2010年08月11日
<話し方入門> ブランアン・トレーシー
「話し方入門」というタイトルですが、
「プレゼンテーション、セミナースピーチ入門」というタイトルの方がしっくりくる一冊です。
プレゼンやスピーチでの準備や心構えの仕方などが細かく具体的に書かれた一冊です。
プレゼンテーションやセミナースピーチをする必要のある方には参考になることが数多く書かれています。
なかなか用途の限られてしまう本ですが、知っておいても損することはない一冊です。
プレゼンテーションやセミナースピーチに特化している感じがしましたので、
そういった特定の要素はできるだけ除いて印象に残ったポイントをお伝えします。
スピーチに必要なアリストテレスの説得の3要素
1.ロゴス、論理
2.エトス、倫理
3.パトス、感情
スピーチに含まれるメラビアンのメッセージの3要素
1.言葉
2.口調
3.ボディランゲージ
話し方の技術を身につける方法は「話して、話して、話すこと」。
つまり、ひたすら練習を繰り返すことが必要である。練習なくして名演説はない
スピーチ準備の出発点は聞き手がどのような人なのかを知ることである
年齢層、性別、収入、学歴、職業、家族、テーマ、欲求など
話すときの恐怖を不安を克服するためのテクニック
1.言葉にして言い聞かせる
例:「私はできる!私はできる!」と独り言を言う
2.ありありと思い描く
例:冷静で自信にあふれた様子でスピーチをしている自分を思い描く
3.成功した気持ちになる
例:すでにスピーチをやり遂げ、拍手喝さいを受けている状況を想像する
感情が評価を歪める。あなたに好意や信頼を抱くほどあなたの商品やサービスをより高く評価する。
好意を持てば持つほど、あなたの言うことをポジティブに受け取ってくれる
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