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コンビニで買えるのはフランス革命のおかげ!? マカロンの歴史

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門外不出だったマカロンのレシピ

フランスを代表する洋菓子のひとつ、マカロン。今では日本でもコンビニエンスストアなどで手軽に買えるお菓子ですが、かつてフランスではマカロンのレシピは修道院の門外不出の秘伝とされ、一般的に知られていないものでした。それが、広く伝わるきっかけになったのが、1789年のフランス革命です。

そもそもマカロンはイタリアからフランスに伝わったお菓子です。その原型はイタリア・ヴェネチア発祥の古い伝統菓子のマカロ―ネ。これは「練った生地を切ったもの」という意味があり、パスタの一種である「マカロニ」の語源にもなりました。つまり、マカロンとマカロニはルーツが同じの親戚のような存在なのです。


伝統菓子「マカロ―ネ」は16世紀にイタリア・フレンツェの富豪貴族の娘カトリーヌ・ド・メディチがフランス国王アンリ二世に嫁いだときに、フランスに伝わりました。メディチ家伝来のマカロンは教会を通じてフランス各地の修道院へ伝わり、それぞれが独自のマカロンを作るようになっていきます。そして、当時とても高価だった砂糖を使ったマカロンのレシピはどこの修道院でも門外不出の秘伝とされました。

迫害から生き延びるためにマカロンを販売

1789年、フランス革命が起こります。革命議会によって教会は廃止され、聖職者たちの多くが投獄されて迫害を受けるようになりました。そんな中、フランス北東部ロレーヌ地方ナンシーの町でカトリーヌとエリザベートという2人の修道女は熱心な信者夫妻の家にひっそりとかくまわれていました。

2人は自分たちを助けてくれた信者夫妻に恩返しをするために門外不出だったマカロンのレシピを伝授し、共にマカロンを売って生計を立てることにしたのです。そして革命の嵐が過ぎ去った頃、ナンシーの町では修道女が作るマカロンが大評判になっていました。このマカロンは「マカロン・ド・ナンシー」と呼ばれ、この地の銘菓として現在まで伝わっています。


マカロンは後にパリのパティスリーによってさまざまなアレンジが加えられ、どんどんデザインや味にもバリエーションが増えてきました。日本で人気の色とりどりのカラフルなマカロンは、こちらの「マカロン・パリジャン」です。

そのルーツにはイタリアから続く伝統があり、大きな時代の変化によって一般にも食べられるようになったという歴史があります。そう考えると、コンビニで買ったマカロンもまた一味違うものになるかもしれないですね




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