2011年02月08日
<感動を売る!「人とお金」が集まる仕事術> 中村伸一
著者は「地球探検隊」という旅行ツアーを販売していますが、
この旅行ツアーが普通のツアーではなく、トレックアメリカツアーという世界のバックパッカーたちとともに成長していくツアーを販売しています。
単なる観光ではなく、精神的なタフさを身につけさせてくれるアドベンチャーツアーという切り口であり、
珍しさ、差別化の切り口は非常に素晴らしいですが、その一方で認知度はそれほど高くありません。
そんな状況からメールマガジン、チラシ、ダイレクトメール、交流会などの思考錯誤のマーケティングによって、どのようにして会社を成長させてきたか、、、これが書かれた一冊です。
著者の苦労にまみれながらも生き生きとしている生き様に、羨ましささえ感じます。
ビジネスとしても、読み物としても、一人の自伝としても、色々な切り口から読むことができる一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
「感動を売れば必ず利益はついてくる」と信じている
「感動」という言葉はビジネスにおけるキーワードになると思っている
一生懸命と本気とは異なる
内発的動機がないと何をやっていてもやらされている感があり、義務感で行動しているのでは仲間から応援されることはない
頭で知ることよりも体でわかっていることが重要
知っていることと皮膚感覚でわかっていることには大きな差がある
おもしろいか、おもしろくないか、これが私の基準である(著者)
小さな目標でもいいから本当にしたいことを見つけてこれを片っ端から実現させる
そうすれば夢の方からあなたに近づいてくる
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