでは企業が成り立たなくなったときには公私混同を戒めなければならない。そういったときにまで公私混同(すでに滅私ではなく、私物化)を行なっていれば社内に歪みをつくることになる

ただ、社長自身は公私混同が当たり前で企業経営を行なっているため、公私混同しているという意識がほとんどないのも現実である


<心の安らぎを発見する時間管理の探究> ハイラム・W・スミス





人生を築く時間の刻み方」を大幅改訂したもので、
「時間管理」は「行動管理」だと説き、その内容をより細かく、具体的に表現している一冊です。

自己啓発の一種といえる本で、「時間」「行動」「計画」「気持ち」といった面に触れて書かれています。

特に「思いの窓」の章は非常に有益な考え方だと感じさせられました。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


「時間を管理する」という考え方をやめて「出来事をコントロールする」という考え方を取り入れる

「テレビを1時間見る」という判断をした時、
その1時間は「睡眠にも使わない」し、「読書にも使わない」し、「ドライブにも使わない」。
つまり、「【テレビを1時間見る】こと以外の全てのことに時間を使わない」と判断したことになる。



人は無意識のうちに安心領域へと流れてしまう(易きに流れてしまう)

安心領域からの脱出を妨げる3つの要因
1.周囲から受ける目に見えない圧力(周囲の人々の価値観やものの見方など)
2.自らが作ってしまう高い壁(置かれた環境、過去の失敗、自ら感じる限界など)
3.変化に対する恐れ(変化によって失敗するのはないかという考え)

これらを打ち破るような強い意志を持つことができれば、あなたは誰からもコントロールされることなく、自分の人生をコントロールしていくことができる



思いの窓
1.一人ひとりに「思いの窓」がある

2.一人ひとりに4つの基本的な欲求がある
2−1.生きる欲求
2−2.愛し愛される欲求
2−3.人によく思われる欲求
2−4.変化を味わう欲求

3.「思いの窓」には2.の基本的な欲求を映している

4.映しているものが間違っていると間違った方向に進んでしまう
例:短期的に快楽を求めてアルコールや麻薬に走る。しかし、長期的にはアルコールや麻薬によって廃人になる。短期的な快楽だけではなく、長期的な視野で欲求を満足させているのか、あるいは根本的な欲求は何であるのかを認識しなければならない

4−1.思いの窓に映っているものが正しいものであるのかを自問すべき質問
「あなたの行動の結果は、長期的に見てあなたの欲求を満足させるだろうか」



<影響力の武器> ロバート・B・チャルディーニ その2





昨日に引き続き、印象に残ったポイントは以下の通りです。


社会的証明の原理
社会的証拠に合致した行動をする方が、それと反対の行動をするよりも大抵の場合はうまくいく。
それを逆手に利用したテクニックが存在する。
例:数人の人が人通りのある路上で空を眺めると他の歩行者も空を眺めたくなる衝動に駆られてしまう



社会的証明の原理からの生じる傍観者の無関心 → 傍観者効果

傍観者効果:
自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさないという心理。
傍観者が多いほど、その効果は高い。

傍観者の無関心を回避するためには群衆の中から具体的な一人の人間にフォーカスすること



好意
身体的魅力がある人に対して我々は、才能、親切心、誠実さ、知性といった望ましい特徴を持っていると自動的に考えてしまう傾向がある。実際に選挙や判決にも影響を及ぼしている


好意を高めるためのテクニック1 類似性
我々は自分と似ている人を好む傾向がある。


好意を高めるためのテクニック2 お世辞
お世辞は人に好意を持ってもらうために有効な手段である。
特に最初は批判をしておいて後から称賛するとより好意を持ってもらえる


好意を高めるためのテクニック3 親近性・接触傾向
我々はよく知っているものに対して好意的な反応を示す。



連合の原理
好ましい、あるいは好ましくない出来事と事物を結び付けること。
例えば、広告宣伝において魅力的な若い女性を用いるのは、紹介している商品やサービスにその女性の好ましさを付加するためである。
しかし、若い女性の存在が自分の判断に影響を及ぼしているとはだれも考えていない。

またスポーツにおいて、人々が地元のチームや何らかの縁のあるチームを応援するのも連合の原理が働いている。



権威
権威者と認められた人からの情報はどのような行動をとるべきかを決定するための貴重な近道となるため、あまり考えずに服従してしまう。

権威は内容よりも姿形が重要である。
肩書きや服装、車などの装飾品で包み込み、そういった「マーク」で自己を飾ることによって他の人々からの承諾が得られやすくなる。



希少性の原理
手に入りにくくなるとその機会がより貴重なものに思えてくること。
希少性の原理が威力を持つ理由として、

1.どのくらい手に入りやすいかで質の良さを迅速に判断することができる(手に入りにくいほど、より良いものだと簡便的に判断してしまう)
2.手に入れる機会を失うことによって我々は自由を失ってしまう

