2011年02月17日
<働く女の「経験ゼロ」の仕事力> 良子ビューエル
この本で通信販売の商品にも卸売業者のような通販ベンダーがあること初めて知りました。
通信販売業者は小売業者であり、その商品を作っているメーカーがあるということは簡単にわかりますが、まさかそういった商品をあっせん・紹介する業者があることは知りもしませんでした。
そんな通販ベンダーですが、ヒット商品の確率は9万分の1ということで非常に厳しい世界になっています。そんな世界に飛び込むこととなった著者の仕事のスタイルが教訓とともに書かれている一冊です。
通販に興味がある人だけでなく、営業に興味がある人にも参考になります。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
銀行とのやり取りは経営の肝である。会社経営の8割は資金繰りである
とにかく行動あるのみ!
悩んでいても何も進まない。何か行動することによって何かが変わる
自分の「好き」を基準にすると目が曇る
仕事をするうえで無駄になるキャリアは何もない
知りたいことは知っていそうな人に聞く
インターネットで情報が入手しやすくなったが、玉石混交である
自分だけが知っている足で稼いだ情報に価値が出てくる
コネを使うと義理といった面倒を背負い込むことになる
十年一昔。昔のヒット商品も10年経てば新商品になる
商品の魅力は一点だけをアピールする
売り手はあれこれ説明したがるが、買い手は機能が簡単に理解できて迷わなくて済むものを好む
通販の極意は手品を見せて種明かしすること
最初から疑われているのが通販商品である。だからこそ種明かしをして疑いを晴らすことで商品に対する好奇心が生まれる
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