2011年01月20日
<ライブハックス!> 大橋悦夫
仕事術に関するノウハウが書かれている一冊です。
ですが、個人的には「体を壊してまで続ける価値のある仕事だろうか?」と著者が考えて新たな道を歩み始めたという点が、体を壊した経験のある自分にとって非常に引き込まれました(仕事術に関するノウハウというよりもマインドに関する記述の部分です)。
この本を含め、様々な本を通して、過去の私は「単に世間からもてはやされるために成功したい」という気分になっていたのではないか、と気付かされました。
本には書かれていない、個人的な解釈ですが、世間からの評価を(上げることを)気にしすぎていて、今まで自分自身の気持ちを無視し続けていたような状況を再考するきっかけとなった一冊でもあります。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
ワーク:現在あなたが抱えている再優先で取り組むべき課題を紙に箇条書きで書き出してください
このワークを5日間続ける
このワークの結果として、
1.書き出されなくなったことは単なる思いつきにすぎない事柄である
2.繰り返し書かれることは本当にやりたいことである
3.途中で書かれなくなったことはその課題が解決したことを意味する
4.ずっと書き出されている事柄は重要で優先すべき課題である
5.漠然としか書き出されていない事柄は具体性を欠いてはいるが、目指す目標や踏み出したい新たな一歩である
日記は将来の備えになる
4行日記を一週間続けてみる
4行日記の1行目.事実 :出来事を記入する
4行日記の2行目.気づき:出来事を通して気付いたことや反省したことを書く
4行日記の3行目.教訓 :その気付きから導き出されたことを教訓としてまとめる
4行日記の4行目.宣言 :その教訓を活かして、向上している自分の姿を描く
目先の利益ではなく、自分にとっての「本来あるべき姿」を目標とする
「本来あるべき姿」に照らしてすべきことを選択する
・本当に満足するための唯一の方法は、素晴らしいと思える仕事をすること(スティーブ・ジョブズ)
・素晴らしい仕事をする唯一の方法は、自分のする仕事を愛すること(スティーブ・ジョブズ)
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