ということが挙げられる。

希少性のパターン例:数量限定、時間の制限



既存の希少性と新たに生じることになった希少性
一時的であっても自由を与えてしまうことは、自由であることをまったく与えないことよりも危険である。
人々は希少であったものよりも、新たに手に入りにくくなったものを望ましいとみなす。
一時的であっても自由を与えてしまうことによって、手に入りにくくなったものを求めて人々から反抗を招くことになりうる。




現代の生活では簡便な意思決定を行なうことが多くなってきている。
そのために承諾誘導のプロは様々なテクニックを用いており、我々は簡便な反応によって利益を失わないように気をつけなければならない。



<影響力の武器> ロバート・B・チャルディーニ





良書としての高い評価を受けている一冊です。

影響力の武器とは「人間の自動的反応(人間の抵抗しがたい反応)」のことです
(本を読んで初めて影響力の武器というタイトルの謎が解けました)。

怪しい商法や宗教の勧誘などにひっかかる人の自動的反応が客観的にわかりやすく書かれています。
そしてそういった自動的反応はほとんどの人が抗うことができないこともよく書かれています。


「カモになるタイプの人間がいる、いない」ではなく、「自動的反応を理解しているか否か」によってその差が出てくることに気づかされました。

値段は高めの本ですが、非常に価値ある良書です。

2日にわたってご紹介します。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


「人間の自動的反応(人間の抵抗しがたい反応)」は時間や精神能力を使わずに済ませるための簡便反応であり、
実生活において役立つ、必要不可欠のものである。
しかしながら、欠点は愚かで高くつく間違いを犯しやすい。

「ステレオタイプ」や「判断のヒューリスティック」と呼ばれるものもこれと同じ簡便的に判断をする反応である。



影響力の武器
人に何か頼みごとをする時には理由を添えた方が成功しやすい。「○○なので」とつけるだけで(○○の内容にかかわらず)成功しやすくなる



影響力の武器(ステレオタイプ)
「専門家がそういうなら正しいに違いない」という権威に対して人は弱い



影響力の武器(ステレオタイプ)
「高いものは良いものだ」と判断してしまう



影響力の武器(コントラストの原理)
2番目に提示されたものが最初に提示されたものと大きく異なっている場合、
2番目に提示されたものが実際よりも大きく異なっていると感じてしまう。
例:最初に軽いものを持ち上げて、次に重いものを持ち上げると2番目のものをより重く感じる

洋品店では最初に高い商品を買わせる。そうすると次に提示する安い商品がより安く感じる。
結果的により多くのお金を使ってもらえる



好意の返報性
私たちを人間たらしめているものは「返報性」というシステムである
人々は好意を受けることによって知らぬ間に恩義を着させられてしまう
好意の返報性というシステムは他者から承諾を得ることにとても強い威力を持っている。
そのために布教活動やマーケティングテクニックとしても用いられている

好意の返報性と併せて使われるテクニックが「拒否したら譲歩」法である。
あらかじめ大きなお願いをし、それが拒否されたら本来のお願いをする。
そうすることで本来の目的を達成することにある効果が出ている


→ フット・イン・ザ・ドア・テクニック
最初は簡単な要求からスタートし、徐々に難しい要求をすることにより、希望する要求を飲んでもらうようにする。



一貫性の原理
人間はひとたび決定を下したり、ある立場を取ったりするとその決定や立場を正当化するように行動する。
この一貫性の原理はコミットメント(公言させること)によって発動する。
戦争における捕虜の教化プログラムにも組み込まれている(具体的には母国を非難する発言をさせる)

企業が行なう商品に関するコンテストが行なわれるのもいかにできるだけ多くの人に製品を支持させるためのテクニックである

人々も一貫性を失うことによって周囲から気まぐれな人、優柔不断な人というレッテルを貼られないように一貫性と保つように行動してしまう


→ ロー・ボール・テクニック
相手が要求をのむ提案をして、それに承諾したら次々とオプション(不利な条件)を提示していく方法。

<大前流 経済心理学> 大前研一






1,500兆円の個人金融資産が動き出せば、その経済効果が大きいということを訴えている一冊です。
またそれが動かないのは「不安心理」が原因であり、この「不安心理」を取り除けば日本経済がよりよくなると訴えています。


日本という大きな視点で物事を伝えているので、個人的に何ができるかといえば、マネープランニングなど自己防衛といったところでしょうか。

不安心理や世界と日本との意識の違いや環境の違いを教えてくれる一冊です。




印象に残ったポイントは以下の通りです。


従来の経済学が通用しない日本経済
1.高齢化によって個人に資金ニーズがない
2.企業・設備は最適地に立地される
3.世界中から最も良くて安いものが入ってくる
4.在庫しない。最も優れた在庫は現金である



日本では、輸出企業は世界との競争にさらされてきた。
しかし、それ以外の産業はほとんどすべてが保護されてきた。
ゆえにそういった遅れている産業の生産性を高めれば失業者は増えることになる。
また規制緩和すれば外資系企業に買収されたり、世界の最適地に移転することになり、さらに失業者は増えることになる。



日本は深刻な状態である
日本の資源は人間しかいない。労働人口がどんどん少なくなり高齢者ばかりになる



日本国債を保有しているのはほとんど日本人だけ。
貯金しているということは銀行を通して間接的に国債を買っているのと同じ。
それだけ日本人以外は手を出さないような代物である。



日本人の心理は、バブルの後遺症で、減らなければいいという心理が働いている



日本人は年齢を重ねるごとに金融資産が増え続け、平均3,500万円もの資産を抱えたままで亡くなっている。しかし、退職後の資金については実に10人に9人が老後に不安を抱えている



不安を持つ必要はない。
日本の高齢者は現実的には暮らしに困っていないのに、貯蓄や資産に対しては不安を感じている

政府は国民に「大丈夫」と思わせる経済政策を行なう必要がある
これまでの政策論争あるいはマスコミの報道は国民の心理を逆なでし、ますます不安をあおっている



これからの日本政府は国民から搾取し、国と地方の債務、隠れ年金債務のつじつまを合わせようとする

<「夢」実現脳の作り方> 苫米地英人





まったく同じことをやっているのに、見えるものが違う、成長曲線が違う、この違いが生じるのはなぜか?という謎を理論だてて教えてくれる一冊です。


あなたは成功するようにできているなどのサイコサイバネティクスに関する内容と類似しています。

耳触りは良いけれども「自己啓発」の本は何となく信じきれない、
そういった人には理路整然と内容を教えてくれるこの本はとても良い本だと感じると思います。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


人間のホメオスタシスは物理的なものだけでなく、脳内の情報空間でも働く
(ホメオスタシス:物体または生物システムが間断なく外的および内的環境の変化を受けながらも、
個体またはシステムとしての秩序を安定した状態に保つ働きをいう。恒常性)



ホメオスタシスだけではなく、人にはコンフォートゾーンがある

このコンフォートゾーンは人によってレベルが異なる
コンフォートゾーンから外れた時は、それが他者から見てよかろうと悪かろうと、コンフォートゾーンに戻ろうとする



人は自分にとって重要な物事しか見えない

コンフォートゾーンをズラすことができれば見えないものが見える



コンフォートゾーンをズラすために暫定的なゴールを一つ作る

ただし、そのゴールには期限を設けなければならない
そして目標と期限を設けた時に「現状がどうあるべきか」を想定する
その「あるべき現状」と現在の自分の姿は異なっているがそれでかまわない。
大切なことはそのギャップを認識することにある。
「あるべき現状」へとコンフォートゾーンをズラすことを考える

⇒「未来にこうあるためには今こうあるべきだ」と自己イメージを描き変えていくことが重要



この自己イメージとともに「臨場感」が重要

「ゴールそのもの」ではなく、
「ゴールに向かっていく自分の姿」のイメージに強い臨場感を持つようにする



(ハリウッド映画での)臨場感を与える方法
1.セックス、2.デス、3.ラウド・ノイズ



最終のゴールはやり方もわからないような途方もない「夢」と呼ばれるようなものであった方がよい
しかし、臨場感やイメージがわからない。
なので、先述した「あるべき現状」という途中の過程に臨場感を持っていく



夢自体を事細かに思い描くことが大切なのではなく、
夢を持ち、そこへ向かっていく自分に対してリアルな自己イメージを持つことが大切である



自分に高い自己評価を持ち、強い臨場感を維持できる人だけが高いレベルのゴールを達成することができる。勘違いして「自分にはできる」と思い込んでいる人くらいでちょうどいい

逆に謙遜するのはうわべだけのほうがよい。謙遜が癖になると自己評価を下げる方向に進んでしまう



自己評価を下げる人(ドリームキラー)の言葉に耳を傾けてはいけない



信念を作る3要素
1.言語(例:有能なビジネスマン)
2.イメージ(例:バリバリ仕事をやっている)
3.情動記憶(例:社長に褒められた)

マイナスの情動記憶が発生した時は言語の使い方を変える
何かに失敗したときは「自分が駄目だから失敗した」ではなく、
「おや、自分らしくない」という言葉を使う。自己イメージを下げてはいけない



人生の棚卸
1.自分の人生において満足していないこと、変えたいと思うことは何か?
2.満足しているもの、もっと増やしたいと思うことは何か?
3.何を心から楽しんでいるか?何を嫌っているか?
4.望み通りの人生を送れるとしたらどんな人生を選ぶか?
5.失敗しないという保証があったら何をやるか?
6.死ぬ前に経験したいこと、やり遂げたいことは何か?
7.自分の長所・短所は何か?



思考スピードを早くするトレーニング
レストランでの注文はメニューを1ページ1秒でめくっていき、全部見た後に1秒で決める

<話し方入門> ブランアン・トレーシー





「話し方入門」というタイトルですが、
「プレゼンテーション、セミナースピーチ入門」というタイトルの方がしっくりくる一冊です。

プレゼンやスピーチでの準備や心構えの仕方などが細かく具体的に書かれた一冊です。
プレゼンテーションやセミナースピーチをする必要のある方には参考になることが数多く書かれています。

なかなか用途の限られてしまう本ですが、知っておいても損することはない一冊です。


プレゼンテーションやセミナースピーチに特化している感じがしましたので、
そういった特定の要素はできるだけ除いて印象に残ったポイントをお伝えします。



スピーチに必要なアリストテレスの説得の3要素

1.ロゴス、論理

2.エトス、倫理

3.パトス、感情



スピーチに含まれるメラビアンのメッセージの3要素

1.言葉

2.口調

3.ボディランゲージ



話し方の技術を身につける方法は「話して、話して、話すこと」。
つまり、ひたすら練習を繰り返すことが必要である。練習なくして名演説はない



スピーチ準備の出発点は聞き手がどのような人なのかを知ることである
年齢層、性別、収入、学歴、職業、家族、テーマ、欲求など



話すときの恐怖を不安を克服するためのテクニック

1.言葉にして言い聞かせる
例:「私はできる!私はできる!」と独り言を言う

2.ありありと思い描く
例:冷静で自信にあふれた様子でスピーチをしている自分を思い描く

3.成功した気持ちになる
例:すでにスピーチをやり遂げ、拍手喝さいを受けている状況を想像する



感情が評価を歪める。あなたに好意や信頼を抱くほどあなたの商品やサービスをより高く評価する。
好意を持てば持つほど、あなたの言うことをポジティブに受け取ってくれる


<一日一話> 松下幸之助






故・松下幸之助さんの様々な著書からそのエッセンスを抽出した一冊です。
形式として、1つ1つの話が1ページにまとめられており、365日分の日めくりカレンダーのひとことのようになっています。

文章も短くて、読みやすい一冊です。


また巻末にテーマごとにページの索引がついているので読み返すのにも役に立ちます。
さらにそれぞれの話のもととなった著書の出典も明記されているので、そういった著書を探すのにも役に立ちます。


「トイレに置いてちょっとした時間で目を通す」というような隙間時間に読むのに適しています。
読書にあまり慣れていない人にはオススメしたい一冊です。


印象に残ったポイントは以下の通りです。抜粋してお伝えします。



人生を設計する:
毎日何気なく仕事をするのではなく、目標を自己設計する



まず好きになる:
「好きこそものの上手なれ」という言葉は商売についてもあてはまる



自己観照:
自省をし、自分というものをよく知ることであやまちを減らすことができる



最高責任者の孤独
組織の最高責任者は好むと好まざるとに関わらず孤独な立場になる
ゆえに声なき声に耳を傾ける謙虚さが求められる



誠実かつ熱心に日々の仕事に力強く取り組む
そういう態度が見る人の心に信頼を与える



健康管理も仕事のうち。特に大切なのは心の持ち方である



指導者は常に心を働かせなければならない。
休息やレジャーを楽しむのは良いが、まったく遊びに心を許してしまうようでは指導者として失格である



礼儀作法は社会生活における潤滑油である



好況時は経営の良否は吟味されないが、不況時には買い手に経営や経営者が吟味されるため明暗がでてくる。そのことを事業に携わる者は常に心にとめておかなければならない



「どうせ買うならこの人から」。
日々の仕事の態度が大きな差になって表れる。
お客さんからこのように思ってもらえるように誠意を持って熱心に仕事に取り組まなければならない



経営者の活動がはたから見て「気の毒な」と思うくらいにならなければいけない。
気の毒だという感じが起これば従業員が一致団結して働く雰囲気をつくることができる。
そうでなければ、経営者の活動の程度に応じて働く。煙草をくわえて「働け」と言っても人は働かない
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